黒澤明監督の「赤ひげ」を見ました。
いい。すごく良かった。
三船敏郎や各役者の迫力もさることながら、登場人物の目の輝き、
役者の視点に合わせたカメラアングル、始まるとすぐに引き込まれ
たストーリー展開。
全て素晴らしい。
「七人の侍」もすごかったけれど、これもとてもいい。
人間性、生きるとは?死とは?医療とは?実に様々なテーマが盛り
込まれていました。
死の瞬間を始めて目にする若い医師(加山雄三)の困惑したシーン
も良かった。
赤ひげ曰く、「人間にとって臨終ほど荘厳な瞬間はない。よく見ておけ。」
もちろん、荘厳でない死もあるかと思いますが、必死に生きて、必死に
戦って、天命を全うして向かえる死のことを、黒澤監督はそう表現した
ものと思います。
作中に印象的な台詞がありました。
「医術といっても情けない。患者の症状と経過はわかる、体力のある固体
には多少の助力も出来るが、それだけだ。」
私も同感です。
病を治すのは他でもない「患者」であり、医療従事者はその手助けをして
いるに過ぎない、と思っています。
(もちろん救急救命処置や手術は違いますが・・・。)
ましてや、病気を治してやる、なんて言えません。
病気と闘う患者さんのお手伝い、それが私の将来の仕事と思ってい
ます。
医療に従事する人間の「姿勢」が描かれている様でもありました。
クラスの子に「試験でお世話になったお礼」といってもらったもの
ですが、本当に楽しめましたし、勉強になりました。
とにかく、本当にいい映画でした。皆さんも是非ごらんあれ。
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いい。すごく良かった。
三船敏郎や各役者の迫力もさることながら、登場人物の目の輝き、
役者の視点に合わせたカメラアングル、始まるとすぐに引き込まれ
たストーリー展開。
全て素晴らしい。
「七人の侍」もすごかったけれど、これもとてもいい。
人間性、生きるとは?死とは?医療とは?実に様々なテーマが盛り
込まれていました。
死の瞬間を始めて目にする若い医師(加山雄三)の困惑したシーン
も良かった。
赤ひげ曰く、「人間にとって臨終ほど荘厳な瞬間はない。よく見ておけ。」
もちろん、荘厳でない死もあるかと思いますが、必死に生きて、必死に
戦って、天命を全うして向かえる死のことを、黒澤監督はそう表現した
ものと思います。
作中に印象的な台詞がありました。
「医術といっても情けない。患者の症状と経過はわかる、体力のある固体
には多少の助力も出来るが、それだけだ。」
私も同感です。
病を治すのは他でもない「患者」であり、医療従事者はその手助けをして
いるに過ぎない、と思っています。
(もちろん救急救命処置や手術は違いますが・・・。)
ましてや、病気を治してやる、なんて言えません。
病気と闘う患者さんのお手伝い、それが私の将来の仕事と思ってい
ます。
医療に従事する人間の「姿勢」が描かれている様でもありました。
クラスの子に「試験でお世話になったお礼」といってもらったもの
ですが、本当に楽しめましたし、勉強になりました。
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