毎月、第４日曜日の練習会はＬＳＤと決めているが、この時期は各地でレースがあるので集まりが悪い。先月も３人、今日も３人だった。走るコースを相談してお台場に向かった。南砂から明治通りを夢の島、新木場を経由して東京ビッグサイト、お台場海浜公園まで。風もなく、波打ち際にユリカモメが、たゆたっていた。ビルの向こうに意外な大きさで富士山が見えた。帰りは東雲、辰巳団地、潮見を経由して南砂まで。Ｋ崎さんの計測によると往復１８キロ。今日のような気持ちのよいランを経験すると、走るのは楽しいと思う。走ることは楽しいのか？ それが原点。
まともな雨傘がないので、傘を買おうと思った。家には５００円で買った傘しかない。石付きが壊れていたり、傘の骨が折れていたり、布が破れたりしている。傘の修理キットというのも、最近は見ないなあ。壊れ出すと、壊れた傘ばかりになってしまうのも不思議な気がする。七味唐辛子をもらうと、続けて七味唐辛子ばかりもらいだすような話だ。昨日は夕方から雨が降るというので、昼休みに神保町のキムラヤと富士スーパーに行ったが、ビニール傘しか売っていない。明大生協も同じだった。せっかく2千円まで出す気になっているのに。それで、今朝、出勤の途中、小川町の小さな履物屋に雨傘が下がっているのを見かけた。今日は傘を持っているので、この次、のぞいてみよう。
18日、半ば強引に誘われて江東区民駅伝に出場。夢の島競技場の周辺を5キロ走った。後楽クラブとしてＡ、Ｂ2チーム出場し、一般の部は31チーム中、堂々の2位。小生が出場した壮年の部は16チーム中、たぶん8位。3走で前のランナーからたすきを受け取るのに夢中で、ストップウォッチを押し忘れた。競技場を出てから気づいてボタンを押したので、自分のタイムは不明。たぶん25分51秒前後だと思う。2人抜いて、4人抜かれた。お腹まわりがたぷついていたよと、監督に叱責された。すみません、練習サボり気味です。1チーム3千円の出場料は安いし、たすきをつなぐというのは面白い。終わって反省会をはしご。
１１日の谷川真理ハーフマラソンは不本意だった。２時間４分１９秒で、昨年より３分も遅い。昨年暮れからの練習不足か、１５キロ過ぎてからペースダウンしてしまった。２時間を切れそうもないなという思いが頭をよぎった瞬間に後続のランナーに何人も抜かれた。そうすると５分台で走っていたのが、６分台どころか７分台になってしまう。気持ちが切れると、ずるずるいってしまう。収穫は幸魂大橋のあたりで北に秩父連山、西に富士山がくっきり見えたことか。レースが終わってから北柏のＮ氏宅で新年会。シャワーを借りてさっぱりしてから、フグとカニなべ、ビール、樽酒、ワイン。21キロ走った割には普通に飲めた。Ｎさん、ごちそうさまでした。
未来社のＰＲ誌『未来』1月号に「墨は活きている」というエッセイが載っている。全盲の著者が書道展に「書」を出品する話だ。著者の三宮さんは小学校4年生の時に筆で習字をした経験がある。紙にさわれないこと、自分の書いた文字が確かめられないことがトラウマになったと書いている。「書」という媒体を通じて何を伝えたいのか。そういう自問自答を経て、三宮さんは硯に向かう。墨を摺る。墨が水に溶けだして、質感をもっていく。墨の濃淡の違いが理解できるようになる。さらに、紙に向かう時は左手で距離を確認し、筆先が紙に触れる瞬間を測る。力と角度の加減を覚えていく。そうして書いただろう作品が写真で掲載されている。確かに、墨は活きているし、三宮さんの字には命を感じる。
昨日アップしたはずのブログがない。もう一度アップする前に、待てよと気になって一昨年の年明けのブログを確認する。すると、同じような内容のブログを書いていた。おまけに間宮林蔵の墓を発見したと得意そうな記述があった。昨日アップしそこねたブログにも同じことを書いていた。これはまずい。年寄りの繰り言のようになってきた。物忘れ外来を受診するか。老人力がついてきたと喜ぶべきか。事情を知らない人のために再録。「1日、3日と2回に分けて深川七福神ラン。1日は富岡八幡宮と冬木弁財天、3日は森下の深川神明宮をスタートして、深川稲荷、龍光院、円珠院、心行寺を回った。新大橋通り、清澄通り、葛西橋通りに囲まれるように七福神が点在している。走っていって、無料のスタンプだけ押してきたから、かかった費用は賽銭だけ。2日で20キロほど走った。円珠院から心行寺に行く道筋で間宮林蔵の墓があったので、ついでながら参拝した。1月11日の谷川真理ハーフで今年もスタート」。