雨が降るとすることが無く、女房に何か面白そうな映画やってないか、と聞いてたまに映画を見に行くことがある。
先日風立ちぬの映画を見てきた、この映画は日本ではタバコがどうだこうだなどの喫煙の問題や、中国、韓国では零戦を作った人を美化して問題のアニメだ、などと色々騒がしいが、実際に映画を見てみると何でこんな事でグタグタ言う必要があるんだと思う。
私の感想は昭和の初めの車窓から見える景色やかまどなどの風景がが非常に良かった、実写では出ないイメージがアニメとして最高に表現されていてこれを見るだけで生まれた頃の思い出がよみがえり、大変に満足出来た。
映画の中で堀越二郎が使っていた計算尺を見て、 おおー 計算尺や、なつかしい、 学生時代に使ったなぁ、カーソルを動かして掛け算、割り算、平方根などあれで計算をしてたんだ。
あの頃の私が行っていた学校の学部での流行は10㎝ぐらいの小さな計算尺を胸のポケットに入れて計算尺の頭がが少し見えるのがカッコいいことになっていた。
先輩からはこの方法で女にもてもてになると何度も聞いていたので、電車の中で女子高生に見えるように胸を突き出して計算尺を見せていたが、一切 もてたためしがなかった。
今では計算尺の使い方は、全く覚えていない。