目先、動きがあるのか？

　27日、「動くのは連休明けか？」と書いたら、月末にかけて株価は小幅の上昇を見せた。

　大震災・原発問題は依然、予断を許さぬ事態が続くが、株価のほうは意外に元気である。

　筆者の持ち株も、暴落時の手当て買いが効き、アドバンテストや三井海洋開発が買い平均値を上回ってきた。

　だから、暴落時は株を売るのではなく、買えばいいのである。むろん、筆者のようなやり方をすれば、との条件が付くが。

　長期足で見て歴史的に安い株を買い、下がれば、それを買い下がる。

　手持ちの銘柄が複数、貯まればなおよく、利食いできる銘柄を売って、やられた銘柄に手当てのナンピン買いを入れる。

　そもそも私のように二十数銘柄を持っていれば、常にどれかは、まぐれで、というか何かの間違いでというか、買い平均値を上回っているのである。

　昨年、株の専門誌にも記したが、資金力のない人はミニ株投資を利用して、複数の銘柄を買い貯めていけばいい。

　はじめのうちはバカバカしいかもしれないが、これを10年も続ければ、最強の投資家、とはいわないけれど、負けない投資家にはなれるのである。

（以上）