いうまでもなく、筆者の売買方針は、上がったものを売り、下がったものを買うだけである。
ただし、いい年になってきたためか、手持ちのなかに「コレクションとして残しておきたい」(ずっと持っていたい)という銘柄が出てきた。
たとえば、過去に何度も売ったり買ったりした(証券マン時代の客の売買も含めて)、帝国石油(現・国際石油開発帝石)や住友金属鉱山である。
これらは以前、数千株を持ち、その利食いによって、今の手持ちは「ただ同然」になっている。とりあえず配当も継続しているのだから、単にもう売りたくないのである。
また、株主優待がスグレモノのヱスビー食品や中央魚類、明治H、マルハニチロも、最低売買単位は持っていたい。ちなみに中央魚類は最近、買ったものだが、一昨年の優待はウナギの蒲焼、昨年はさつま揚げの詰め合わせであり、どちらも絶品であった(高配当にも注目!)。
ただし、株はやはり上がれば売りたくなるもので(売り惜しみしてはプロとは言えぬ)、今後、どう判断するかは自分でもわからない。
今後の方針として、一つだけ確信しているのは、銘柄をさらに増やすということである。なにを持っているのか忘れてしまうくらい、たくさん。
私の場合、これは決して、リスク分散を狙っているわけではない。
たくさん持っていると、常にいずれかの銘柄が、いいニュース・悪いニュースで株価が乱高下するから、泣いたり笑ったりできて単におもしろいのである。
上がるものは上がり、下がるものは下がるのが株なのである。
成り行き任せでいいではないか。どう転んでも……。
と、やや達観してきたのは年のせいか。
やはり、株の売買は、20代、30台の頃のほうが、ずっとずっと楽しかったような気がするのである。
(以上)
※今後の方針は、手持ち銘柄の種類を増やすこと! これだけっ!
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