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「函館珈琲」「オーバー・フェンス」ロケ地巡り~その3~

2017-01-10 08:08:36 | 映画ロケ地巡り

 せっかくなのでロケ地巡りした「函館珈琲」と「オーバー・フェンス」をもう一度 北海道で観よう!と映画館へ向かいます。
まずは函館市電 五稜郭公園前で降りて「オーバー・フェンス」の上映しているシネマアイリスさんへ。
ロケ地巡りをしてきたためか、観るの2回目だからか、初回よりも沢山泣いてしまいました。

   
  

 「函館珈琲」は函館での上映が終了していたので、別の地へ移動します。
函館駅から特急スーパー北斗に乗ります。
車内でのご飯は棒二森屋の地下のハセガワストアで売っている やきとり弁当。
函館ワインが隠し味なんですよ!

   

苫小牧で降りてバスに乗り換えます。
時間があるので喫茶店ドンドンに入ってのんびりと苫小牧珈琲を楽しみました。

 
   

 高速バスで浦河まで移動し一泊します。
ホテルの宿から可愛い小さな三角の屋根が続く街並みが見えると浦河にやってきたなぁと実感します。

    

ホテル裏手の高台からの眺め。
風が強かったのですが海が綺麗です。

   

 図書館などのある浦河町総合文化会館の前の通りに”小さな町の小さな映画館”大黒座さんがあります。
「函館珈琲」を観るため館内に入ると…看板猫のちーたんがお出迎え。
とても人懐こいニャンコで膝の上に乗ってゴロゴロ喉を鳴らしてくれました。
大黒座さん、スクリーン前の幕が開いて、館内の照明が消え、
スクリーン上の照明だけになって、それも消えてから上映が始まります。
スクリーン上の照明だけ照らされる一瞬がとてもいいんですよね~。

   
   

 

映画を観終わって館内を見て回ります。
「函館珈琲」劇中で使われているピンホールカメラ写真のポストカードが売っていたので購入しました。
函館在住の写真家が撮られたもので、ご自身で浦河まで持ってきてくださったそうです。
監督のサインの入ったポスター・色紙やお手紙、今後上映予定の映画もまた来て観たい思う作品ばかりです。

   
    

 お昼ご飯は大黒座さん近くのサフランドールで洋食です。
ランチのチキンカツレツがなまらでかい!
お腹いっぱいになりました。

 
  

 大黒座さんへ戻って本日2回目の「函館珈琲」鑑賞。
ドキュメンタリー映画「旅する映写機」のパンフレットに映画館の方からサインをもらっているので、
館主さん夫妻にもサインをいただきました。
映画が終わってロビーに出てきたら ちーたんはお昼寝中でした。

  
 

函館映画を巡る北海道の旅、楽しかったです。
次はいつ来るかな~。


函館珈琲 


 函館の洋風アパート翡翠館、オーナーの時子が原石を磨く場所として若い人々を入居させていた。
入居予定だった先輩の替りに翡翠館を訪れた桧山英二は古本屋を開くという。
桧山はトンボ玉職人の一子、テディベア作家の相澤、ピンホールカメラ写真家の佐和と翡翠館で暮らし始める。


 オーバー・フェンス

 

 妻子と別れ故郷の函館で職業訓練校に通う白岩は路上で鳥の求愛ダンスをする女性 聡と出会う。
訓練校の同期に連れていかれたキャバクラで働いていた聡と再会した白岩、2人は惹かれ合っていくが・・・。


 

 


「函館珈琲」「オーバー・フェンス」ロケ地巡り~その2~

2017-01-08 23:25:03 | 映画ロケ地巡り

 「函館珈琲」「オーバー・フェンス」ロケ地巡りの続きです。

函館市電を大町で降りて海の方へ少し向かった先に「函館珈琲」の主な舞台となる翡翠館のロケ地 港の庵があります。
この外観!本当に素敵な建物です。
会員制のソシエダとして使われていて普段は中には入れないので外から見るだけ…。

    

 のはずなのですが、中に人がいて使っている様子だったのでノックしてみました。
ロケ地巡りに来たという話をしたところ、なんと中も見せてもらえることになりました。

 入口から入ったところは最後に出るお店のシーンそのままです。
階段から2階へ上がることもでき、そちらも見せてもらいました。

 

 2階には古い屏風やガスストーブなどが置かれていました。
現在の形で使うために窓側の枠などを修理して新しくしているそうです。

   

 1階に戻って入口の向かい側へ進むと函館珈琲で4人が住んでいたそれぞれの部屋に行けます。
途中の廊下も時子に桧山が案内されるシーンで出てきていましたね。

 正面が一子のガラス工房、その奥が相澤のテディベア工房、階段の上が佐和の部屋、手前側に桧山の使っていた蔵があります。

 

 桧山が古本屋として使っていた蔵。
先輩の椅子がないか探してしまいます。

   

 港の庵をでて海の方へ向かうと桧山と相澤が自転車に乗っていくシーンの道があります。
ここからあの見晴らしの良い高台までは結構距離がありそうです。

 函館市電に乗り青柳町で降ります。
そこからほどなくの場所にある函館公園こどものくにが「オーバー・フェンス」で蒼井優ちゃんが働いていた遊園地です。
残念ながら行った時は冬季休業中のようで遊具は動いていませんでした。

  

 函館公園には映画同様に小規模な動物園も併設されていてここもロケ地となっています。
ハクトウワシの白ちゃんもいるのですが、
冬季休業のためか防寒のためかブルーシートで覆われていました。
羽音と鳴き声だけ聞いてきました。
もしかして逃がそうとした人がいたからでしょうか(笑)

         

 函館市電を中央病院前を降りて少し脇道に入ったところが蒼井優ちゃんが働いているキャバクラの店前、オダジョーや松田翔太さんが出てきたシーンのロケ地です。
店内はシネマアイリスの隣にある絹・ライブイン(最寄り駅は函館市電 五稜郭公園前)で撮影されたそうですが、こちらは開店していなくて中は見れませんでした。

 

「函館珈琲」で3人が走った摩周丸前。
乗り物の時間があるから前までは行けなかったけど、撮影で使われたのは二枚目の写真の場所からだと思われます♪
朝市もロケで使われています。

   

 函館での宿泊は湯の川温泉。
晩御飯に塩ラーメンを食べ、朝ごはんをもりもり食べて出発です。

  

 

「そうだ!せっかくだからロケ地巡りをした映画を道内で観よう」
という事で、次回は映画を観に行きます。


函館珈琲 


 函館の洋風アパート翡翠館、オーナーの時子が原石を磨く場所として若い人々を入居させていた。
入居予定だった先輩の替りに翡翠館を訪れた桧山英二は古本屋を開くという。
桧山はトンボ玉職人の一子、テディベア作家の相澤、ピンホールカメラ写真家の佐和と翡翠館で暮らし始める。


 オーバー・フェンス

 

 妻子と別れ故郷の函館で職業訓練校に通う白岩は路上で鳥の求愛ダンスをする女性 聡と出会う。
訓練校の同期に連れていかれたキャバクラで働いていた聡と再会した白岩、2人は惹かれ合っていくが・・・。


 

 

 

 


「函館珈琲」「オーバー・フェンス」ロケ地巡り~その1~

2017-01-06 07:20:35 | 映画ロケ地巡り

 北海道新幹線に乗って北海道へ行ってきました。
目的は「函館珈琲」と「オーバー・フェンス」のロケ地巡りです。

  

 北海道新幹線の現在の終着駅 新函館北斗で降りて はこだてライナーで函館駅へ。

  

 函館駅から少し歩くと「函館珈琲」で佐和ちゃん行きつけのラーメン店のロケ地 星龍軒があります。行列のできる有名店なのだそうですが、この日は定休日でした。 
残念。塩ラーメン食べたかったなぁ。
路面電車に乗って次の目的地へ向かいます。

 

 函館市電 宝来町で降りて脇道に少し入ると佑鮨があります。
ここは「函館珈琲」で時子と一子がお寿司を食べていたお店です。
珍しいニシンのお寿司など、どれも美味しかったです。
大将から「夏樹陽子さんの女優オーラがすごかった」「片岡礼子さんからお礼状が届いた」「スタッフの方々がとても感じがよかった」などなどと撮影時の話を聞けました。
お二人のサイン色紙も見せてもらえましたよ。

  
  
 

 佑鮨の大将から隣の高島屋珈琲も撮影に使われていたと聞いて、そちらにもうかがってみました。
コーヒー屋…!?と思って店内に入ってビックリ
あがた森魚さんがマスターをしていたお店ではありませんか。
30種類ものコーヒー豆が並び、美味しいコーヒーも飲めるお店でした。

   

函館の歴史を感じさせる建物を眺めながら次の目的地へ。

  
 

 金森赤レンガ倉庫にある遊覧船Blemoonの乗場は「オーバー・フェンス」のロケ地です。
オダジョーが元妻の優香さんと遊覧船に乗って降りてくるシーンですね。
ロケ地巡りをした時期が12月だったので海にはクリスマスツリーが浮かんでいました。

   

「オーバー・フェンス」のロケ地巡りではここも外せません。
オダジョーと蒼井優ちゃんが自転車に乗って羽毛を飛ばすシーンのロケ地SEC本社ビル前です。
夜はオレンジ色のライトの灯りでとても幻想的なのだそうです。

海のダイニング shirokumaも「オーバー・フェンス」のロケ地です。
オダジョーが優香さんと待ち合わせをしていたお店です。
店内になまらでかいシロクマがいますが映画には写ってません。
写らないように撮影するの大変だったんじゃないかな~(^^;

 

次回は「函館珈琲」の翡翠館、そして「オーバー・フェンス」のハクトウワシに会いに行きますよ。


函館珈琲 


 函館の洋風アパート翡翠館、オーナーの時子が原石を磨く場所として若い人々を入居させていた。
入居予定だった先輩の替りに翡翠館を訪れた桧山英二は古本屋を開くという。
桧山はトンボ玉職人の一子、テディベア作家の相澤、ピンホールカメラ写真家の佐和と翡翠館で暮らし始める。


 オーバー・フェンス

 

 妻子と別れ故郷の函館で職業訓練校に通う白岩は路上で鳥の求愛ダンスをする女性 聡と出会う。
訓練校の同期に連れていかれたキャバクラで働いていた聡と再会した白岩、2人は惹かれ合っていくが・・・。


 

 

 

 


「秋の理由」ロケ地巡り

2017-01-02 00:05:16 | 映画ロケ地巡り

 

小さな出版社を経営している宮本は少女ミクと出会う。
ミクが愛読しているという「秋の理由」は宮本が編集したものだった。
宮本の親友で「秋の理由」の著者 村岡正夫は声が出なくなり、何年も新作を執筆できずにいた。
宮本はそんな村岡を待ちながら、村岡の妻 美咲に想いを寄せているのだった。 


 

2016年11月27日、 ニュー八王子シネマで「秋の理由」を観た後にロケ地巡りをしました。
JR国立駅で降りて秋の国立を散策します。

 こばやし食堂として登場していたお店はCAFE&BAR ELKさんです。
お店に入ったら偶然にもギターの生演奏をしていて、音楽を楽しみながら食事をしました。
店内は こばやし食堂そのままですが、ビアサーバーの取っ手が鹿の角になっていました。
ELKというのは鹿の種類なのだそうです。
お店の方に撮影当時の話を聞いたり、他のロケ地を教えてもらったりしました。
ここで福間監督のインタビュー動画も撮られたそうです。

   
   
   

 ELKから駅前の大きな通りに戻るとミクが自転車をこいで渡った交差点がありました。
ミク役の趣里さん、普段は自転車乗らないそうなので、あのシーンみると頑張っているなぁと思うんですよね。
映画を観た方はこのタバコ屋さんも印象に残りますよね。

   

 そのまま大通りを紅葉を眺めながら歩きます。
ミクが座って辺りを観察していそうなベンチがあったり、
青年が道行く人々に微笑みかけていそうな通りがあったりしましたよ。

  
  
  

 ミクと青年がベンチで座って話すお店はアンティークショップのCHANG's 31さん。
店内には人懐こい看板犬もいます。
店員さんが映画好きだったので、「秋の理由」を若い人にも観てもらって反応を聞いてみたいですねなどと
映画話で色々と話し込んでしまいました。
別のロケ地の場所や「おおかみこどもの雨と雪」のロケ地なども教えてもらいました。

  

 CHANG's 31さんから大通りを反対に渡って少し入ったところが
宮本と美咲が車の前で話すシーンで使われたロケ地です。
行った時は向かいの建物が工事中だったので、ロケ地だという話を聞いてないと見逃してしまったかもしれません。

 

 大通りを谷保駅近くまで進んだ谷保第一公園が、
正夫が子供を泣かせる公園の砂場のシーンのロケ地です。
あのシーンの子供の反応は絶対に演技ではなく本当に泣いていると何回見ても思います。

   
  

はじめて国立を散策してきましたが、落ち着いていて素敵な大人の街という印象を持ちました。
まだ何カ所か行ってみたいロケ地があるので、そのうちに訪れたいなと思っています。
皆さんも是非「秋の理由」を観た後、国立を歩いてみてください。


 秋の理由公式サイト


 

 


座敷わらしの宿 緑風荘&「カンパイ!世界が恋する日本酒」南部美人 探訪

2016-09-02 08:30:17 | 映画ロケ地巡り

今回の旅は座敷わらしの出るという宿 緑風荘に泊まりに行ってきました。
はたして見たら幸福になれるという座敷わらしに出会えるのでしょうか。

まずは新幹線はやぶさ&こまち で二戸へ。
さすが新幹線!はやいはやい!
盛岡までは仙台にしか止まらないのであっという間に着きますね~。

  

二戸駅で降りると早くも座敷わらし亀麿くんがお出迎え。
二戸駅の建物内にあるレストランで名物の ひっつみ汁定食と せんべい汁定食をいただきました。

  

 

二戸からは いわて銀河鉄道で金田一温泉へ。
ここに座敷わらしの宿があります。

   

金田一温泉駅には劇団四季のミュージカルで有名な「ユタとふしぎな仲間たち」のキャラクターが。
ここは「ユタ~」の作者 三浦哲郎さんゆかりの地でもあるのです。

  

  

 チェックインまで時間があるので近くを散策します。
庚申塚や三浦哲郎ゆかりの家、ブンペと湯の花の舞台のモデルとなった建物、
リンゴ園などなどがありました。
公園にも亀麿ちゃんの描かれている滑り台がありました。

    
   
   
     

今日の宿 緑風荘さんは座敷わらしの出る宿として全国的にも有名でしたが
一度火災で全焼し、今回リニューアルオープンしたばかりでした。 
緑風荘さんの隣には亀麿神社があり、
宿が火災にあった時に座敷わらしが避難してきた場所なのだそうです。
神社の絵馬には様々な願い事がかけられていました。

  

そして緑風荘さんにチェックイン。

座敷わらしは槐の間という部屋にでるそうです。
この部屋は24時間開放されているそうで、客間からいつでも来ることができます。

   
  
   

 座敷わらしがいると下の写真のようにオーブと呼ばれるキラキラ光るものが写るそうなのです。
座敷わらし出てきてくれるかな~!?

 

部屋に入ると不思議な事が…。
おまんじゅうが置かれてあったのです…ではなくて、
知らないうちに洗面台に着物の切れ端のような綿ぼこりが…。
これは座敷わらしのイタズラなのでしょうか!?

  

槐の間の木彫りの座敷わらし人形のところには泊まりに来た人が人形などを供えていきます。
(帰りの際に持ち帰ることになっています)
持っていったソックアニマルたちをお供えして座敷わらしと会えるようにお願いしておきました。

    
  

 温泉にはいってユッタリした後は夕食です。
お酒はやはり南部美人です。

   
   
   
 

 夕食後、槐の間で写真を撮ってみると、なんと・・・!
昼間撮った写真にはなかったオーブが次々と写真に写るのです!!
やはり槐の間に座敷わらしはいるようなのでした。
この後、部屋に戻って、部屋の中の写真を撮ってもオーブは写りました。
部屋にも座敷わらしが遊びに来ているのかもしれません。
この日、泊まったお客さんのなかには肉眼でオーブが見えたという人もいたそうです。

   

 自分もいれての写真も撮ってもらったのですが、こちらにもオーブが写っていました。
この写真をSNSにアップしたところ、「座敷わらしが見える」というコメントをもらいました。
私には座敷わらしは見えませんが、見える人には見えるのかもしれません。
座敷わらしが見えた人には幸せが訪れるかもしれませんよ♪

  

明け方の写真にはほとんどオーブは写りませんでした。

  
  
   

 朝ごはんを食べて二戸に戻ります。

 


二戸では九戸城をみてきました。
発掘調査なども行われていましたし、観光ボランティアさんからお話を聞くこともできました。

    
   

 お昼ご飯

 


二戸に行ったら寄らなくてはいけないのが南部美人です。
映画「カンパイ!世界が恋する日本酒」にも出てきた光景がみられます。
直売所では色々な種類のお酒が売られています。
自分用のお土産に美山錦を買ってきました。
冬場は酒蔵見学もできるそうですよ。

     

ドキュメンタリー映画「カンパイ!世界が恋する日本酒」 

日本酒の魅力を世界に伝えるジョン・ゴントナー、
海外含め情報発信に力を入れる岩手 南部美人の蔵元 久慈浩介、
木下酒造で初の外国人杜氏となったフイリップ・ハーパーを中心に
日本酒に魅せられた人々を追ったドキュメンタリー。

 

 

日本酒の作る過程は詳しく描かれませんが、蔵元たちの情熱が伝わる映画でした。
伝統を守るには 作る側は新しい物を取り入れたり変化を続けなければいけない。 

 日本国内だけではなく、世界各地でその土地で取れた米から日本酒を作るようになれば、さらに日本酒の世界も大きく広がるだろうという期待を持ちました。


 

おまけ。
二戸駅の展望台からの眺め。

   


<<リンク>>

緑風荘

カンパイ!世界が恋する日本酒