4日目(3/17)最終日
朝、早起きホテルの周囲を散策、まだまだ雪が多く残っており寒い。
間近に、真っ白に化粧した常念岳を眺め、〇十年前まだ若かりし頃北アルプスに
登山に来ていた頃を懐かしく思い出しながら歩く。 ただその頃どこをどう通ったのか
全然記憶がない。
朝食はレストランでのバイキング・・これが前夜とは違い、なかなか美味しい!
やはり洋食にすべきだったと、改めてまた後悔・・
特に印象に残ったのは、牛乳をベースに自分で作る「手作りヨヘグルト」・・これは美味しかった。二杯も戴く。
お天気は朝から雲ひとつないすっきりとした青空、また風もなく暖かい。心も思わず弾む。
今日は市内めぐりのため、朝はゆっくり10時ホテル出発、昨日と同じタクシーが迎えに来る。
常念岳登山道を途中まで、上に向かって走る。 常念岳が一番よく見えるスポットで下車、写真を撮る。
途中、林の中から多くの猿の歓迎を受ける。そう云えば朝の散歩時、雪の上に動物の足跡らしきものが観られた。
確か、夜は危険だから外に出ないようにと、ホテルの方が云っておられた。
続いて市内へ向け、どんどん下りて行く。途中、NHK朝ドラ「おひさま」のロケ地となった「あずみの公園」に立ち寄る。
なんとなくドラマの舞台となった雰囲気を感じる光景だが、現在整備中で柵がしてあり、外から眺めるだけ・・・
更に近くにある「大庄屋、山口家」の屋敷を外から眺め、昨日見た「本陣等々力家」に匹敵する立派なお屋敷、
安曇野にはこう云った古いお屋敷が多くみられる。 当県で云えば萩市のような町かも・・?
次に、どこだかわからないが、街角に立つかなり大きい「色道祖神」を見る。前の畑で働いている年配ご夫婦が「どこから来られたか?」と
話かけてこられた。 信州に住む方々は、みな人柄が純粋で親切な人ばかりのような気がする。
綺麗に色がついているが、これはいずれも小学生が好きなように塗るのだそうだ!
ここを後に、穂高神社にお詣り、近くの碌山美術館に行くが、時間の都合上、レンガ造りの古式豊かな建物を外から眺めるだけにする。
さて、次はまゆみ先生もお奨めの「わさびの伊比商店」に行く。これからはお土産タイム・・・・
試食をさせてもらいながら、あれこれ買い求める。 ここのお店も歴史を感ずる老舗のようで、店の前には道祖神が祀ってある。
店舗の造りも古風な旧家である。
次は今回の最後となる「蔵久」に向かう。その途中、北アルピスの眺望が最高と云うスポットに案内される。
ここは、観光タクシーならではのスポットだそうで、狭い農道の中ほど周りは畑ばかり遮るものは何もない、まさに素晴らしい眺望だ。
幸いこの時期滅多にない好天とあって、蝶ケ岳、常念岳、大天井岳、燕岳等の北アルピスに続いて遠くは白馬まで見ることが出来、
感動した。今でもその時の光景を思い出す(残念ながらスマホではその感動は表現出来ない)
さてさて、とうとう最後の「蔵久」に到着・・ここで観光タクシーとおさらば・・親切な運転士に何度もお礼を言いお別れする。
ここも、昔「造り酒屋」だったそうで、広大な土地に大きな門構えのある古式豊かなお屋敷で、とても「花林糖」で有名なお店とは思われない。
内部も、いろいろな花林糖を売っているコーナー、お蕎麦が食べられる広い和室、オープンテラスのあるカフェー、奥にはギャラリーがある。
聞くところによれば、ここで映画「犬神家の一族」が撮影されたとの由、また国の有形文化財に登録されているようです。
ここで、電車の時間までゆっくりしょうと云うことで、まずはお昼のおそばを庭の見える和室で戴く。
その際、別注で頼んだ自家製の「お豆腐」に、特製の金山寺味噌を混ぜて食べるのだが、これが素晴らしく美味しい。また食べたい!
(余談だが、今回お蕎麦を三度食べたが、どこも盛りが多く、こちら山口の「大もり」程度の量がある。やはりそば処だからか・・・?)
ここでは、「かりんとう」の揚げたてが食べられる。珍しい・・コーヒーについて出てくるし試食も出来る。 また、いろいろな味付けがある。
「かりんとう」のお土産を大量?に買い込み宅配で送ってもらう。
3時過ぎ、タクシーで大糸線「豊科駅」に向かう。松本、名古屋経由新山口へと帰路につく。
今回の旅行、お天気にも恵まれ予定通り終わることが出来たことは、まゆみ先生はじめ多くの方々のお蔭で感謝、感謝です。
また、多くの方々との出会いもあり、忘れることの出来ない思い出多い楽しい旅となりました。 ホントに有難うございました。
飯山、野沢温泉、木島平など必ず、また来ようとお互い話ながら、そのためにはいつまでも元気で居ようねと・・・・
まずはボケないよう、足腰が弱らないよう、趣味を持って教育(今日行くところ)と教養(今日,用がある)を実践、努力しょうと思う
今日この頃・・・これは山口在住の「飯山菜の花大使」のひとりごと!
駄文、駄作の写真に長々とお付き合いさせてしまいましたこと、お詫び申し上げ旅行記を終わります。 (完)