
今年の夏ごろだったか、それよりも前だったか。
スーパーのシリアル売場で見つけたおもしろい商品。
その名も、“カレーグラ”。
カレー味のグラノーラだ。
以前、ホットミルクをかけて食べるというグラノーラに、
“コーンシチュー味”ってのがあって、ライスパフや押麦などの通常の具材に加え、
塩味の効いた粒コーンや皮付きポテト,輪切りインゲンに、ベーコンなんかが入っていて、
しっかりシチュー味は再現されていたけれど、それはそれは微妙な味だったのを覚えている。
そして今回発見したのが、カレー味のグラノーラときた。
パッケージには、美味しそうなバターチキンカレーの写真。
具材には、タマネギ,人参ときて、チキンまで入っている!
これはまた危険な匂いがする。
しかし、以前食べたコーンシチュー味と異なるのは、
ミルクをかけず、そのまま食べるということ。
パッケージにご丁寧に、“そのまま食べるグラノーラ!”と書かれてある。
そのまま食べるのならば、ふつうにスナック菓子のように美味しいかもしれない。
若干の不安はあったものの、購入して食べてみた。
袋を開けると、ふわっとカレーの香り。
カレーせんべいとか、カレー味のスナックを開けたときの香りそのもの。
袋からそのまま口に含んでみる。
サクサク香ばしい、おいしいスナック菓子だ。
スパイスもカレーの香りもそこまで強くなく、朝,出勤前に食べても問題ないレベル。
カレーの旨味のみならず、グラノーラ特有の甘みもある。
塩気と甘みが共存する、不思議な味でもある。
甘いカレーなんだけど、カレーの甘口ってわけでもなく、なんとも形容しがたい。
甘いグラノーラにカレーの風味を足したような、そんな感じ。
もちろん、通常のグラノーラのように、
ライ麦やオーツ麦,米粉パフなどのシリアルが入っているので、
単なるお菓子としてではなく、しっかりご飯としての栄養も取れる気がするし、
なによりもお腹にも溜まる。
具として入っているチキンやカボチャの種がいいアクセントになっている。
タマネギやニンジンも、ちょびっとしか入っていないけれど、
口に含むとそれぞれの味がはっきりと判って存在感がある。
結果、しっかりカレー味しているから感心してしまう。
上の白いものがタマネギ,その横の赤いのがニンジン。
かぼちゃの種は判るだろう。
一番下の大きなのがチキン。
全体の割合に対し、含有量はどれも少なめ。
夏に一度食べて衝撃を受けたものの、それっきりだった。
だが、また売られているのを見つけ、思わず買ってしまった。
小腹の空いた帰宅時に、一気に食べ切ってしまった。
ミルクが要らないぶん、気軽に食べてしまう。
おやつ感覚で、間食にこれを食べると危険。
人気があまりなかったのか?
夏頃には色んな店で売られているのを見かけたが、
ここに来て、めっきり見かけなくなってしまった。
カレー自体、夏のイメージなので、季節が変わって販売終了になってしまったとか?
けっこう美味しかったし、ミルクもヨーグルトも要らず、
袋から取り出してそのまま気軽に食べられるのが良かった。
今度見つけたら複数買っておこう。
カレーは美味い!