息子とインフルエンザの予防接種に行ってきました。
ヨーロッパや東南アジアで猛威を振るう鳥インフルエンザ
がいつヒト型に変わるか解らない、なんて脅しを恐れての
予防接種です。
私も小児科で予防接種してもらいました。
ご存知でした?大人も小児科で注射してもらえるのです。
しかも、小児科医の注射は本当にプロ。
息子は痛みを感じる前に終わってました。
超早業です。
ちなみに、私の注射は痛かったです。
インフルエンザの予防接種は意味がない、なんて意見も
多いのですが、新年の初詣感覚で毎年予防接種しています。
ちなみに、ご存知とは思いますが、インフルエンザウイルス
は膜の表面に赤血球凝集素(Hemagglutinin)とノイラミニ
ダーゼ(Neuraminidase)の2種類の突起を有しており、 こ
の2種類の突起は、H、Nと略されています。また、核蛋白
複合体の抗原性の違いから、インフルエンザウイルスはA型、
B型、C型に分類されています。インフルエンザの予防は、
この突起とくにHに対する防御のための抗体を持っているか
どうかが鍵を握るらしい。
現在、ヒトの世界で流行しているのは、A/H1N1(ソ連)
型ウイルス、A/H3N2(香港)型ウイルス、B型ウイルス
の3種類で、最近(2001/02シーズン)ではA/H1N
2型ウイルスの流行も報告されていますが、 これらのウイルス
の違いで症状等に大きな違いはないといわれているそうです。
さて、私は無事予防接種も終わりましたが、息子は1ヵ月後にも
う一度接種します。
一回3千円かかりますから、息子だけで6千円、娘も入れると1万
2千円。嫁もいれると1万8千円!
なんと高価な初詣でしょう。
先日の朝日新聞に、インフルエンザに対する国の対応の遅さを批
判した記事がありました。
米国は鳥インフルエンザ対策のため、約8300億円投じる方針を明
らかにしています。それに対して、日本政府は今年度1億6千万円。
厚生労働省は昨年2500万人分のタミフルを備蓄する計画を立ち上
げましたが、そのうち2000万人分は民間医療機関や薬局を当てに
しているのです。
これが、国家備蓄?
しかも、標準5日分のタミフルが必要なのに、この見積もりは一人
3日分で計算されています。
大丈夫ですか??
厚生労働省は今年度12万人分のタミフルを備蓄するそうですが、
残りはどうするのでしょう?
実は、地方で440万人分用意しなければならないのです。
用意したくても、予算は?薬は?どこにあるのでしょうか?
SARSの時の幸運が、また続くとは思えません。
みなさん、予防接種をお薦めします。
ちなみに、その時の小児科の外来は、9割が予防接種でした。
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ヨーロッパや東南アジアで猛威を振るう鳥インフルエンザ
がいつヒト型に変わるか解らない、なんて脅しを恐れての
予防接種です。
私も小児科で予防接種してもらいました。
ご存知でした?大人も小児科で注射してもらえるのです。
しかも、小児科医の注射は本当にプロ。
息子は痛みを感じる前に終わってました。
超早業です。
ちなみに、私の注射は痛かったです。
インフルエンザの予防接種は意味がない、なんて意見も
多いのですが、新年の初詣感覚で毎年予防接種しています。
ちなみに、ご存知とは思いますが、インフルエンザウイルス
は膜の表面に赤血球凝集素(Hemagglutinin)とノイラミニ
ダーゼ(Neuraminidase)の2種類の突起を有しており、 こ
の2種類の突起は、H、Nと略されています。また、核蛋白
複合体の抗原性の違いから、インフルエンザウイルスはA型、
B型、C型に分類されています。インフルエンザの予防は、
この突起とくにHに対する防御のための抗体を持っているか
どうかが鍵を握るらしい。
現在、ヒトの世界で流行しているのは、A/H1N1(ソ連)
型ウイルス、A/H3N2(香港)型ウイルス、B型ウイルス
の3種類で、最近(2001/02シーズン)ではA/H1N
2型ウイルスの流行も報告されていますが、 これらのウイルス
の違いで症状等に大きな違いはないといわれているそうです。
さて、私は無事予防接種も終わりましたが、息子は1ヵ月後にも
う一度接種します。
一回3千円かかりますから、息子だけで6千円、娘も入れると1万
2千円。嫁もいれると1万8千円!
なんと高価な初詣でしょう。
先日の朝日新聞に、インフルエンザに対する国の対応の遅さを批
判した記事がありました。
米国は鳥インフルエンザ対策のため、約8300億円投じる方針を明
らかにしています。それに対して、日本政府は今年度1億6千万円。
厚生労働省は昨年2500万人分のタミフルを備蓄する計画を立ち上
げましたが、そのうち2000万人分は民間医療機関や薬局を当てに
しているのです。
これが、国家備蓄?
しかも、標準5日分のタミフルが必要なのに、この見積もりは一人
3日分で計算されています。
大丈夫ですか??
厚生労働省は今年度12万人分のタミフルを備蓄するそうですが、
残りはどうするのでしょう?
実は、地方で440万人分用意しなければならないのです。
用意したくても、予算は?薬は?どこにあるのでしょうか?
SARSの時の幸運が、また続くとは思えません。
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