Essen&Trinken

リカーショップミツヤは常時180種程度のドイツワインとこだわりの自然派マキコレワインをそろえたお店です。

ブラインドテイスティング勉強会

2010年06月29日 | その他
 
今回でなんと8回目を迎えたブラインドテイスティング会です。
前回の記事アップは第5回・・・随分とサボってました・・・
記録することで復習にもなるのですが、これではダメダメです・・・反省!!

白が4アイテムと赤が3アイテムの合計7アイテムを楽しみました。
メンバーのお一人が飲み比べに2本持ってきてくださって、
産地・造り手・年代・品種など「何が同じで何が違っているか?」
を比較できるように専用用紙までご用意下さいました!
ありがとうございます~(^^)

私などは皆さんの会話を聞きつつ、「なるほど~!」と頷いたり「そうか~!!」と納得したり。
皆がそれぞれのレベルに応じてこの会を充分に楽しんでいて
ますます充実&楽しい会になっているなぁと実感しております!
皆さんありがとうございます♪


<今回のワイン>
・Sauvignon Blanc 2008 / Ata Rangi / New Zealand Martinborough
オイリーでナシなど木なりフルーツ。第一印象はリースリングかソーヴィニヨンブラン。アタランギは以前のピノノアールに続き登場です。美味しい!
・Sauvignon Blanc 2001 / Staete Landt / New Zealand Marlborough
酵母、果実はあるが突出したものはなし。レモンカードのような味わい。ロワールの自然派かと思い込むとそれにしか思えない・・・トホホ(- -;)
・Verdicchio di Matelica 2007 / Colle Stefano / Italy Marche
・Verdicchio di Castelli di Jesi Classico 2007 / Moncaro / Italy Marche
コッリステファノはクリーン、モンカロは樽が感じられるが、品種特性であるナッツ香は明確に同じ傾向でした。面白い比較でした。


・Devil's Corner Pinot Noir 2008 / Tamar Ridge Estates / Australia Tasmania
こちらは私の出題ワイン。透き通るルビーレッドにイチゴの香り。香りは甘く色も薄いのでドイツと想像させるが、粘性が高い。オーストラリアとはいえタスマニアはまた別の特徴をもちニュージーに近い印象だとか・・・注目の産地です!
・Bourgogne Pinot Fin Non Filtre 2007 / Pascale Lachaux / France Bourgogne
タスマニアに比べるとやや濃い明るいルビー、黒系果実のジャム。タンニンは強くなくガメイ???どうも考えすぎる・・・ピノですよ~、もうっ!トホホ。。
・Barbera D'asti Tre Vigne 2007 / Vietti / Italy Piemonte
乳酸にカシス。青い香りでカベルネ系を想像するも、タンニンは少なく??
シチリアのメルロー!?←違います。
「普通はやらないことを例外的にやっている地域。乳酸がヒント」とのこと。ネッビオーロはもっとオレンジだよね~、ドルチェットか!?←ハズレです。
バルベーラはタンニンが弱い品種だからこそバリックをかけることが出来るということです。ドルチェットはタンニンが強い品種。

8回をもってしても個人的にはテイスティング術はまったく上がっておりません・・・(涙)
いつもいつも感覚的にとらえすぎで・・・もっと論理的に考えなければダメですね、またまた反省!!
次は頑張るぞ~っ!

40日目のヴュルツァー

2010年06月09日 | ドイツワイン

2008er Wallhäuser Backöfchen Würzer Kabinett 750ml / Weingut F.E.Schott / Nahe

黄色っぽい色合い、まんまフレッシュマスカットの香りに少しのオレンジ。
良く冷やしてとっても美味しいです!

いつもの私の大好きなワイン・・・なのですが、
実は4月末に開けて残ったのを冷蔵庫のサイドポケットに入れっぱなしにしていたものです。
もちろんあったはずの酸味がしぼんで、バランスは悪くはなっているとは思いますが
スカスカにはなっていなくてまだまだ美味しいのです!
いつもショットの甘口ワインはたいがい放ったらかしにしていても生きています。
ちなみに糖度は61.2g/L、酸は7.7g/L

ヴュルツァーはそのまま食べても美味しい!
そして、このワインはそのぶどうそのままの味がします。
品種的にはブレンドされたりして使われて、あまり重宝がられないようですが・・・

写真はデラウェアみたい?ですが正真正銘ヴュルツァーです(^^)
もう10年以上前の写真ですが、生食でも本当に美味しいんです。
ワインと同じ味がします♪って当り前!

シュガーのお花

2010年06月07日 | ドイツワイン
4月からシュガークラフト教室に通い始めました!

学生時代イギリスにホームステイに行った時、お世話になった家のオバサマがたまたまシュガークラフトを作る方で、毎日作っている作品を見て「素敵♪」と思ったのがもう十数年も前のことです…

昨日の制作はアザレアの花。
アザレアは日本のツツジが海外へ出て改良され、また日本に入ってきたお花だそうです。

食べられます、一応。私の手でたいがい捏ねくりまわしてますが…(^_^;)
まだまだ初心者です。

カヌレに夢中

2010年06月06日 | ドイツワイン
いまさらながら(^_^;)私の中ではただ今カヌレブーム中!
牛乳と一緒に食べるのがお気に入りです。
で、今日は芦屋が本店のビゴの店のカヌレさん。

食感フェチの私には、まわりのカリカリと中のモッチリが止められない…
見つけたら買って試しています。

美味しいカヌレはいずこに~(・o・)

ファルツのシュペートブルグンダー

2010年06月04日 | ドイツワイン
2007er CREATION Spaetburgunder Rotwein Q.b.A trocken 750ml / Rietburg Weingenossenschaft eG. / Pfalz

暑い・・・関西は今日はもう夏そのものです
28℃です。。ジワジワ汗が出ます(> <)

さて、今日のワインはファルツの醸造組合のちょぴりお安いシュペートブルグンダー。

淡い明るいルビー色、とっても透き通っていまして、トロリンガーを思わせる色合いです。
イチゴのチャーミングな香りに酸は程よくのっています。
渋みもあまりなく、しかし深みもないですが(笑)、この時期に冷やして飲む気軽なタイプです。
以前に飲んだラインヘッセンのポルトギーザーを思い出しました。
あれもイチゴがフワっときて、軽くて爽やか!あまり赤ワインを飲まない女性の方々に人気だったなぁ。

このワインも、サンドイッチやカナッペなどをつまみに、少し冷やして楽しむのに良さそうです。
ロゼではなく赤ですけれど、ロゼのように楽しむのが良さそうな・・・
価格に関係なく、ピッタリのシチュエーションで飲めばワインはおおいに楽しめるのが良いよなぁ。。
などと、高い空を見上げて思う昼下がり・・・って昼から飲むな!?

ヒデワインのワイン食事会

2010年06月02日 | ドイツワイン

先週末、ドイツラインヘッセン ニアシュタインで醸造家の資格を持ち、ワイン造りをされている浅野秀樹さんをお招きしてのワイン食事会に行ってまいりました。
1ヘクタールの畑を借りてリースリングを育て、親方であるWeingut Straubさんの醸造施設を借りて年5~6000本作っておられるとのこと。

「ヤドカリワイナリーと呼んでいます(^^) このスタンスを変えるつもりは今の所ありません」

以前は会社にお勤めだったそうですが、南米パタゴニアで手漕ぎボートで80日間、海のエベレストと呼ばれるケープゴーンを超えた冒険家という一面もあり・・・というかそっちがメイン?
冬はスキー場で稼ぎ、夏は山へ行く・・ニセコにそんな憧れてるおじさんがいるそうで、
自分もワインを作って売って、冒険へ・・・と思い立ち、それが人と人とのつながりで今ドイツでワイン造りに携わっているそうです。


(試飲ワイン)
1. 2008er 639 Niersteiner Hipping Riesling Spaetlese feinherb
黄金色、気泡あり。リンゴの蜜、蜜柑はちみつの香り、凝縮感がありバランス良好。
はじめ残糖をかなり感じたが、時間がたつとだんだん辛味を感じる。
2. 2007er Niersteiner Hipping Riesling Spaetlese "Golden November"
黄金色、気泡少し。グレープフルーツのはちみつがけ。酸は落ち着いており、口の中に干しぶどうを感じる。
収穫直前に貴腐がついてしまい、そのため甘口に仕上げ、1年瓶熟成。
Hippingの畑はレッドシーファー、赤土。
3. 2008er Niersteiner Orbel Riesling Kabinett trocken / Weingut Straub
親方でもあるStraub醸造所のワイン。黄色、発泡あり。八朔や花の香り、食中向き。
南斜面の赤土土壌。
4. 2007er Niersteiner Paterberg Riesling Kabinett / Weingut Straub
淡い黄色、はじめは香りは少なめだが、口に含むと一気にオレンジが口の中に広がった。
後口にはオレンジマーマレード。あたたまると八朔の香り。上記畑とは違い、こちらは石灰質土壌とのこと。

一緒に食べたお料理ももちろんドイツ!
先月までドイツへ行かれていたM氏のこのたびの訪独で食べて美味しかったお料理をなるだけ再現したものだとのこと!
『フランクフルト風 グリーンソースのオードブル』
フランクフルト名物だそうです。
7~8種類のハーブ系をクリームで伸ばしたソースに、お芋がちょこんと乗っているのが一番安いプレート。乗せるものによって価格が変わるプレートらしく、ポスマンのアップルワインと合わせて楽しむのにピッタリ♪だそう。リースリングにも合いました!グリーンソース良い!自分で作りたい!!


『カルトフェルンズッペと自家製スモークサーモン』
程よい塩加減の優しいお味のお芋のスープに、サーモンをドカっと入れるのではなく、ちょっぴり浸して食べるのがミソ。
スープは冷製ではなく、ほんのり温かいです。


『牛すね肉のドイツ風茹で肉』
コンビーフのような裂けかたをする塩味の効いたヘルシーなお肉でした。ローターザワークラウトとシュペッツェレを添えて。



『アップルティラミス』
これは勝手に命名したそうで、そのようなデザートが存在するわけではありません。
上はティラミスのようにショコラとクリーム、下はしっかり実もあるアップルタルト?のような感じです。
ヴュルテンベルグの醸造所で奥さんが作ってくれたデザートらしい。美味しいワインを造る醸造所の奥さんは料理がウマイ!という通説は本当ですね~。

お腹一杯になったハズの帰り道、でもなぜかフーケでチーズケーキを買って帰りました~。食いしん坊万歳!