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酢もつ

2017-09-11 21:39:03 | グルメ

知られざる博多のソウルフード、酢もつ

豚や牛の臓モツを、サッと湯通ししたものを、ポン酢でいただくというシンプルな小鉢。

博多の居酒屋では、ごまさばと並んで定番のメニューでもある。

既に全国区となった博多の郷土料理、もつ鍋。

同じモツを使った料理ではあるが、酢もつはまだまだ知られていない。

ようやく博多から福岡全域に浸透した程度で、まだまだ他県では見られないと思う。

自分はこれが好きで、スーパーなどで見つけては、夕飯にプラス一品でよく食べる。

 

 

スーパーなどで販売されているものは、ほとんどが豚モツ。

牛モツのものは、価格が高い。

 

酢もつは、その食感とモツの深い味わいを楽しむもの。

なので、湯通しする時間や、カットする大きさを考慮しないと、

ただの茹でたモツになってしまう。

ゆで過ぎると、歯ごたえが損なわれ、浅すぎると生臭さが残る。

胃や腸、部位によっても、湯上げに絶妙なタイミングが求められる。

市販のものは、大抵、茹で過ぎ状態。

まあ、充分に加熱してないと販売できないという事情もあるだろうが。

 

 

自分の大好きな白センマイの酢モツ。

味はあっさりだけど、歯ごたえがたまらない。

 

居酒屋で注文したことはないが、店によって牛,豚様々で、使っている部位も様々らしい。

なかには鶏を出すところもあるらしく、その場合は鶏皮と砂肝だとか。

鶏皮のみを酢モツとして出すところもあるようだけど、それはどうかと思う。

まず、モツじゃないし。

多くは、ネギを散らして、ポン酢をかけている状態で出されるが、

ゆず胡椒や、もみじおろしとポン酢で食べられる店もある。

個人的に、もみじおろし&ポン酢は美味しいと思う。

 

ふつうのセンマイもサッと湯通しすれば、これこの通り。

小葱を散らして、美味しい酢モツのできあがり。

 

出張などで博多に来た際にこの酢もつを食べて、その味が忘れられないという人も多いようで、

ネットで調べると、そういった方たちが、作り方を調べたり訊いたりしているのが見かけられる。

なんのことはない、好きな部位を適当な大きさにカットして湯通しするだけ。

ごくごく簡単なんだけどね。

 

女優なのか歌手なのか、本業がよく判らない、

福岡出身の芸能人、西内まりあさんが、NHKの歌番組だったかで、

東京に来て困ったこと?みたいなのを発表していたのだが、

「酢もつがないこと」とフリップに書いていて、

食べたいのにどこのお店にも置いてない!と、不満を述べていたのを覚えている。

彼女は福岡市出身なので、幼少から馴染みのある料理だったのだろう。

 

 

これも残念ながら豚のモツ。

価格もそれ相応。

まずいわけじゃなく、これはこれで美味い。

 

自分はというと、子どもの頃は食べた記憶がなく、

広島からこっちに戻ってきてから初めて食べたと思う。

以来、頻繁に食べるようになって、今やすっかり定番のおかず。

しかし酢もつは本来、ごはんのおかずではなく、酒呑みのための おつまみ。

自分は晩酌しないけれど、こういったおつまみ系のものを好んで食べる。

いつかは博多の居酒屋で、本場の酢もつを味わってみたいものだ。

オフで夜の博多に行く機会なんて、そうそうないのよね・・・。

 

そうそう、広島のモツ料理といえば、“せんじ肉”。

これがワイルドで最高に美味い。

これもいつか、ここで紹介したいな。

 



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