こんばんわ。こんな隠蔽まみれの博物館、日本の汚点に自分の子供を逝かせるわけにはいかないでしょう。
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修学旅行に「タバコ」はありか？
（中略）
山下 ここには修学旅行生は来ますか？
岩崎 この時期にはたくさん来ますよ。
赤瀬川 それは、自由行動で？
岩崎 そうです。午前中に集中しています。
山下 どこから来るんですか？
岩崎 もうそれは、全国から来ます。開館して10年くらいは何十人という単位で連れ立ってというのが多かったですが、ここ数年は4、5人多くて10人くらいのグループですね。じっくり見学しているかというとちょっと……。みんな他に行きたいところがいろいろあるでしょう。とりあえず、ここに来たという証拠を残しに来る（笑）。
山下 朝一番でここに来て、それから原宿へ行ったり109へ行ったりするわけですね。
赤瀬川 我々「オトナの修学旅行生」は、1時間以上いましたけどねぇ（笑）。
岩崎 先生方もいろいろ考えて、ちゃんと見学して後でレポートにまとめなさいという宿題を出すらしいですが……。
山下 学校的にはどうなんでしょう。たばこと塩の博物館へ来るというのは。今の時代、教育的にたばこは……。そういう歴史を知るのにはいいんでしょうか。
岩崎 塩の展示もありますし、たばこも社会科見学として他の農作物などと同じ扱いで、テーマに選んでいるということだと思います。もちろん、喫煙と健康問題をとりあげて、たばこはどうして体に悪いんですか？という答えにくい質問が出たりもします（笑）。
山下 修学旅行の対象になっているけれども、本音としてはこの近隣のおしゃれスポットへの通過点なんですね。
赤瀬川 でも、ここの展示を見て面白がっている子供というのは、なかなか見どころがあると思いますよ。あ、これ懐かしいとかそういうのはないからねぇ（笑）。今は平均してどのくらい人が来るんですか？
岩崎 4階の展示の内容によっても違いますね。1日に250～300人、年間を通して8～9万人くらいです。
山下 美術の展覧会もよくやっていて、そういうときにはドンと人が入りますよ。
赤瀬川 どういう展示が多いんですか。
岩崎 浮世絵とか近世絵画が中心です。いまの展示のように、たばこのパッケージのデザインをきっかけとした企画展も。
山下 いわゆる近世初期風俗画については、本格的な企画展が何度も開催されてますね。そういう美術的な企画展をやりつつ教育普及的な展示もしていますね。
岩崎 ええ。実は、夏休みに小中学生を対象に塩の理科的な展示をするんですが、その時には1日に700～800人と一番多く入ります。
山下 自由研究需要ですね。夏休みの自由研究がね、親は一番困るんですよ。何をやっていいか分からないから、とりあえずこういうところに来て、学芸員の人にちょっと質問して、親がそれで自由研究を作っちゃうの。
2009年6月19日 日経ビジネスオンラインより
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私は「タバコと塩の博物館」に行ったことが無いのですが、やっぱりタバコの害についての展示はなさそうですね。あくまでも「タバコの文化について」の博物館だそうです。しかし、それに隠れて今まで多くの人がタバコの犠牲者になってきたという事実を残すのが博物館ではないでしょうか？「文化」だけではなく「真実」も展示すべきです。
大勢の子供も大人も来るという事はまだまだタバコの害について広まっていない証拠なのでしょうね。。。タバコの害について知っていれば子供でもこのような所は来ないでしょう。自分の子供にも修学旅行の自由行動ではこのような隠蔽博物館には行かせないようにします。しかし、タバコの害について知っていればその必要はないでしょうが。
しかしタバコの害についても展示し、塩とは別に切り離して、名前も「タバコの害の博物館」とするのなら修学旅行でも「あり」なのでしょうが、タバコの害を隠しているＪＴが管理している今では絶対に不可能なのでしょう。
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