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日記、日々の想い 

闇が、怖くなくなった頃

闇は怖かったよね
かみほとけは
知らないけど
魔物は、いそうだと
異次元の怪物みたいな
それが、闇に潜む
特に、底なし
夜の闇には、潜む
そんな風にも
思ってもいなかったけど
そんな風な妄想
どうせ、妄想と
侮りながら
漠然とした不安
ただ、おまえは
その不安を
物語りには、しなかった
作り話は、所詮嘘
魔物も、ましてや霊とか
かみやほとけもなく
魂もないおまえが
受け入れる筈もない
なんでもない、漠然
ただの闇は、漠然
何だか、背筋が寒い
そんなだったと思う
もちろん、それは変わった
いつかも、書いたかな
おまえは、闇に
包まれてはいなかった
むしろは、おまえが闇に
潜んでいた
いや、違う
おまえは、闇だと気づいた
何年かした、思春期
部屋の電気を
決して寝られなかった
そんなおまえの悟り
闇は、おまえだった
魔物は、おまえ
おまえは、夜の闇の
微かな光を呑み込む
おまえの闇の穴

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