From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2010神奈川県社会人サッカーリーグ2部B第2節 ゴブリン vs 横須賀シーガルズFC

2010-05-21 | 横須賀シーガルズ(観戦記)
2010 KSL2B 2/11節
2010.05.16(Sun) 20:45KO
会場:日産追浜グラウンド(横須賀市)
観衆:20人(目測)
ゴブリン22-00横須賀シーガルズFC
0-0
得点者
6番
14番
時間
6分
45分+2
得点者



ゴブリン 4-4-2

   14  11

10         25

    8  19

17  5   3  22

      1

ゴブリン選手交代
10分?頃 5 → 13
46分    8 → 35
60分   25 → 28
67分   13 →  6
85分   11 → 15


横須賀シーガルズFC・スタメン 4-4-2

      11本波透     8安島丈司

22葉山亮                 10谷本浩志

      25由井義仲   29水谷一歩

3水野正光  7石田弘行   26猪飼智暁 17小川崇

          30児玉一史

SUB:21櫻井洋介

シーガルズ選手交代・無し
シーガルズ警告:小川×1


試合中(前半)

これまで過去色んなカテゴリーのサッカー公式戦を見てきたけど
今回の開始時間は最も遅い開始時間。
でも会場の日産追浜グラウンドに到着すると工場の敷地内というロケーションからか
人家も無いため周りはひっそりとし、時間感覚が分からなくなってくる。

応援のコールを出すと付近の工場の建物に声が跳ね返ってかなり大声を出している
ような感じになる。グラウンドはバックスタンドに相当する部分がちょっとした
盛土になっていてベンチが数基置かれている。ライン際は余裕あるスペースがあり
そこに置かれていた移動式ゴールは横断幕を張るには丁度良い大きさ。
観戦&応援するには何気に良いロケーションだった。
クラブハウスに描かれている某Jクラブのエンブレムが目に入らなければだけど(苦笑)


ギャラリーも比較的多く入ってきてベンチ席はほぼ半分が埋まりメイン側バック側
立ち見客も含めて20人程度。こんな夜遅くにこの人数はまさに「大観衆」だ。

ゴブリンは2トップとCB2枚に長身選手を揃え空中戦、グラウンダーの
地上戦とマルチに対応できるバランスが取れた好チーム。
守備は組織の統制が取れており、交代メンバーも余裕がある。
マネージャーにビデオ撮影班もいたりと、「上」を目指す運営だなということが一目で分かる。
会長杯では棄権したけれどリーグに向けての本気度はホンモノだと言って良いかも知れない。

シーガルズのスタメンは開幕戦から若干メンバーの入れ替わった4-4-2
水野、本波、水谷は今季県リーグ初先発。水野、本波の2人もシーガルズでは
もうベテランだね。この日のメンバーは計12人。

人工芝のグラウンドは長年使い込まれた結果芝がかなり寝てしまった状態。
そのため双方、パスサッカーが身上なだけに、県2部の試合とは思えないほどの高速パスが
行き交う試合展開に。シーガルズはフットサルも掛け持ちしている選手もいるため
ボールタッチがどことなくフットサルな選手もチラホラ。

6分、ゴブリンのCKからゴブリンCB5番が長身を生かしたヘッドが炸裂。
早い時間帯で先制点を奪われてしまう。
その後は局地的にパスサッカーの応酬。会長杯でも感じたことだがゴブリンの
選手は足元の技術と労を惜しまない運動量をベースにしたマークと速攻が特徴的。
シーガルズのエース谷本には必ずといって良いほどマーク2枚で挟み込んでくる。
サイドの突破やセットプレー時の飛び出しも素早い。そのためか先制点を挙げた
ゴブリンの5番は飛ばしすぎたのかセットプレー時、脚を痛めて早々に交代。
でも選手層が厚いためか交代選手が出ても大きく崩れることはなかった。

逆に選手層の薄さで苦しい展開だったのがシーガルズ。その日その時集まった
メンバーがベストメンバーであり、それなりに戦っていけるのがシーガルズの
強みでもあるけれど、マークの徹底したゴブリン守備網をかいくぐるのは容易
ではない。やはり戦術的に試合中のフォーメーション変更や選手交代が容易でない
陣容&運営だとしっかり研究してくるチーム相手には苦しい。
もっともシーガルズにはサポーターの「声」という武器があるから、まだまだ
頑張れた方だと思ったのだが・・・。
42分、谷本が左ファーサイドで相手マークの外から走りこむ本波へナイスパス。
しかしシュートは惜しくも枠の外へ・・・。うーん、これは決めて欲しかった!!

前半はなんとか0-1で折り返すかと思われたが前半ロスタイム2分にゴブリンの
スローインからシーガルズ左サイドが速攻で崩されゴブリン14番に2点目を献上。
シーガルズにとっては良ろしくない時間帯に追加点を奪われハーフタイムへ・・・。

2点目を奪ったゴブリンは後半は自陣深くリトリートし守備固め。
シーガルズのボールキープは上がったが、ゴールを奪える雰囲気には程遠く。
後半は水野を起点にした流れは可能性を感じたが右サイドは安島がちょっと
消えてたね・・・。谷本はマークされるならということで、相手ファウルを
誘って5,6本もPA外からの得意とする位置でFKを獲得したけど、これを
1本でも決めていれば・・・。

大したこと書かないブログとはいえ、しっかりリサーチされた上での完敗は
正直複雑な気分。まあそれでもフットボール(県2部リーグ)は進んでゆく。
ここで多くを語らなくても(十分長く書いたか?)選手関係者間では課題が
多く見つかった試合だと思う。
負けたとはいえ、何故か不思議と悔しさと納得感がバランスよく感じられる敗戦でありました。
リーグはまだまだ長い。頑張りましょう。

(今節の動画)
2010 KSLB第2節 ゴブリンvs横須賀シーガルズ

後半終盤戦で何度か見せた谷本の直接FKの1つ。
ゴブリンGKが当たっててセットプレーのチャンスは山ほど作ったが
得点に結び付けられなかった。残念。

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