多摩川自然情報館解説員ブログ

調布市内の多摩川や緑地などの生き物や自然情報、多摩川自然情報館の生物やイベント情報を発信します。

地球温暖化のせい?南方系のむしが増えてる?

2024年08月10日 | むし

今日は月別のイベントで蛾の帝王こと石川さんを中心に南方系のむしをとりにいきました!

地球温暖化の影響で気温が上がったせいで少しずつ南のほうに住んでいた生き物が関東でも見られるようになりました!

暑い中でも、みなさん頑張ってむしとりしていました!(^^)!

キマダラカメムシという南方系のカメムシのなかまで、九州の方から北へと進出してきています!

クサギカメムシに似ていますが、背中にある黄色の斑点がないこと口の形も違かったりします!

続いて子供たちが見つけてくれたアカマダラメイガという小さくて細長い蛾です!

ツトガのなかまで赤い模様と白いスジが入っているのが特徴!

さいごにナカグロクチバという蛾です!

はねの黒と白の模様が特徴的で幼虫はタデのなかまなどを食べるので河川敷などでよく見かける種類のひとつです!