列車に揺られて一人旅 まちなかのホテルに泊まって 夕食は安直に済ませ
翌朝 やどで軽く、コーヒーも飲んで コンビニで昼食を調達 バスにゆられ
なるべく人気のない寺院で、古色蒼然とした石仏と対面時をぼんやりと過ごす
それが 私の旅の定番
そんな私の頭をガツンとたたかれた感じ こんな旅もあったんだ いいなと
旅って出会いなんだな と、思わされた
原田マハ著 「さいはての彼女」を 一気読みする
原田マハの主要作品はかなり読んだ気がする 美術史がらみの作品が
私を魅了したきたが 今度の短編も素晴らしい これまで見てきた本から
観じた「ぞくぞく」感に変わって この本では「ほかほか」と温かい『風』が
読後感は『さわやか』の一言 何もつまらん感想を書き加える必要はない
いまさら新しい旅ではないが 人と人との間に吹くホンワカとした空気が
感じられる旅を 一人ではなく気の置けない仲間達と してみたくなる本だ
さいわい 旅仲間は 何人か周りにいる そんな仲間といっしょに・・・。
馬鹿な冗談に 笑い転げたり 酒を酌み交わしたり そして見知らぬ誰かに
話しかけ たわいのない話に時を忘れる そんな旅を。。。。
、