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馬のない顔

「酒と昼飯」の楽園
23年春になってアルコールとランチの記録にもどってきつつある。

人間魚雷出撃す/prime video

2020-08-22 | みる
日活の公式サイトにこうあった。

昭和27年7月初旬、すでに敗戦の色濃い頃、瀬戸内海の特別基地で若き“回天”特攻隊員たちは出撃に備えて連日猛特訓を行っていた。そして出撃を控えた彼らは故郷へと帰っていった。その中の一人、黒崎中尉(石原裕次郎)は、空襲で両親を失い、身寄りは兄だけになってしまった妹・洋子(芦川いづみ)と最後の別れを惜しむのだった…。

敗色濃い昭和27年7月初旬って大丈夫か。単に20年7月初旬の誤りのようだ。prime videoの解説は27年のままだ。

広島、長崎へ落す原爆をテニヤンへ運んで帰途につく重巡インディアナポリスを撃沈したのが、回天かとおもったら、それは魚雷だった。インディアナポリスと原爆のことは冒頭に描かれる。
インディアナポリスは対潜兵器は備えていない。

回天をのせた、日本海軍の潜水艦伊58号の戦果を伝える作品というより、特攻隊員や出撃をさせる艦長らの緊迫した生活を描く作品。 

故障つづきの回天。
「行かせください」とはいうが、勇んで出撃するわけではない。生きて帰還・上陸するわけにいかない。


インディアナポリスの艦長は軍法会議にかけられ有罪。責められて自殺。
その後名誉の回復は果たされる。
インディアナポリスについては、映画「パシフィック・ウォー(USS Indianapolis: Men of Courage/2016)」が取り上げているらしい。ウォッチリストに加えた。


特攻隊員募集の文書には、海軍大臣米内光政大将、次官井上成美中将、軍令部総長及川古志郎大将、次長伊藤整一中将らの捺印あったらしい。
阿川弘之の『米内光政』でどのように触れられているか、同書には回天の記載はない。版によってちがうかもしれないが、『新潮現代文学39  雲の墓標 米内光政』(ネットにあった)のPDFを検索した限りでは記載がない。「雲の墓標」には数カ所出てくる。


「眼下の敵」いらい潜水艦ものというだけでみたくなる。「シービュー号」なんてドラマもあった。
「海底二万哩」は父とみた数少ない映画のひとつだ。新宿の映画館だった。何度目かの公開のときだろう。潜水艦に魅せられたのは、こっちが先かもしれない。「眼下の敵」はテレビでみた。ブックオフで文庫本をみつけて買ったもののそのままだ。薄い本だ。
UFOの研究家で潜水艦にも詳しかったAさんは大酒呑みで楽しかったが、UFO・潜水艦の蘊蓄を大声で聞かされて閉口した。


日活。
★7/10
IMDb★ Coming Soon

アウトブレイク 感染拡大/EPIDEMIE(2020)/prime video

2020-07-24 | みる
エピソード10本を2日かけてみた。
エピソード1、2を以前見たときは、展開があまりに遅く感じられ放棄した。
フランス語ということもあるかもしれない。

ものものしい防護服などではなく、ストーリーでみせるドラマ。
映像や音で脅かさないし、やたらと叫んだり、駆けたりしなので、落ち着いてみられる。

インテリアをみていると彼我の違いは大きい。

★7
IMDb★7.3



▼タイトルが妙なことになっているが「アウトブレイク 感染拡大」






刑事モース~オックスフォード事件簿~ シーズン4 第4話 Case17 不吉な収穫祭/Gyao!

2020-07-19 | みる
土曜日の楽しみは「刑事モース~オックスフォード事件簿~」。
とうとうCase17になってしまった。
毎週土曜日更新。

オックスフォード――英国の風景、色彩がいい。

設定は1967年。

THE HANGED MANというパブ(?)が出てくる。片足で吊るされた逆さになった男の看板の意味がわからない。吊るされた男が呑み屋の看板になっているわけはなんだろう。このところドラマの最後にタロットカードが映される。今回は初めから。タロットカードにも類似の絵柄がある。意味を理解しておく必要はありそうだ。
今回は初めからタロットカードが出てくる。

モースにモレスキン(A6)風手帳をもたせているのが気になる。
シーズン3のころ(とおもう)はタテ開きのモレスキン風だった

モースのことばに「ビールは頭脳の栄養源」というのがある。
メモしてあるが、どの話の中かが残してない。
ulcerなどというメモがそばに記してあるから、ブライト警視正が倒れて入院したCase16だろうか。


追憶/The Way We Were (1973)/wowow

2020-07-18 | みる
バーブラ・ストライザンドの唄が流れてきたら、ウイスキーがのみたくなった。
大学のボートレース、フォアのシーンに「Misty water-colored memories of the way we were」と唄がかぶさると、切なくなってきた。

非米活動委員会、マッカーシズム、ハリウッド・テンを取り上げた映画としての印象も強い。 間接的にダルトン・トランボにも触れている。

4年前に映画「トランボ」をみている。
「ローマの休日」「スパルタカス」の脚本を書いているとメモしてある。ジョン・ウェインが戦争には行っていないとも。
酷い邦題(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」)がついていることをしった。


IMDbの投票を★8 (/10)としてあったが★10に改めた

ここで描かれているようなことはすべて過去のことになってしまった。
将来のことではなく。
The Way We Were。


IMDb ★7.1
★10



(▼lyrics.comから)
Memories light the corners of my mind 
Misty water-colored memories of the way we were
Scattered pictures of the smiles we left behind 
Smiles we gave to one another for the way we were

Can it be that it was all so simple then 
Or has time rewritten every line 
And if we had the chance to do it all again 
Just tell me, tell me, would we, would we? 
Could we, could we?

Memories may be beautiful and yet 
So many memories too painful to remember 
The way we were

Can it be that it was all so simple then 
Or has time rewritten every line (or has time rewritten) 
And if we had the chance to do it all again 
Tell me would we, would we? 
Ah could we, could we?

Memories may be beautiful and yet (may be beautiful and yet) 
Much too painful to remember 
We simply choose to forget 
So it's the laughter that we will remember (I know) 
Whenever we remember 
The way we were 
The way we were (I miss you baby) 
The way we were (oh I miss you so much baby) 
I miss the way we were 
The way we were



 




男鹿半島/門前仲町/吉田類の酒場放浪記#939/Tver

2020-02-09 | みる
たまには酒場放浪記。

「吉田類の酒場放浪記」第939回 2月3日放送分
門前仲町だったので視ることにした。

-門前仲町の〔男鹿半島〕
 -生ビール500円
 -おとおし300円
   -かにしんじょ
 -とんぶり500円
 -高清水900円
   -ミニ樽 秋田
 -寒鱈白子600円
 -お刺身1,600円
   -本まぐろ中トロ、ほたて、ぶり?、うに、えび
 -しゃっけぇドブロク一合450円 
   -大内乃里 会津
 -きりたんぽ鍋10,000円


溜め息。また視そう。

たそがれ清兵衛(2002)/prime video

2019-12-30 | みる
冒頭の葬儀のシーンとかラストの墓のシーンいらないというか、説明的というか。苦手だ。

おちゃらけもすぎる。

「たそがれ清兵衛」とはいってもタイトルが同じというだけ。
当然とはいえ、原作とはだいぶようすが異なる。


監督山田洋次。
原作藤沢周平。
配給松竹。


★★★★★★
IMDb★8.1 The Twilight Samurai


赤穂浪士 天の巻 地の巻(1956)/Prime Video

2019-12-14 | みる
製作・配給:東映、監督:松田定次。
原作:大佛次郎。
東映創立五周年記念作品。忠臣蔵映画としては初のカラー映画だそうだ。

色着き映画。色が気になる。

浅野内匠頭:東千代之介、大石内蔵助:市川右太衛門、吉良上野介:月形龍之介。

新しい作品ほどシンプルになっていくようだ。図式が透けてくるというべきか。

この映画を再生しながら寝た。観るわけではない。暗闇で横になって聞いていた。


IMDb★?
★6