goo blog サービス終了のお知らせ 

Aimer, ce n'est pas se regarder ...

タイトルの精神の下
いや,なんとなく書いてます

自転車に油をさした。

2005-06-28 18:26:55 | Weblog
最近忙しかったので更新してないのですが、
このまま忘れていると、疎遠が疎遠を呼ぶ疎遠のきりもみ降下、疎遠スパイラルに巻き込まれる恐れがありますので無理にでも書きます。

といっても自転車に油をさしたというだけの話。
今まで駅まで自転車をこぐと少し息切れがしたので、運動不足かなと思っていたら、
油をさしたとたんぜんぜん疲れなくなった。
チェーンがぎしぎしいってたのも解消した。

謎の電話

2005-06-24 19:58:18 | Weblog
今日3時ごろ横浜の番号から2回携帯にかかってきた。
かけなおして「どちら様ですか?さっきから2回かかってますけど」というと
「違いますよ」と女の人の声が...
横浜は知り合いが多いからかけなおしたのに、携帯でそのままかけたのだから間違いようが無いはず。
詐欺じゃなきゃいいけど、

古い機械 新しい機械

2005-06-22 20:40:11 | Weblog
今日新しい機械が使えるようになりました。今まであったものは15年近く経つのでたいそうなバージョンアップです。測定機械なんていうものは基本構造はあまり変化しません。ただコンピューター化が進みました。今まで30分くらいかけた作業が全自動で10分以内に終わるようになりました。

サンテグジュペリの「人間の土地」にこういう一節があります。「昔の飛行機は一個の工場を動かしているようなものだった、今日では操縦士は原動機があることに気付かない」

ただこうなると軽い故障も直せなくなります。直せない故障でも原因すらつかみにくくなります。古い機械では剥き出しになった配管や、配線、ねじやボルトの調整をとおして何がどういうものなのかを肌で感じることが出来ました。いまの学生は(私もそうですが)熟練せずにデータが得られる反面機械の原理を知らずに時として誤った使用法をする場合があります。

新しい機械は好きですが、古い機械には愛着や思い出があります。今日今まで動いていた機械が急に古く見えました。

夏至

2005-06-21 18:23:18 | Weblog
今日は24節季のひとつ夏至です。
一番日が長い日なのです。しばらく梅雨なので実感わきませんが。

以下夏至とはそれほど関係の無い話
最近は街路樹の葉が茂ってきて夜間街灯が隠れて道が暗くなります。自転車で走ってて怖いです。
さそり座の生まれなのでさそり座を見たいのですが、なかなか見れません。緯度が低いのと、夜が短いのがありますが最近わかったのは、この時期は雨が多いということです。

そりゃ自分にも価値が無いってことか?

2005-06-21 13:30:32 | Weblog
親の人生に「価値」16% 05年版青少年白書 (共同通信) - goo ニュース

少なくとも親には自分を生んだという偉業があると思うのだがどうであろうか?
やりたいことと職業が一致する必要は必ずしも無い。
やりたい仕事に就けないなら、他の仕事で食べて、やりたいことは別にやればいいと思う。(警察、医者などは別)

ある人の人生の価値なんてものは、誰にもわからないのだから、別にこの結果が不思議とはいいきれないけれど。ところで政府はこんなもん調べて何に役立てるのだろうか?

学生のレポート

2005-06-20 17:57:45 | Weblog
TAで授業やっていると以前書きましたが、レポートも見ます。
で、学生さんは他人の答えを写してきます。
それが間違っている場合もあるわけで、それはそれでその答えを信用したわけなので、というのは、その答えが多分あっているだろうと判断するだけの力があるということで、本来なら大学にいる資格もありませんが、まあ良しとします。 

でも時々「~が~であることを示せ」のような問題があります。

最近の学生は、他人の答えを写すことすらめんどくさいのか適当に写して、答えだけ合わせるといったことをします。まったく、中学生でもやらないような式の変換が随所に見られます。
たとえばどうしてもその流れでは出てこないはずの2という係数がなぜかいきなり出現したり...
式の導出が、不十分なのはまだしもまったく関係ない操作が並んでいていきなり結果が出てきたりします。

これをたまたま見ている学生の皆さん、素人目(高校でたて)にはうまくごまかしたつもりでも、大学院生にはまったく通じません。いっぱい式が並んでるからわからないだろうと思っても無駄です。意外とわかります。

あっている答えであっても、解き方には絶対に癖があり、同じ答えは確実にバレます。

特に点数をことさら引くようなことは出来ませんが、後で卒業研究でゼミに入るときにどうなるか?何回もずるする人は意外と名前覚えられますよ。

いまの大学は留年しにくいのだから、それでおちるようなら適性がないと思って、正々堂々と受けましょう。

高い学費を払っているのだからそれなりの実力をつけましょう。

水道屋さん

2005-06-17 19:30:11 | Weblog

長い間書き続けると意外なキーワードでこのページが引っかかります。ここではテニスの話題はありません。
先月、ある分析機器がぶっ壊れて、自分も壊れかけだったので修理を後回しにしてきましたが、今月直すことにしました。でも、電話をしても5回留守番電話でした。サービス業なのに
で、今日連絡が取れてその答えが「今日か明日うかがいます」というのびのびとした答えでした。
さて、きてみて機械を少し見た後、あるバルブを少しひねっただけで直りました。
何でこんなので業者を呼んでしまったのか、悲しくなりました。

そのおじさんは見てくれは小汚いのですが分析機器についていやに詳しくて驚きました。


ブルームの日・Bloomsday

2005-06-16 18:36:14 | Weblog
いまから百一年前の今日、レオポルド・ブルームという名の当時38歳ユダヤ系中肉中背の新聞の広告とりが、ダブリンの街中を歩きました。
歩いただけです。特に事件があるわけでもありません。朝食を食べ、文通相手に手紙を出し、友人の葬儀に参列し、グラスネヴィンで埋葬も済ませ、広告の話をまとめ、図書館に資料を取りに行き、マーチャンツアーチで妻のために官能小説を買い、オーモンドホテルのバーでレバーを食べ、妻を寝取られ、酒場で民族主義者になじられ、海岸で若い娘のスカートをのぞき見て......(自粛)、妊娠中の知人を見舞いに行ったら若者の宴会に巻き込まれ、そのまま売春宿に直行し、知り合ったばかりの若者を喫茶店で介抱し、家まで連れてゆき、ココアを振舞い、ベランダで放尿しそのまま別れて寝る。
という、普通ではないにしろ特にドラマティックでもない一日

を描いたのが、20世紀最高の小説といわれるジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」です。

この小説があまりにも有名なので、観光の目玉にもなるということで(?)その小説の設定となっている6月16日をブルームの日として、いろいろなイベントが催されます。去年は100年目ということで盛大に執り行われたらしいです。(ラジオで話になるくらいでした)
去年、この時期ダブリンに行きたくてしょうがなかった気がします。代わりにユリシーズを読みました。

「ユリシーズ」は人によっては面白くないかもしれませんが私は好きです。小説の到達点とも言われ、それ以降の文学はこの「ユリシーズ」およびジョイスの圧倒的な影響下にあるといわれますが、この前後の小説を読み比べたわけでもないのでそれはどうかわかりません。ただ、20世紀最大の問題作というのはなんとなくわかります。

というわけで、今日たまたまこの文に行き当たってしまったあなた、「ユリシーズ」を読んでみてください。まじめに翻訳してるのかと疑いたくなるような、わけのわからない斬新さがそこにはあります。来年のこの日が、ネット上だけでももっと盛り上がっていることを期待しています。


蛇足:20世紀最大の小説といわれているものがもう一作品あります。「フィネガン...」じゃなくて、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」です。こっちのが有名です。現在こちらを読み始めました。(抄訳版ですが)
でも今日に限ってユリシーズを読んでます。