もなの通院も5回目になりました
3回目、4回目とも貧血の数値は緩やかながら下がっていました
ステロイドを投与しているとはいえ、見た目には元気
ホントに病気なの?という程元気
先生曰く「貧血に体が慣れてきているのでは?」と言われていました
でも・・・ここ2~3日、少し元気がなくなってきたのかな?と感じていました
血液検査の結果
ヘマトクリット 前回 25% → 今回 18%
ヘモグロビン 前回 7.5g/dl → 今回 5.6g/dl
2週間であきらかに数値が下がっています
このままステロイドだけの治療では結果が出ないので、輸血と人免疫グロブリン製剤の投与をして
引き続き免疫抑制剤も投与して様子を見ましょう
と、先生から今後の治療方針を説明されました
人免疫グロブリン製剤…初めて聞きました
これは人間の血液から集めた免疫グロブリンを犬に注射するという方法で、
人免疫グロブリンには自分の免疫細胞に「目隠し」をするような作用があって
目隠しをされた免疫細胞は自分の赤血球を探せなくなるので、壊すのを止めるということらしいです。
もちろん副作用のリスクはあるものの、今現在のもなの状態では必要な治療であるとの説明もされました。
あともう一つの治療方法の輸血。
今回はきなこの血液が適合すれば、きなこの血液を輸血することになりました。
その為に、適合するかどうかの検査(クロスマッチ検査)をしてもらいました
結果・・・ 適合
きなこから100mlの血液が供血されました
今日、人免疫グロブリンを点滴で投与して、明日きなこからの血液を輸血するために
もなは入院となりました
どちらの治療もリスクはゼロではないものの、今のもなにとって必要な治療なので
元気に家に帰ってくることを信じて待っています。
もな、頑張れ 待ってるからね
人免疫グロブリンの効果は2~3ヶ月で、輸血の効果も一時的なものなので
免疫抑制剤と併用しながら今後の治療を決めていくことになりました。
人免疫グロブリンは1度しか使用できないので、これからは薬と輸血との併用になりそうです
免疫介在性貧血は決定的な治療がなくて、やっかいな病気だというのを改めて痛感しました
きなこは供血犬として感謝状をいただきました
さすがのきなこも、供血で疲れたようでボーっとしています
可愛いバンダナを巻かれてきたので「可愛いのつけてもらって良かったね~」と言ったら
先生から「首のところの毛を剃ったのでハゲ隠しです」とのお答え
見事に剃られちゃったね でも、もな姉ちゃんのために頑張ったね
お家に帰って、ご飯を待っている間にウトウトしていました
きなこ、ありがとう 今日はゆっくり休んでね
もな、みんな応援してくれてるから頑張って元気になろうね