ハルヒあらため第１９話

おおおおおおおおおおお！！
終わったーーーー！！
米田さんか！！
そして脚本は村元さんか！！

外れまくりでした！予想。
１０回でもなく、坂本さんでもなく、武本さんでもなく、そしてラスト脚本谷川さんでもなかった。

あああ、終わっちゃったか…。
なんか寂しいなあ…。

それでは、第１９話、エンドレスエイト最終回の感想です。

[晩ごはん何食べたい？]

何故、ループを抜け出すことができたのか？

原作を読んだ時にまず思ったのですが、それです。
や。それは「みんなで宿題をやったから」、なのですが。
しかし、古泉の語るところのように、「幼い頃から文武両道、宿題を負担だとは思わず、ましてみんなで分担することなどなかった」ハルヒと、みんなが一緒に（分担して）宿題をやったから………果たしてそれがループを抜け出せた、つまり「ハルヒが満足した」理由なのでしょうか。ほんとにそうなの？

原作を何回か読み直して、考えて、ぼくは「宿題」じゃなかったんだと思っています。そして、それはこの第１９回を観てもそう思う。
「花火」を入れてキョンに思い出させるのは、ほんと上手い！と思いましたが、でもそれより何より、ハルヒの表情がほんと素晴らしかった。
怒っていて、でも恥ずかしげで嬉しげで。

何故ループを抜け出せたか。
それは、キョンが「やりたいこと」を自分から提案したからなんだと思います。
ハルヒのやりたいことにただ従うのではなく、自分から提案したから。
みくるちゃんの「金魚すくい」以外、なかったんです。
「宿題」それ自体が大事なんじゃなく、キョンからの提案、それが決定的に大事なところだったのでしょう。
それは、つまり、「今日の晩ごはん何食べたい？」という問いに、「なんでもいい」と答えるのではなく、何かをちゃんと答えるということに相当するのだと、そう思うわけです。
それは料理のリクエストの具体名、それ自体が大事なわけでなく、あくまで「自分はこうしたい。～を食べたい」と。
その意思表明、それが大事なんだと思う次第なのです。

やー。それにしても、ラスト良かったですね。
キョンの台詞がほんと良かった。
アニメで何回も何回も繰り返したからこそだとぼくは思うのですが。
長門から見れば（そして視聴者から見れば）、キョンの台詞はほんと奇跡のような感じですよね。
長門を救ったよなー。そして視聴者もｗ


ああ。終わっちゃったんだなあ…エンドレスエイト。
なんか、すごく寂しい。
８回。２ヶ月間か…。
信者の方も、アンチの方も、ニュートラルの方も、お疲れ様でした。
そして、スタッフの皆様とくに原画・動画・背景・動検の皆様、そして声優の皆様、本当にお疲れ様でした。
ぼくとしてはエンドレスエイト、とても良かったと思いますし、ＤＶＤも買うよ？

というところで、それではー。