どんもー
インスタやFacebookを見てると、抜群のジャパニーズ年の瀬ムード。
餅つきとか恋しい。
大掃除とか恋しい。
あ、これはできるか。笑
アメリカはさぞかし大盛り上がりなんでしょ?
ニューイヤーズ・イブ?
とお思いかと思いますが、フォス家は年末年始通常通りののんびりモードなので年の瀬なんて何処吹く風です。
そんな年の瀬。
ジョジョ氏発熱でちょくちょく起きなさるので、母寝れず。
よって書きます。
こないだね、映画観てきたの。
Disney&Pixar「COCO」
邦題だと「リメンバー・ミー」
すごく良い!大人も楽しめる!
と激しく勧められて行ったんだけど。
うん!
すごく良かった!
★★★★★です、たきちゃん評価。
ネタバレはしません。
ご安心下さい。
家族愛・音楽・メキシコ文化
これがギュンギュンに詰まってて、本当感動と刺激で胸いっぱいです。
もともとメキシコの文化に興味があったから余計楽しかった。
好きでよく観るドラマ「アグリーベティ」
や、「ジェーン・ザ・ヴァージン」
でね、主人公がメキシコ系ファミリーで、その家族愛の凄さ、結束の強さが描かれてて。
盛るなぁ〜。
って思ってたんだけど、実際アメリカに来てメキシコ系の方々の生活ぶりに触れてみると。
あれ?ガチですか!
となったわけですよ。笑
どこへ行くにも大所帯。
電話でしょっちゅう家族と話してる。
音楽大好き。
ファミリーパーティ大好き。
あ、余談ですが、カリフォルニアの人口の約4割はメキシコ人を含むヒスパニック系の人たちなんですってよ。
実際住んでみると、もっと居るんじゃね?と思ってしまうほど。
すれ違って聞こえる言語がスパニッシュな率高いです。
だからね、美味しいメキシカンフードも溢れてます
タコスもブリトーも多種多様!
どれも美味い!
西海岸では本当にメキシカンフードがポピュラー。
「アメリカで美味しいものは?」
「もちろんメキシカンでしょー!」
というわけ分かんない状態です。笑
あ、これはまた別で書こう。止まらなくなる。笑
というわけで、もう身近過ぎるんですね。
メキシコ文化。
だから余計にこの映画は、こっちの人には馴染みやすくて人気が高いんだと思う。
メキシコ人の方々の視聴率も高いだろうし。
あらすじをちょっと書くと。
過去起こった事件がもとで音楽禁止になった家族で育った少年が、音楽家になる事を認めてもらおうとするんだけど、その為に出ようとしたコンテストの日が死者の日で、いろいろあって死者の国に迷い込むという話。
ざっくりし過ぎ?笑
あぁ、もっと話したい!書きたい!
けど観て欲しいから書かない!んー!!
ネタバレ回避で、ストーリーで登場する興味深いメキシカンなもの達をちょっと紹介。
この話にとっても重要なのが
死者の日 / Day of the Dead。
調べれば調べるほどその魅力にハマっちゃいました!
一言で言うと、
メキシコ版お盆なのね。
でも何が日本のお盆と違うって、もっぱら陽気なんですよ。
一年に一度祖先達を死者の国から迎え入れて、一緒に飲んで食って騒いで、また見送る。
死者の日はメキシコの休日で、11/1は子ども、11/2は大人の死者を迎え入れ、10/31の前夜祭を含めて3日間で行われるらしい。
オフレンダと呼ばれる祭壇に代々の亡くなった先祖たちの写真をこれでもかってくらい派手に飾り付けて祈り。
これ結構キーです、映画の。
お墓もここぞとばかりに綺麗に掃除して飾り付け。
音楽隊を連れて大盛り上がりでお墓参りするお家もあるらしい。笑
オレンジのマリーゴールドの花びらでそこらじゅう埋め尽くされ、どこもかしこもお洒落に着飾ったガイコツでいっぱい!
死者の日を象徴するのがカラベラ(Calavera)、そうこのガイコツ。
メキシコでは昔、先祖や、勝ち取った敵の骸骨を家の中に飾っていたんだって。その流れで骸骨がこんなに身近なのね。
チチカカとかでよく見るあのガイコツのルーツはここだったのね。知らなんだ。
死者の日当日は、みんなガイコツコスチュームで祭りやパレードに参加するんだって。
そしてもちろん音楽も。
んあぁ!!
楽しそ過ぎる!!
日本のお盆は、どこかしんみりと暗いイメージだけど、メキシコの死者の日は正反対でどんちゃん騒ぎ。
でもどちらの国も、死者を想い、敬い、おもてなしてまたお見送りをする。という点は共通してますね。
死んだご先祖もきっと、うぇ〜い♫とこんなにも喜んで楽しんでくれたら、毎年帰るのが楽しみで仕方ないだろうね。
せっかくアメリカに住んでいるので、いつか遊びに行ってみたいな。
映画「COCO」のおかげでまた世界がググッと広がりました♡
ちなみに、日本では「リメンバー・ミー」として2018年3月16日公開ですって。
是非観て欲しい!
いやぁ、映画って本当に素晴らしいものですね〜
サヨナラ サヨナラ サヨナラ!