よろず戯言

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夏祭り!屋台グルメパン

2022-08-13 13:40:41 | グルメ

 

仕事帰りに立ち寄ったコンビニ、ファミリーマート。

冷たい飲み物にアイスクリームに・・・。

小腹が空いていたので、何か菓子パンでも・・・。

パン売り場の最上段、カラフルでひときわ目を引く商品群。

ファミマベーカリーの期間限定商品、夏祭りの屋台みたいなパンシリーズ。

最初に目についたのが、そのなかの、“焼きもろこしみたいなパン”。

 

手に取って見る。

黄色いずんぐりとしたコッペパンのようなパン。

よく見ると表面に、とうもろこしの粒を再現したような凹凸。

ふーん・・・美味そうじゃない。

他のも見る。

りんご飴だと!?

 

それ以外にも、お好み焼きと、チョコバナナがあった。

お好み焼きのパンは、正直ありふれていて珍しくもない。

チョコバナナは縁日で食べた覚えがない。

というか、味の想像が容易に付く。

一気に全部食べることはできない。

初遭遇時は、焼きもろこしとりんご飴だけ買った。

 

運転しながら食べる。

個々の感想はこの後に書くが、まあチョイスが失敗だった。

特にりんご飴。

運転しながら食べるには最悪のパンだった。

いや、手に取った時点でそれに気付けよ!という話だが・・・。

 

ブログネタのため、後日4種をすべて購入し一気に食べる。

好評なようで、種類によって売切れの店があって、ファミマを二軒はしごした。

 

まずは、最初に見つけ、最初に食べた、焼きもろこし。

 

 

袋を開けると、なんとなくとうもろこしの香り。

カルビーの焼きもろこしとか、スナック菓子のあのプーンとした強めの匂いではなく、

ほんのりとした、甘めのとうもろこしの香り。

表面には、とうもろこしの粒々を模した格子状の凹凸模様が施された、黄色いクッキー生地。

ふつうのパンに、その黄色のクッキー生地が被せられている。

 

 

かぶりつく。

うーん、コレジャナイ感。

甘いメロンパンのとうもろこし味バージョンのような感じ。

確かにとうもろこしの味はすれど、形状だけを焼きとうもろこしっぽくされても・・・。

食べ進めると・・・。

中から、粒コーンが出てきた!

しかも醤油で風味付けされている!

これはまさしく焼きとうもろこしの味!

 

中に入っている粒コーン。

焼きとうもろこしっぽく、醤油の風味。

 

リベイクした方が、それっぽくなって一層美味しい。

 

ただ、悲しいかな・・・パンの大きさに対し、中のコーンが少なすぎる。

自分が食べたのも、中身が片側に寄っていて、食べ進めなきゃ出てこなかった。

コーン自体の味は良い。

醤油が効いていて、これが合わさると、焼きとうもろこし感が一気にアップした。

純粋にとうもろこしを食べたきゃ、ファミマベーカリーで通常販売されている、

ぎっしりコーンパンの方がいいかも。

 

次いで、チョコバナナみたいなパン。

正直、ありふれたような想像できる味。

あんまり屋台でみないし、みても買わないであろうチョコバナナ。

美味しくないわけはないのだろうが、そこまで食指が動かなかった商品。

ブログネタのために購入して食べた。

 

 

まず自分の部屋の暑さに耐えられなかった。

開封してがっかりする。

パンの片側にかけられた、チョコレート、その上のカラースプレー。

どろっと溶けて、なんともいえない見てくれに・・・。

クーラーの効いた部屋じゃなきゃ、このパンのかわいい見てくれは保てない。

 

無残に溶けてしまった、チョコレートとカラースプレー。

 

バナナを模した、ずんぐりとした三日月型のパン。

こちらも表面をぐるっと、黄色の柔らかいクッキー生地がパンを包んでいる。

チョコレートを含んだ甘い香りが食欲をそそる。

チョコが溶けて見た目は残念なことになっているけれど・・・。

 

 

期待していなかったので、溶けた部分から一気にかぶりつく。

美味いやん!

ほんのりバナナ風味のパンに、追いかけてくるビターな香りのチョコレート。

そしてパンの中から、優しいバナナクリームの三重奏!

期待していなかったぶん、思いがけないこの美味しさに感激。

しっかり味わって食べるべき商品。

クーラーの効いた部屋で、表面のチョコレートが溶けないように。

冷たい牛乳を添えて。

 

中にはバナナクリーム。

実はバナナ果汁入り!

 

次いで、期待していなかったもうひとつの商品。

お好み焼き。

 

 

お好み焼き風味のパンは山ほど販売されている。

正直、期待外れのものばかりで、ここ最近は新商品を見つけても買うことはない。

お好み焼きパンの至高は、

セブンイレブンで販売している、もちもちお好み焼きパンだと思っている。

あれは、パンというよりもはや総菜かもしれないが・・・。

 

 

パンは丸いブリオッシュタイプの形状。

表面にかつお節と青のり、そして鼻腔をくすぐるお好みソースの香り。

マヨネーズもかけられている。

まあ、ありふれた見た目とトッピングだ。

お好み焼きを名乗る及第点には達していると思う。

そのまま食べず、リベイクして食べることに。

 

リベイク後。

 

美味いやんっ!

中がもちもち・・・本物のお好み焼きの生地のよう。

中身を確認すると、焼きそば麺が出てきた。

こいつが、もちもちの正体か?

食べれば食べるほど、もちもちでお好み焼きの生地感。

上部と側面はパンなんだけど、中身は本当のお好み焼きだ。

リベイクしたからなのか、常温でもこの食感が楽しめるのかは判らない。

 

中から焼きそば麺。

紅ショウガやキャベツも入っていたようだが、気付かなかった。

 

チョコバナナ同様、チョイスから外したお好み焼きだったが、

いやはや、こっちが正解だったとは。

わしは商品の見る目がない。

・・・というか、ファーストインブレッションがハズレを引く。

 

そして・・・ラストはりんご飴。

最初に一目惚れして期待して買ったりんご飴。

だけどがっかりして、言いたいことが山ほどあるりんご飴。

 

 

見た目のインパクトはシリーズ随一に違いない。

ツヤツヤ真っ赤の丸いパン。

青いパッケージに、この鮮やかな赤色が映える。

 

しかもりんご飴ときた。

焼きとうもろこしやお好み焼き、チョコバナナなんて、

正直今までもあったようなフレーバーだ。

だが、りんご飴なんて記憶にはない。

 

お祭り屋台で自分は何が一番好きかって、

焼きとうもろこしでも、イカ焼きでも、焼きそばでも、わたあめでもなく、

ダントツでりんご飴。

割りばしに突き刺さったリンゴ。

食紅たっぷりで体に悪そうな、真っ赤なテラテラした飴にくるまれた、あれ。

 

固い外殻の飴をガリガリかじり、

ひび割れたそこから食べ進め、やがて中のリンゴに到達し、

その酸っぱさが、甘い飴を食べ続けていた舌を中和してくれる。

この絶妙なバランスがりんご飴最大の魅力。

 

小さい頃、あのりんごが大きくて大きくて。

口の周りをベタベタにして真っ赤にして、

しまいにゃ食べきれる前に、割りばしからりんごが外れて地べたに落っことしてしまい、

お母んに叱られながら、わんわん泣いた思い出も。

 

今じゃアルプス乙女とか、ちびっこいりんごでしか売ってなくて、

それでも500円オーバーとかして、もう気軽に買える屋台グルメじゃなくなってしまった。

あの頃食べた、でっかいりんごのりんご飴をまた食べたい・・・。

 

そのくらい、りんご飴を渇望していたところに出会ったこの菓子パン。

袋から出す。

え、カップ付き?

蒸しパンのように紙皿付きで姿を現した。

これは運転しながら食べづらい!

 

紙皿に赤色が浸食するくらい、着色料たっぷり!

・・・と思ったら、紙皿の外側が赤色で、

浸食部分は単に濡れて外側の色が透けただけのよう。

 

幸い、蒸しパンのようにパン生地に貼り付いているわけじゃなく、

すっと外すことができたのだが、表面にコートされたゼリー状のジャムが、

手についてべたつくこと、べたつくこと!

これは運転中に食べるなんてできやしない。

 

開封して取り出してしまったもんはしょうがない。

手指とハンドルをベタベタにしながら、一気にほうばった。

・・・。

コレジャナイ感がハンパない。

 

表面はリンゴジャム。

手に取ると間違いなくベタ付くので、

紙皿に入ったままの状態で、フォークなんかで食べた方がいいかも。

 

パリっとしたものを期待していが、ドロッとしたものだった。

 

りんご飴のような、硬い飴のコーティングを期待していた。

あそこまで分厚く硬くなくてもいい。

銀チョコのチョココーティングくらいの、パリっと感は欲しかった。

なのに、ベタっとしたジャムコーティングときた。

まずこれでりんご飴感ゼロ。

 

ふわっとしたパン。

ベタつく表面のリンゴジャムに苦戦しながら食べる。

中には、シロップ漬けされたダイスカットされたリンゴ果肉。

甘くて、ちょいシャキシャキ感の残る、程よい歯応え。

“りんご飴みたいな”という装飾さえなければ、

このリンゴ果肉を評価できただろうが、りんご飴とくれば話は別。

もっと酸っぱいままにせんかい!・・・となってしまう。

 

中にはシロップ漬けされたリンゴ果肉。

 

一番最初に見て惚れた、りんご飴。

個人的に、これが一番ハズレだった。

こんなのりんご飴じゃない。

見た目だけならば、まありんご飴っぽいと言えなくもないけれど。

りんご飴“みたいな”となっているのだから、妥協すべきか。

 

りんご飴を愛してやまないので、りんご飴だけ辛口批評になってしまった。

他サイトでこういう商品の紹介記事は、商品を褒めちぎるのばかり。

なかには栄養士とかフードコーディネーターとか、

“コンビニマイスター”なんてのを名乗ってる、まとめサイトっぽいのまで、

こういう商品を褒めちぎって薦めまくる。

いや、あんたらなんでもかんでも受け容れられるのかね?っていつも疑問に思う。

解せん。

・・・紹介料とかを企業からもろてるのかね?

 

まあ、おもしろい商品なので、どれも一度食べてみる価値はあると思う。

お好み焼きとチョコバナナはオススメ。

どれもひとつ138円(税込)と良心的な価格。

だからこそ、価格を抑えた まずまずの再現度なのかもしれない。

4つ同時に食べると総摂取カロリー量がすごいことになるので、やめよう。

そう考えると、お祭り屋台で食べまくるのは危険なんだな・・・。

 

お祭り屋台で食べ歩きはほどほどに・・・。

 

 

※後日また食べた際に確認したら、青のりじゃなくて、ドライパセリだった。

 なぜにパセリ?

 



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