極私的お葬式

父の葬儀の話です

七回忌

2015-04-04 18:04:18 | 日記
2015年3月26日に七回忌法要をした。

参加者は私、女房、妹家族(妹、義弟と姪ふたり)、叔父、と母の8人。

寺でお経を上げてもらい、墓参り、会食で終わり。三回忌は4年前だ。
この4年で随分と変った。

母はアルツハイマー型認知症が進み、グループホームに入所している。
かなり中核症状が進行している。グループホームに入所して1年になるが、
この1年でも随分と進行した。排泄も怪しくなり、オムツの一歩手前の
尿取りパッドを付けている。私の顔もわからなくなった。ホームには
私が迎えに行ったが、「知らない人にどこかに連れて行かれる」という
ような不安げな表情をしていた。

三回忌の時も、「弱々しくなった」と感じた。その頃から認知症は
始まっていたのかもしれない。

私は転職した。勤め先の仕事にやりがいも感じられず、社風や会社の方針、
職場の雰囲気にも嫌悪感があったが、比較的給料がよいことや、転職への
不安もあり、嫌々勤務を続けていた。しかし、とうとう耐えられなくなり
23年間勤めた会社を休職、そして退職となった。

新しい仕事は給与面では以前と比べ、半分近くになったし、世間的には
偏見を恐れずに言えば「差別される」職種ではあるが、仕事自体は
性に合っている気がする。楽しく働くことができている。精神衛生上は
転職は今のところ成功と言える。

母のグループホーム入所に伴い、実家は空家になった。

おんぼろ実家の父母の家財、ガラクタをどう処分したらいいか、また、
実家そのものをどうしたらいいのか、というのが現在の私の悩みと言えば悩みである。

父が亡くなって6年、七回忌は父の亡くなった2009年5月2日と同様、快晴だった。


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