
草原で

ヒバリさんを見かけたら

なんだか ご機嫌ななめ…
どうしたの?

聞いてくれる?

そう言ってヒバリさんは
話を聞かせてくれました
誰も信じちゃくれないが
お天道さまは くわせ者
誰も信じちゃくれないが
あたしゃ あいつに金貸した

雲にかくれて 出て来ない
雨を降らせて 追い返す
雲雀風情に返すかと
知らぬ 存ぜぬ ふみたおす
だから ひゅるひゅる 空に昇っては
雲雀わめくよ 金返せ 金返せ

春は楽しい季節だってのに
あたしひとりが馬鹿をみる
谷山浩子さんが
代弁して歌を作ってくれたよ♪
ヒバリさんの不機嫌そうな
お顔を見ていたら
谷山浩子さんの 古いアルバム
「もうひとりのアリス」収録の
「雲雀」を思い出しました
これは柳田邦男さんの
「日本の昔話」(角川文庫より)の
「雲雀の金貸し」( 石川県) が
モチーフになっている旨
歌詞カードにありましたが
検索してみると 日本各地に
同様の昔話があるようです
★この紺色で色分けした部分が
歌の歌詞の抜粋です(^o^)/
(5月15日)
★この紺色で色分けした部分が
歌の歌詞の抜粋です(^o^)/
(5月15日)