竹細工を学ぶポータル(初心者用)

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丸笊を作る

2015-02-26 12:32:06 | 日記
自分で何を作っているのかよく分かりません(^^)
笊(ザル)を作った経験から深い窪みのある笊を作ってみようと始めました。

編み始めの図を竹細工の教本で見つけたので見よう見まねで。



まず丸枠を作り、2本づつの横ひごを何セットか(写真では9セット)を置いて
一本づつ縦ひごを横ひごにくぐらせて丸枠にひっかけていきます。
途中で気が付いたのですが横ひごのセット数で窪みの大きさは変わるようです。
どうやら9セットは多すぎたようですが戻れま・・・戻りません(^^)

編み進めると



こんな感じになってきました。
米とぎ笊が出来るか・・・・と思ったのですが手前と向こうの隙間の埋め方がわかりません(^^)
なんとか狭めて、米は無理でも小豆洗いに使えるレベルになればいいなと。

完成したらお見せします。

その後、外枠が外れてしまいましたのでやり直しです。
ちなみにこれが目標です。



一時はひごが・・・・もとい心が折れそうになりましたがなんとか完成にこぎつけました。
目標と縁のまとめ方が違いますがまずは使えるレベルにはなんとか。



その後の工程ですが、まずは横ひごを9セットから7セットに減らし、2本セットを1本にしました。
これで底の深さがいい具合になってくれました。
手前に出たひごを切って、奥に伸びたひごを皮藤で固定してから手前に折り曲げて固定、外枠を回して、ササラと一緒に皮藤で巻きました(ここは笊と同じ)。
丸みがあるのっていいですねぇ。
出来はとにかく笊を初めて完成させた時以来の満足感に浸っています。
もう一回チャレンジして、竹を薄くして巻き上げる縁加工にチャレンジしようと思ってます。