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たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事,家族,後遺症・・・。感謝の日々を綴っています。

秋季大運動会は必要か?

2024-10-12 20:31:37 | お仕事

今年も無事に運動会が終わった。

コロナ禍が空けて久々に

来賓を招いて、

地域に解禁しての

本格的な運動会。

 

教員の

「働き方改革」「行事の見直し」が

問われている。

バタバタの1日を終えて

「運動会って、本当に必要なの?」

改めて自問してみることにした。

 

 

そもそも

歴史の長い学校では、

「秋季大運動会」と呼ばれることが多い。

私が初任だった頃には

「春の小運動会」が存在した。

徒競走と綱引きだけの

半日の「小運動会」だった。

 

今では

「小運動会」は無くなり

「大運動会」ですらも

天候等の関係で

春に運動会を行う学校も増えた。

既に

「秋の大運動会」の面影はない。

 

 

運動会を阻害する要因は…

「練習に時間数がかかる」=年間指導時数の制限がある

「天候に影響される」=延期が続いたら仕事も休めない

「お弁当作りが大変」=毎日は作り続けられない

「熱中症が心配」=熱中症アラートにビクビクする毎日

「ケガが心配」=種目がどんどん制限されている

「体育が苦手な児童もいる」=児童が苦手ならば親の応援意欲も半減

「教員の負担が大きい」=運動会への労力で残業が倍増

…数え出したらキリがない。

 

 

それでは、

運動会は無くすべきなのか?

それは、

「誰が残したいのか?」

それにかかっている。

 

運動会を続けたい人は…

「体育は大好き」=体育の時数が増えると児童が嬉しい

「我が子の笑顔が可愛い=我が子の努力や活躍を見たい保護者は多い

「地域が喜ぶ」=跡継ぎとしての子ども達が元気だと安心する

「県の目標に一致している」=地域とともにある学校づくりは県の教育振興基本計画の1つ

…つまり、

運動会を実施することは

学校の存在意義の

一翼なのである。

 

 

運動会の会場の隅では

卒業生同士が再開していた。

年度末に異動した職員が

現職員や教え子達、

そして、

保護者とも歓談していた。

 

学校があると

人が集まる。

「学校を核にした地域づくり」

運動会は、

人が集まるための

きっかけになっている。

 

 

 

…というわけで、

来賓の招待や

駐車場の準備は大変だけど、

続けるしかないかぁ……

 

 


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