たくぞうのブログ

趣味の文学、映画、音楽などについて書きます。

青臭く幼稚で純粋すぎる歌の数々

2022-12-15 19:27:55 | 短歌

萩原真一郎さんの歌をまた思い出して、よんでいた。

彼の歌はなんて幼稚なんだろう、なんて儚げで、純粋なんだろう。

余りに若過ぎて、余りに純粋過ぎた歌人。こんな歌人にはまだ僕はあったことがない。

詠もうとすると、少し小っ恥ずかしくなるような、そんな歌の数々でも、簡単に歌っているようでも、余りに多くの人生の模様がその歌の一節には広がっていると感じられる。

僕はそれを己の青春時代の感興と共に重ね合わせて、涙が溢れる。

それは今の時代に、僕を心から奮起させる。歌を通じて作家と出会う。それはまた僕ら自身であるような作家と。

どうして、彼はあのような歌を残してすぐに、あのような決断をしたのか。

彼と同じように、自転車と短歌とロックンロールを愛する若者として、僕も常に自分と対峙して己を超克できるように生きたいもので、その生きる術や結末がどうであろうとも、必ず、こうした歌は後世に残るものだと思いながら、僕も彼の跡を踏むでもなく、純粋に素直に生きていこうと思うのであった。


千葉雅也『現代思想入門』を読む

2022-12-10 21:58:37 | 映画

ようやく千葉雅也の『現代思想入門』を買った。前から欲しかった本である。
最近自分の中で、現代思想の波がきている。特にドゥルーズをまた読みかしたいと思っている。学生の頃に少し読んでそのままである。もう少し自分の生活の中から彼の哲学を捉えてみたいと思う。

それから、やはりレヴィナス、スピノザ、というユダヤ系の哲学者も最近また気になったいる。どこかでまたよむだろう。


新居、雑感

2022-12-08 11:57:42 | 日記

転職して半年ほど経った。なんとかやっています笑

全くの異業種だったので、当初は不安でしたら、今は少しは仕事にも慣れてきた感じはあります。まだまだ修行の身なので、勉強しないといけないことばかりですがー

 

五日前くらいに場所も京都の郊外に越してきまして、フルリモートで仕事しています。

学生時代に暮らしていたことから幾らか土地勘もありますが、まだまだ慣れないですね。

 

しかしやはり京都の街は好きです。自然もいいです。関西の人は気さくで接しやすいです(荷物を運んできたクロネコのお兄ちゃんがすごいいい人だった)。

 

新しい土地で暮らすと気持ちも新鮮になります。基本的に僕は田舎が好きなので、ここでも自然に近いところで暮らしていますが、いろんなインスピレーションを得られそうで嬉しいです。

 

また何かあれば更新します。できるだけ頻度を高めたいなぁ…。