久々の「読む」ウイスキー第2弾は、今最もノッている故人(笑)、竹鶴政孝の物語。
(画像は非売品版。やまやで竹鶴17yを買ったらこれが付いてきました。)
高校卒業後、摂津酒造の門を叩き、模造ウイスキーの製造に従事していた竹鶴。
持ち前の熱心さと勘の良さでたちまち周囲からの信頼を得ると、ある日、
摂津酒造社長の阿部喜兵衛から、スコットランドへのウイスキー留学を打診される。
異国での武者(騎士?)修行を終え、リタを伴って帰国した竹鶴を待ち受けていたのは、
経営不安による摂津酒造での本格ウイスキー製造計画の頓挫だった。
摂津酒造と袂を分かつことになった竹鶴に「あの男」が目をつける。
前回紹介した「やる夫がウヰスキーを造るようです」のベースはこの小説。
青年期の記述の割に、晩年の書かれ方がざっくりしているのがやや残念ではありますが、
「やる夫が~」に比べて竹鶴の身の周りの出来事を中心にスッキリ書かれています。
小難しい話は置いといて、とりあえず竹鶴氏がどんな生涯を送ったか知りたい方、
マッサンを見て国産ウイスキーの歴史に興味を持たれた方が最初に読むには適しているかと。
一読みでいける分量のため、ウイスキーをちびちびやりながら、いかがでしょうか?
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