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チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

月命日~掘り当てた

2012年03月16日 | 最愛の夫を亡くして
ダーリンひでが旅立って、11か月目。

彼岸を前に、墓地の様子(雪の埋もれ具合)はどうだろうと、見に行ってみました。
12月中旬には、墓地へ通じる道路が除雪されておらず、途中に車を止めて、膝まで雪に埋もれながら歩いたのです。

行けるところまで行ってみようと、自動車で進んでみると、墓地までの道路も、さらに墓地の通路も除雪されていました。
ただし肝心の墓石には、私の頭の高さまで雪が積もったままで、ブロックごとに一つの雪の塊になっています。

でも、通路があるんだから、墓は自力で掘り出せるかもと家に戻って、雪かきウエアに着替え、スコップ持参で再びお墓に向かいました。

私たちの墓は、同じデザインの墓石が前後2列に並ぶ、後ろの列です。前列と後列は、墓石が重ならず互い違いになるように、ずらして配置されています。
前列の2つの墓石の間を掘り進めていけば、ダーリンが眠る墓が現れるはず。

このあたりと見当をつけて、真っ白な雪の壁にスコップを入れて、40センチほどの幅で垂直に雪を切り出していきました。切り出した雪は、通路や他の墓石に積むわけにいかないので、適当な空き地までせっせと運びます。
思ったより雪が多くて、途中「やっぱり止めようか」と後悔しながら作業を続けると…わずかな空間の正面にダーリンのお墓が!

位置をピタリと当てるなんて、自分でもびっくりしました。毎日2回、墓参りしてきた成果ですね。

思わず「ダーリン、会いたかった~」と、墓石をなでなで。
「明るくなってよかったね。外が見えるでしょ。暗くて寂しかったよね。」と。

かまくらの中に墓石があるような感じと言えば、イメージできるでしょうか。
墓石の幅ぎりぎりに雪を切り出しただけで、花を立てることも、焼香も無理なんですけどね。
それに、周りの雪が崩れてこないかという不安も…
もしかして「余計なことをして。」ってダーリンに思われているかな。

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (まきちゃん)
2012-03-24 12:59:13
こんにちは!

先生、随分逞しくなりましたね^^
私はとっても嬉しいです。

ダーリンのお墓の状態が目に浮かびます。

雪の中よりきっとかまくらの方が寒くないはず!

また毎日のデートが始まりますね^^

まだまだ寒い日が続きますので、風邪引かない様にね^^


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>まきちゃん (ターニャ(管理人))
2012-03-28 04:54:30
こんばんは、まきちゃん。

いつもありがとう。
泣き虫は相変わらずだけど、笑えるようになったよ。

逞しく…いやいや、はかなげな未亡人が目標なんで(笑

まきちゃんも、大事な家族のためにも、体を大切にね。
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