多摩川自然情報館解説員ブログ

調布市内の多摩川や緑地などの生き物や自然情報、多摩川自然情報館の生物やイベント情報を発信します。

産卵床作成

2020年06月24日 | さかな

午後からは少し晴れ間が見えてきましたね。

 

少し遅い気もしますが、今日はメダカの産卵床を作成してみました。

 

材料は極力天然素材を使用しました。

 

先ずはシュロから

他の解説員が形を整えてくれたシュロを使います。ペットボトルに巻き付けて形を整えます。

先端部分に結束バンドとワラので作った輪を取り付けます。

結束バンドの余分な部分を切り取りシュロ(ブーケ型)完成です!

こちらも同じ解説員が作成してくれていたので、ワラの輪をつけるだけです。シュロ(箒型)完成。

 

次はワラの産卵床

 

この道具にワラを巻き付けていきます。

結束バンドで結び付けて、両端を切りワラの輪をつけてワラ(ボンボン型)完成です!

違う形も作ってみました。

長めにワラを束ねて先端に結束バンドと輪を取り付けただけのものです。ワラ(箒型)完成!

 

早速いきものプールに設置してみましょう!!

メダカたちが集まってきましたよ!

 

人が近づいても産卵床で安心するのかあまり逃げ回りません。

 

いきものプールは食べ物が乏しいのか、メダカたちは必死にワラやシュロの周りについている有機物?を食べ始めました。

 

一番人気は・・・。

一番最初に紹介したシュロ(ブーケ型)の産卵床です。

 

写真でもわかるようにメダカを近距離で撮影しても逃げません。

 

情報館メダカはどの産卵床を気に入るでしょうか??

 

どの産卵床にたくさん卵を産み付けるか楽しみですね。

 

産卵を確認したら回収してメダカを増やしていきたいと思います。

 

産卵床づくり楽しかったです。

 

これから別の種類の天然素材でも産卵床を増やしていく予定です。

 

夏休み(短いかもしれませんが・・・。)の自由研究や趣味などに役立てていただければと思います!

 

いとう


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