風来坊の忘備録

晴歩・雨読 日々の雑感 不定期便

光圀伝を 読む

2022-02-10 13:41:26 | 日記

 小雪で明けた今朝、やがて小雨となり 今、外はまたみぞれとなる

こんな空模様でなければ 読み通すことはなかった 本ではあるが

時間つぶしに 高踏的な内容の本を 筒井康隆氏の解説までも 丹念に読む

 

 作品は娯楽性を加味してか 宮本武蔵や沢庵和尚まで登場させ時代小説好きの

私を飽きさせないようにしてはいるのだ 勿論「黄門漫遊記」ほどではないが・・・。

ブログの短い紙面だ 内容に言及するのは避けようと思う

 

 巻末の筒井康隆氏の 解説文に引っかかる 

氏は 同じ作者の過去の作品を読返したいとの思いを 持ちながらも

「高齢による根気のなさと怠慢からまだ読んでいない」と告白している

 

 ここにも『高齢の壁』が 高名な作家の彼にして『壁』にぶち当たるとは

『根気と怠慢』私が高齢により失ってしまったものが ここに集約されている

 

 日常の買い出しさえも厭う我が心  根気よく降り続く小雪を眺めながら

すっかり怠慢になってしまった 我が心と身体を恨めしく思うのだ

       

 

 

 


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