動画作成とTRPGの日々

動画作成等のメモ・備忘録。ゆくゆくはTRPGのシナリオ掲載もしたいですね。

ボードゲーム「SOSタイタニック」

2017-07-28 21:17:29 | ボードゲーム

沈没しかけているタイタニック号から乗客を避難させるというテーマのボードゲームです。

基本的なシステムはトランプのクロンダイク(昔からWindowsについてくるソリティア)とほぼ同じです。

協力型でソロプレイ可能です。ソロでもおもしろいと思います。

乗客のカードは1等旅客1~13までが2組、2等旅客1~17までが2組でそれぞれ1番がボートになっています。1等旅客と2等旅客を混ぜて並べることができません。各旅客を1から順番に並べていく、つまりボートに順番に脱出させていくのを目的としています。各等級にはいかりマークありとなしがあり、混ぜて扱えるのですが、いかりマークありを連続するよう並べたほうが点数が高くなります。

タイタニック号の絵が描かれた冊子がついていて、それに乗客がいられるデッキが書かれています。時間経過とともに冊子のページをめくり、船尾から浸水して使えなくなったデッキが出てくることを示しています。クロンダイクとの違いの一つは、浸水により逃げてきた旅客が隣の列に加わっていくことであり、その際にその列のカードは順番に並べかけたものを含めてシャッフルしなおすことになります。

指揮をするキャラクターを一人1枚選びます。キャラクターごとに能力が違うのでそれで難易度調節も可能かと思います。また、一部並べ替えや山の中から好きなカードを取り出すなどのことができるアクションカードがあります。これらもクロンダイクとは違う点でしょうか。

他に変わった点は、旅客の絵が1枚1枚異なっていることです。軍人、子供、女性、音楽家等、いろいろあり、なかなか面白いです。

 

値段は3千円前後です。基本システムはどちらかというとありふれたものですが、そこさえ気にならなければ結構楽しめるゲームだと思います。


ボードゲーム「エルダーサイン」ついて

2017-07-28 20:05:24 | ボードゲーム

長い間放置していたブログですが、ぼつぼつボードゲームの妖怪に使ってみようかと思い立ちました。

第1回は「エルダーサイン」から。

強大な化け物というか邪神であるエイシェントワンの復活を防いだり、戦ったりというクトゥルフ神話を題材にしたゲームです。雰囲気としてはシリアスで、モンスターが複数出現する絶望的な状況も起こります。

協力型ゲームで、ソロプレイも可能です。ソロプレイでも面白い方ですね。

ゲームの目的としては、エイシェントワンを封じ込めておくためにエルダーサインを決められた数集めることです。

特殊ダイスを使ったゲームで、マップは大きな一枚のものがあるわけではなく、複数枚の冒険の内容が書かれたカードがマップにあたります。

冒険のクリアの仕方は、カードに指示されたダイスの目を出すことで、冒険をクリアすです。冒険をクリアするとこれでトロフィ(お金替わり)やエルダーサインをはじめとした報酬が得られます。この報酬、有用なものだけでなく、異世界へのゲートが開いたり、モンスターが現れたりもします。また、冒険カードがそれなりにあるのと、4キャラクター行動(手番4回)ごとに引く神話カードというイベントカードがあるので、展開は毎回変わります。

なお、エルダーサインは購買でも販売されているので、最後のエルダーサインを売店で買ってクリア、と、言うことがしばしば起こります。

現在、改訂2版が出回っていますが、改訂版であったミスを修正した程度の変更であり、特に買い替える必要はないと思います。

 

ボードゲームとしては比較的手ごろな4千円弱でソロプレイ可能、と、クトゥルフ神話関係のボードゲームの入門には良いゲームだと思います。

また、内容を一部簡略化・変更された「Elder Sign: Omens」というアプリもあります。Android、iOS、STEAMででていて、英語版とはいえボードゲームよりはかなり安い(Android版(kindle含む)で450円程度、STEAMで1,480円)のでこちらに手を出してみるのも悪くないと思います。