駿河台の日常

明大界隈の出来事を中心に伝えます。

ブラシの木

2007-05-31 14:42:33 | Weblog
ブラシの木の花が見ごろと朝日新聞に出ていた。実はぼくのマンションにも、この木があるが、今年は花を見ていない。というのも、この3週間ほど喘息気味で、マンション周辺をジョギングしていないからだ。ジョギングして帰って来て、一息いれるあたりに、ブラシの木がある。ブラシの木のことは、このブログに書いたような気も駿河台。それはともかく、実物を見ればすぐに、なるほどと納得してくれるはずで、コップを洗うブラシのような赤い花が咲く。フトモモ科でユーカリと同じ種類。オーストラリアが原産。ユーカリオイルはお風呂に入れてもいいから、ブラシの木を一枝、入れてみようか。お風呂掃除もできていいかな。

地下室のトークショー

2007-05-30 10:02:33 | Weblog
昨夜、東京古書会館・地下ホールで開かれた「地下室のトークショー」に行った。27日から29日まで催された「地下室の古書展」でのイベント。「本屋の現在と未来を語る一夜」として、永江朗、往来堂書店・笈入建志、本の雑誌・杉江由次の3氏が街の本屋、ネット書店・新古書店との競合、本屋大賞ができるまでなどをトークした。ゲストの周りにぐるりと椅子を並べ、80人ほどが参加。壁に沿って今回の古書展の出品図書が並ぶ。ゲスト席の後ろも書棚。古書会館はコンクリート打ちっぱなしの建物で、何か秘密の集会に参加しているような雰囲気があった。この会館は普段、古書のセリを行っている。老朽化して5年ほど前にモダンなビルに建て直した際、業者以外の一般の人も入れるスペースを開放した。以来、こうしたトークショーやワークショップが開かれるようになった。一般の人に開かれた古書会館の運営が素晴らしいと思う。

美しき5月

2007-05-21 11:03:10 | Weblog
昨日、今日と東京は5月のさわやかな晴天が続いている。学校を出て会社勤めを始めた30数年前、となり合わせに座っていた先輩のNさんが語学の達人で、影響を受けてNHKの初級ドイツ語講座を聞いていた。番組には小塩隆(?)とドイツ人のミュンツァーさんが出ていた。「美しき5月」は、その時、番組でかかっていたハイネ作詞、シューマン作曲のドイツ・リートだったと思う。きれいな曲なので、今でも最初のフレーズだけ歌える。「Im wundescchon en Monat Mai」。無理やり、カタカナで書くと、イン・ブンデシューネン・モナ・マイ。歌詞は失恋の歌らしいが、長くつらい冬が終わり、木々が芽吹き、野山に一斉に花が咲く、そのような季節と人生の春の喜びを歌いあげた歌として聞こえた。5月になると、時々、このメロディを思い出し、思わず口ずさんでいることがある。

西夏文字

2007-05-11 10:30:05 | Weblog
全出版人大会で配られた風呂敷の今年のデザインは西夏文字。西夏は1032年から1227年にシルクロードに栄えた王国で、チンギス・ハーンによってほろぼされた。実際にはチンギス・ハーンは西夏攻略の遠征で死去したらしい。それはともかく、長い間、謎とされていた西夏文字を解読したのは京都大学の言語学者、西田龍雄だという。どうやって解読したのだろう。西夏文字はハングルを複雑化したようではあるし、画数は多いし、漢字の方がまだ簡単そうに思えてくる。写研だかモリサワがやっている漢字創作コンテストにでも出てきそうな字だ。

山北・大野山

2007-05-08 09:19:22 | Weblog
新宿から小田急、松田で御殿場線に乗り換え「山北」駅下車。新宿を8時に出て9時半過ぎにはもう「山北」にいた。駅前でトイレを利用したり、水を汲んだり、案内書でパンフレットをもらったりと愚図愚図して、10時過ぎ出発。標高723メートルの大野山山頂一帯は牧場になっていて、牛がすぐそばでのんびり草を食んでいる。Sちゃんはさっそく牧草やらハコベを牛に食べさせようと駆け回っていた。富士山は見えなかったが、眼下に丹沢湖。意外に山深い。オーストラリア・ワインを1本開けて、パンにチーズ、サラミソーセージをはさみ即席サンドイッチの昼食。お湯を沸かしてコーヒー。2時までのんびり過ごして、4時下山。「山峨」駅から「山北」まで戻り、町営温泉「さくらの湯」で汗を流した。ちょっとした露天風呂やサウナまであって、ビールを飲めないのが難点だが、400円は安い。帰路、新松田駅前の居酒屋で反省会。

マテ貝

2007-05-07 15:21:09 | Weblog
5月4日、葛西臨海公園「西なぎさ」の移動水族館を見学に行った。砂浜にテントを張って水槽に魚やカニを展示していた。体長1センチほどのカレイ、ボラ、ハゼの稚魚がいる。みんな、この水辺に生息している。水槽に濁った海水と二枚貝を入れてしばらくおくと、水が澄んでくる。生き物の浄化作用はすごい。「人工なぎさが出きる前は、この海もひどく汚れていましたが、20年でこんなに多くの生き物が住むようになりました」と水族館の人が説明していた。ところで、この日は中潮、正午ころが干潮で、海辺で潮干狩りを楽しむ人が大勢いた。砂を薄く削って穴を見つけると塩をかける。穴の底から潮を吹いたかと思うと、ニョロッと3センチも顔を出したのがマテ貝。そこをつまんで引きずり出す。上手な人は短時間でバケツ一杯分ぐらい採るようだ。刺身でも煮て食べてもいい。バターとしょうゆでさっといためるとビールのつまみになる。海からの贈り物。

昭和の日

2007-05-01 16:01:37 | Weblog
28日、29日、30日と3日間で合計27キロ走った。4月のランは79.1キロ。
ところで、4月29日はいつから「昭和の日」になったのか? たしか、天皇誕生日は「みどりの日」だったはずだ。その「みどりの日」は5月4日に移ってしまった? いつから変わったのかという話になって、調べてみると2005年に祝日法が改正されていた。3連休にするための法案だと思っていたら、いつの間にか、「昭和の日」もセットになっていたわけね。しかし、「昭和の日」という名前は変だ。「昭和天皇の日」の方がすっきりする。むしろ、一度「みどりの日」にしておいて、ほとぼりが冷めた頃、こっそり「昭和の日」にしてしまうというやり方が、気にいらない。