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→♂♀←_no.02_2022:コール・オン・デューティー

2021-12-03 18:06:04 | 今月のお薦め_XX.20XX
コール・オン・デューティー_86_Ep.4アンダー・プレッシャー_第一章 安里アサト 電撃文庫



あの二人が会えるのか否か気になって、気になって。
恐らくというか、誰しもアニメ第二期のクライマックがその辺だろうと推測しますよね、
それは原作小説3巻のページ進行とシンクロしそうなものである。

ということは・・・・・・
ラノベ(電子版)の各巻の冒頭というのは試し読みが設けられていることが多いので
(街中ではなく)書店も開いてない深夜、4冊目の試し読みがないか原作HPへ向かう、つまみ食い読者であった。

つまみ食い的な読み方は褒められることではありませんがコメンタリー番組と総集編で二週分以上のストーリイの進捗が滞ったわけです。
もちろん、かっちょいいレギンレイヴのモデルやオイシイ箇所の濃縮の視聴を十分楽しめたので不平などない!?

それでも、ある瞬間に今ここに、二話分先まで知っている自分がいてもおかしくない状況を想像してしまう。
そもそも、原作からのファンの皆様は当然展開を知っているから秘密というわけではない。
新たに楽しむ側に加わった者としては、逆に動く映像と共にストーリイを追う
先行く方々ができない形で堪能するという特化のため、自らの意志で先を知ろうとしないだけ。

なら、大人しく待ってろってことになりますし、そのつもりだったんです。
でも、本屋を通れば原作小説が並んでいるわけで、置き方によっては表紙が見えちゃったりするわけです。
ネットのサイトも然りです。気付かないフリにも限界というか、じわじわ分かってきてしまうこと※もあるわけで
(※時間があれば、じわじわぶりも書くかも)
いよいよ、あの二人が会えるのか否か気になって、気になっての気になっては雪だるま式に大きくなる

そもそも、良い視聴者でないという事実に開き直りが生まれ、大人しく待つ必要なんてないという考えが頭を擡げる。
えーそうです、86ってタイトルを見て、車・走り屋の話かな?って思いましたし、
番宣などチラッと見る映像からレギオンという物体がうじゃうじゃ登場することを知り、
平成ガメラシリーズ好きの血も疼いた結果、見始めたような質の悪い視聴者なのです、私は。

ここまで読んでくださった方には心よりお礼申し上げます。
ネタバレな内容への到達確率を減らそうかなの気持ちが少しはあって
うだうだ言い訳的な言葉を並べた次第、ご理解いただけると幸いです。では晴れて、

ネタバレ注意報発令(対象者はアニメ18話辺りより先を知りたくない方など)

城塞跡に設けられた第八六独立機動打撃群の本拠である大きな基地。
何度も見た悪夢で目を覚ますレーナは客室で身支度、タイを締めたところでノックがした。
扉の向こうに昨日会って初めて顔が分かったシンがいる(から悪夢も見なくなろうと思える)。
声は二年前の半年間、何度も聞いた。この二年ずっと、密やかな支えだった。

ノックに対して、どうぞの意を発するとやや間があってから扉が開き、シンが顔を覗かせる。
声色通りな物静かな少年であるが過酷な戦場暮らしを示す精悍さもあるシンと滑走路へ。
伍長からトランクと猫のキャリーバックを受け取ろうとしたレーナの横から
シンが手を出して、二つとも持ってくれた。

一歩先を行く、頭半分高い位置にある横顔を堪えきれない笑みに唇を綻ばせるレーナ。
首からわずかに覗かせる赤い痕も目に入ってしまったり・・・・・・視線に気付くシン。
「いっ、いえ、」
見ているだけで嬉しいだなんて、・・・・・・いくらなんでも恥ずかしくてとても口にはできずに
頬を染めて目を伏せてしまったレーナ。

お互いの昇進、一瞬アネットの名も、猫の名前などについて話しながら、以前を知らないけど今のシンの表情は
二年前、言葉だけ交わしていた頃、今から思えば、脆く砕け落ちそうなほどにぴんと張りつめた何かを冷徹な声音の下に
隠していた頃より和らいだろうと思うレーナ。

程なく、執務室と居室のある第一隊舎に繋がる基地最大の格納庫に着く。
収められるべきフェルドレスは輸送機だったので、がらんどうでシャッターは開け放されたまま。
ガントリークレーンが複数配されて天井は高く、二階に相当する位置をぐるりとキャットウォークが取り巻いている。

怒るならおれだけにと急に告げ、速やかにはけるシン。がなられる胴間声。頭上から大量の水。
濡れ鼠のレーナの出来上がり、荷物を持ってくれた理由も分かった。
シンが曹長にいくつか確認をしてるとバスタオルを抱え現れたグレーテが一枚をレーナの頭にかぶせ、
広げたもう一枚で自ら拭きながらタオルの用意まではしていたシンに、もう少し気を回らせないと
せっかく会えたのに嫌われかねないと助言。

→♂♀←のランチタイム到達する前に力尽きました・・・けど、二人から醸し出されるええ雰囲気は伝わりますよね。
シンのピンチに出くわすライデンにフレデリカとクレナのお邪魔虫行動を阻止するアンジュとセオや誰かさんの「・・・・・・いきまひょう」、
その誰かさんの引き攣った顔へのリアクションなどなど束の間の休息でございます。
※力尽きた後や脚気の原因が不明な頃の軍(医)の様子とか書き足そうかなあ

それにしても、どの様な順番で味わっても満足できる出来の良さだった中、
アニメ#18→原作四巻冒頭→アニメ#19→原作三巻後半→アニメ#20, 21(→)#22, 23原作→原作一巻終盤(→※)
ってな具合で#12~23で会えるか否か分からないまま#18まで視聴し、総集編を観て、もう待てなくなり原作四巻冒頭に手を出すような鑑賞に至り、その後もそれぞれを堪能する感じになり、大賞受賞時から応援している方々のベストに勝るとも劣らん楽しみ方ができたなんて都合良く振り返ってます。
※ファイド→原作七巻

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