From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

高校選手権決勝 藤枝東0-4流経大柏

2008-01-15 | ユース・高校・育成年代

第86回全国高校サッカー選手権大会 決勝
2008.01.14(Mon/振休) 14:05KO
会場:国立霞ヶ丘競技場
観衆:48,884人
藤枝東高校(静岡)00-14流通経済大柏高校(千葉)
0-3
得点者時間
6分
48分
62分
71分
得点者
村瀬 勇太
大前 元紀
大前 元紀
田口 泰士
テクノラティ タグ: 藤枝東高校(静岡)  流通経済大柏高校(千葉)

0-4

流経大柏の完勝でした。
試合は立ち上がりから流経大柏ペース。
6分、大前がペナルティエリア内で藤枝東守備陣を3人を
引き付けてキープし、後方から飛び込んできた村瀬に
ラストパス、村瀬は慌てず豪快なボレーをズドン。

藤枝東はこのプレーの前に大前に右サイドを破られ
クロスを入れられていたため、2度目の決定的となる
アタックが来ると過度に警戒してしまったのでしょう。
この早い時間のゴールによって試合の流れは完全に
流経大柏のペースに。



フォーメーションは流経大柏が4-3-3
藤枝東は3-5-2。3トップvs3バックの形と
なったため藤枝東は守りにくかったかも知れませんが
流経大柏の中盤の囲い込みとラインコントロールは
目を見張るものがありました。
藤枝東は個の力による突破などで打開しようとしますが
流経の守備の前に手も足も出ず。

流経の4バックは攻撃時は1人上がったら3人は
3バックとして残り右が上がれば左が下がってバランスを
取り、左が上がればその逆。CB2人は色気を出して
攻めあがることは一切せず、ラインを高くとって
守る正攻法。Jや代表の試合であるような両サイドが
一斉に上がって2バックということはなかったですね。
でもその守備が堅いこと堅いこと。
藤枝東・河井は流経のボランチにマンマークされ
なす術無しでした。

後半に入っても流経ペースは変わらず立ち上がり48分に
大前が角度の無いところからスーパーゴール!
これも流経の素早い藤枝東右サイド裏を突く展開
から大前のシュート~GK攻守~名雪の折り返し~
ダイレクトボレーという流れ。

55分には村瀬から左に大きく出たパスを大前が
抜け出してネットを揺らすシュートを決めるもオフサイド。
これがオフサイド判定でなければアンリばりの凄いゴール
だったはず。

62分は流経が左サイドをえぐってからのクロス
中にいた流経・上條が潰れてこぼれたボールを
また大前が左足シュート!これで勝負あった。

65分には、この日絶好調の村瀬がラボーナで
クロスを揚げたり、パスサッカーが信条の藤枝東
相手に細かいダイレクトパス交換で翻弄したりと
静岡サッカー関係者にとってはこれ以上無い辱的な
プレーを披露。
これを見た藤枝東選手OB等、関係者の心中
察するに余りあると思われ・・・( ´Д⊂ヽ

さらに71分に交代出場した流経・田口がCKから
ゴールを決めて0-4。藤枝東、ジ・エンドです。


というわけで
選手個々の質、戦術で相手を上回った流経大柏が
もう見たまんまの完勝で、高円宮杯、高校選手権
2冠を達成しました。
いや、御見それいたしました。おめでとうございます。

それにしても流経の大前選手、凄い高校生です。
状況判断とシュートの正確性というか何か知性ある
プレーを感じます。これでさらにプロでの判断力の
速さが身に付いたらU-世代代表候補も間違いないかも。
清水の矢島や岡崎はうかうかしておられませんな。


(おまけ)
完敗に終わった藤枝東だけどOB、関係者で埋まった
スタンドの応援団の数では流経を圧倒していました。
さすがは伝統校は凄いね。

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