たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事,家族,後遺症・・・。感謝の日々を綴っています。

鬼の居ぬ間に・・・

2005-11-16 22:10:31 | お仕事
放課後の職員室での会話。
学年主任「今日の○組は落ち着きがなかったわね。」
たろお 「担任の先生が出張でしたからね。」
学年主任「いつもだと,ガツンと叱られるから,
     今日は羽を伸ばしていたのでしょう。」
若い先生「そうなるのが怖くて,
     普段はギュッと締められないんですよね。」
たろお 「・・・・・。」(それは違う気が

まだまだ,
本校半年の新参者は口出ししませんでしたが,
普段のしつけ以上に,
‘自習時のシステム作り’が大切なんですよね。

私のクラスでは・・・
(1)「担任がいる時には,私が責任をとれるから。」と,
 ある程度羽を伸ばすことも認める。
(2)逆に,
 「担任がいない時の様子こそ,クラスの真価が問われる。」
 と,洗脳しておく。
(3)それでもダメならシステム発動!
  ①「無駄口」「立ち歩き」「ふざける」以上3点に該当した場合,
   代表の児童が黒板に氏名を書く。
  ②さらに続けるなら,1画ずつ「正」の字を書いていく。
  ③静かに自習をしていたら,1画ずつ消していく。
  ④代表児童が3点に該当した場合,
   他の児童がノートの隅に記録しておく。
  ⑤私が教室に戻ってから,弁明を聞く。
  ⑥正当な理由が認められなかった場合,
   「5分間×『正』の1画分」だけ,休み時間を取り上げる。

(注)信頼関係ができる前に休み時間を取り上げてしまうと,
   「俺たちの大切な時間に手を出すな!」と,
   暴動が起こります

最初はこんな状態でスタートしましたが,
今では,自習の補充に入ってくださった先生方からも,
「明るい」「お利口さん」「しつけられている学級」
と評判です
気持ちとルール。両面からのしつけが大切なんですよね 
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4 コメント

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素晴らしい (殿さま)
2005-11-17 14:37:51
完璧すね。

システム作りと信頼、ビジネスの世界でも全く同じです。

俺の周りにもシステムを作らず、信頼もせずに社員の文句ばっかり言ってる社長さんがいますわ。

そういう人は社長じゃなくて一社員と同じ器なんですよね。

学校なら生徒と同レベルな教員。

それを理解できない人は社長や教員に向いてないんです。

返信する
社長に向いてますか? (たろお)
2005-11-18 00:03:57
「社長=校長」だと考えると,

「教頭=部長」

「教務主任=課長」

「学年主任=係長」

・・・

担任は「班長」というところでしょうか?



それでも,それなりの「器」が必要ですよね
返信する
学校の (殿さま)
2005-11-18 16:25:47
学校の組織の役割はよくわかりませんが

社長=担任の先生

専務=委員長(生徒)

部長=グループ長(生徒)

社員=生徒

の方が説明がつくと思います。
返信する
そういえば・・・ (たろお)
2005-11-18 23:50:01
「学級王国」と言われる程でした。

担任は,一国の主ほどの存在なんですね。

自覚します,はい
返信する

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