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【映画館を見よう!】宮城県仙台市 桜井薬局セントラルホール

2016-04-15 08:48:15 | 映画館を見よう!

 南三陸から仙台に戻ってきて、もう一館 仙台市の映画館を訪れます。
桜井薬局セントラルホールです。
薬局のやっている映画館なんて他にないんじゃないでしょうか!
仙台駅西口を出てアーケード街を歩いていくと映画のポスターが貼られているのが見えてきます。
薬局入口横のエレベーターで三階へ。

   
  

 入口には券売機があります。
観たのはイラン映画「ボーダレス ぼくの船の国境線」。

国境線となっている川に浮かぶ廃船の中で少年は魚を捕ったり、貝でアクセサリーを作ったりして生活していた。
ある日、国境の反対側から銃を持った子供が現れ、船内にロープを張りこちら側に入ってくるなと主張しはじめる。

   

 そもそも国境なんていうのは人間が勝手に作り出した妄想だ。
地面に線は書かれていない。
その妄想を主張し合い人はいがみ合ったり、戦争したりする。
最終的には互いに言葉の通じない4人の登場人物が 船内に自分の国境線をひいて生活する。
だからこそ、(少年の努力もあるが)国境線を取り払うきっかけを作るのは、そんな妄想とは関係ない人物なんだろうなぁ。

 

 薬局の桜井さんや映画館の支配人さんたちにもお話を聞くことができました。
元々はここはセントラル劇場という映画館だったそうですが、一度閉館。
再開したものの赤字となり、現在の桜井薬局の経営となったそうです。

東日本大震災の時は揺れで映写機が壁まで動き、床にはその跡が残ったそうです。
あの時、映写機が倒れていたら、映画館続けていられなかっただろうという話でした。
正宗公の時代から地盤のしっかりした土地に街が作られているという事でした。

余震が続いていた時は映画の途中で出てきて、そのまま帰られるお客さんもいたそうです。
そういう事が無くなったのが日常が戻ったという事なんだという話が印象的でした。

劇場内の壁には映画監督や俳優さんのサインが書かれています。
まだまだ増えていきそうでしたよ。

仙台では駅前に大型のシネコンができる予定もあるとか。
シネコンで上映されるのは公開される映画の一部でしかないので、
それ以外の作品を提供していきたいと支配人さんが話していました。
仙台市民に愛される作品を上映していってほしいですね!

  

 


 

 せっかく仙台に来たのだしと、桜井薬局セントラルホールのかたに聞いた牛タン屋さんの一つへ。
こんなに肉厚で歯ごたえあって美味しい牛タンは初めてでしたよ!

   

せっかく仙台に来たのだしと、ずんだもちも食べました。 
和菓子屋さんの二階で ずんだスイーツセットです。

  

 ギャラリーdotで「タムタムと、めぐるトワル」展も見てきました。
トワルというのはオーダー服のデザインサンプルの事だそうです。
障害のあるかたがトワルに絵や模様を描いたものが展示されています。
どれも自由でいきいきとした展示でした。
実物以上に色彩を放っている写真家 中村紋子さんの写真も展示されていました。

エジプトの猫っぽい作品を購入してきました。

    
   

多夢多夢舎中山工房

 さて、ホテルで朝食を食べたら次の目的地へ出発です!

 

 

 


 

公式サイト

 



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