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横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

第97回全国高校サッカー選手権大会神奈川県大会2次予選会決勝戦 三浦学苑高校vs桐光学園高校(2018.11.11)

2018-11-14 | ユース・高校・育成年代
第97回全国高校サッカー選手権大会神奈川県大会2次予選会決勝戦
2018.11.11(Sun)13:05KO(40分ハーフ)
会場:ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:8,000人(管理人目測) 天気:晴
三浦学苑高校 0-(0-2) 桐光学園高校
得点者
0-1 26分:10西川 潤 (桐光学園高校)
0-2 34分:15敷野 智大(桐光学園高校)
0-3 72分: 9阿部 龍聖(桐光学園高校)



三浦学苑高校 4-4-2
  
       9川上  11ウォーモハメッド

15杉山               5末次

       8松上   6能勢(C)

 2青山   4今野   7池崎  13川島

          17淺岡

三浦学苑高校 スタメン()内は学年、前所属チーム(小学/中学)
GK17 淺岡 琉星(3年/荻野イーグルス(横須賀)/大楠中(横須賀))
DF13 川島 陸 (3年/富岡SC/エスペランサSC)
DF 7 池崎 鉄人(3年/横須賀シーガルズ/横須賀シーガルズ)
DF 4 今野 功基(3年/FCイーグルス/エスペランサSC)
DF 2 青山 樹 (3年/藤沢FC/SCH.FC)
MF 6 能勢 海翔(3年/ダビデFC/エスペランサSC)(C)
MF 8 松上 楓 (3年/BANFF横浜ベイ(中学))
MF 5 末次 怜 (3年/横浜ジュニオールSC/横浜ジュニオールSC)
MF15 杉山 十梛(3年/FC明浜(横須賀)/横浜Fマリノス追浜)
FW11 ウォー・モハメッド(3年/横須賀鴨居SC/エスペランサSC)
FW 9 川上 渚 (3年/横浜ジュニオールSC/舞岡中)

SUB(分かる範囲のみ)
MF12 浅沼 駿吾(3年/大道SC/藤が岡中)
FW18 渡邉 天翔(3年/武山キッカーズ(横須賀)/ライオンズSC)
FW10 相原 琉希(2年/六浦毎日SS/葉山中)

総監督:米山 稔 
監督 :枝村 隼人
コーチ:西井 一章、小針 優貴
GKコーチ:杉本 友貴

三浦学苑高校 選手交代
59分:MF 5 末次 怜  → MF12 浅沼 駿吾
68分:MF15 杉山 十梛 → FW18 渡邉 天翔
75分:FW11 ウォー・モハメッド → FW10 相原 琉希

三浦学苑高校 警告・退場
23分:FW 9 川上 渚(警告)

シュート      8(前 4後 4)
ゴールキック   12(前 4後 8)
直接FK      6(前 4後 2)
間接FK      1(前 1後 0)
オフサイド     0(前 0後 0)
PK        0(前 0後 0)
CK        2(前 1後 1)
=======================================================

桐光学園高校  4-4-2

      10西川  15敷野
 
13西牧              9阿部

       7國分   8中村

 3金子   5望月(C)4内田  6岡

         1北村
桐光学園高校 スタメン()内は学年、前所属チーム(小学/中学)
GK 1 北村 公平(1年/横浜北YMCA SC/横浜F・マリノス追浜)
DF 6 岡  孝樹(3年/大岡山FC/FC渋谷)
DF 4 内田 拓寿(3年/はるひ野B.S.C/FC多摩)
DF 5 望月 駿介(3年/東八王子FC/FC多摩)(C)
DF 3 金子 開研(3年/大根SC/横浜F・マリノス追浜)
MF 8 中村 洸太(2年/NKFC/TOKYU sports system Reyes FC YOKOHAMA)
MF 7 國屋 敦史(3年/上木崎サッカースポーツ少年団/GRANDE)
MF 9 阿部 龍星(3年/梨花FC/FC多摩)
MF13 西牧 蓮 (3年/後地FCドルフィンズ~川崎フロンターレ/横浜FC鶴見)
FW15 敷野 智大(3年/東住吉SC/桐光学園中)
FW10 西川 潤 (2年/青葉FC/横浜F・マリノスJY)U-16日本代表

SUB(分かる範囲のみ)
FW11 佐々木 ムライヨセフ(2年/城北ファイターズ(横須賀)/横浜F・マリノス追浜)
MF 2 田仲 彰真(3年/飛田給FC/FC東京U-15むさし)
MF14 中川 優 (3年/町田JFC/大豆戸FC)

監督:鈴木 勝大
ヘッドコーチ:石橋 清一
コーチ:久保 昌成
GKコーチ:石川 扶
メディカルトレーナー:西岡 三紀

桐光学園高校 選手交代
66分:MF13 西牧 蓮  → FW11 佐々木 ムライヨセフ
76分:FW15 敷野 智大 → MF 2 田仲 彰真
80+2分:MF 9 阿部 龍星 → MF14 中川 優 

桐光学園高校 警告・退場
40+1分:DF 5 望月 駿介(警告)

シュート      9(前 3後 6)
ゴールキック   11(前 6後 5)
直接FK      6(前 3後 3)
間接FK      0(前 0後 0)
オフサイド     1(前 1後 0)
PK        0(前 0後 0)
CK        1(前 0後 1)

*記録は管理人独自集計による。(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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11日はニッパツ三ツ沢へ高校選手権神奈川決勝を観戦へ。
実はこの選手権は準決勝は以前見たことがあったけど
決勝を現地観戦するのはこれが初めて。
神奈川の高校サッカーに関しては久しぶりに見るため
基本的な前知識がほとんどない。よって情報が古かったり
見当違いな書き方をするかも知れないがそこはご了承いただきたい。

前日の横浜FCホーム最終節も1万人を超えたそうだがこの選手権も
バックとメインがほぼ満員になる相当な客入り。
当日券売り場で長蛇の列が出来るのは三ツ沢に長く通ってて初めて見た。
公式発表がWebで拾えないのは残念だが恐らく8,000人は来場している筈。
ネット検索等で知りえた情報では準決勝まではそれほどでも無いように見えた客入りも、
こと決勝戦に関しては異常なほど人気が高くエコパ開催でガラガラな空気感で行う
静岡県大会決勝に比べると羨ましく感じてしまう。

三浦学苑高校は今年インハイ神奈川制しリーグ戦では県1部2位。
選手権の決勝戦に進むのは2011年以来7年ぶりになるだろうか。
メンバーを見ると地元横須賀とエスペランサSC出身者が名を連ねるのが目を引く。
対する桐光学園は関東プリンス所属と格上。10西川はAFCU-16選手権で
MVPを獲得した大物FW。そして桐光学園といえば横須賀マリンFCを2016年限りで
現役引退をした石川扶氏が2017年よりGKコーチに就任されたのが記憶に新しい。
予備知識としてはそこまで位しか知らない。


桐光学園先制

前半立ち上がりは互いに決勝戦まで勝ち上がってきたチーム同士ということもあり
序盤はバチバチと互角な展開。そこから三浦学苑がペースを握り出すと19分、24分と
決定機を作るもシュートは枠をとらえきれず。
25分、桐光学園はエース10西川がボールを持つとドリブルで三浦学苑守備網を
左に流れて振り切りシュート!これが決まって桐光学園が先制点を挙げることに。


桐光学園2点目

さらに桐光学園は33分に左からのクロスを15敷野がゴールを背にした
ダイレクトボレーを決めて2点目。桐光学園は一見押し込まれて苦しい流れに見えたが
10西川の個人技と15敷野のゴラッソの2発で前半を0-2で折り返し。
桐光学園は前半は手元集計のシュート数は僅か3本しかなかったが、そのうち
2本で2ゴールと堅守からの決定力の高さが特徴なチームに見えた。

後半は桐光学園が前プレを強めて三浦学苑の自由を奪う。
三浦学苑はセットプレーから活路を開こうとし55分、2青山のミドルは
バーの上、60分、11ウォーのヘッドはGKがキャッチとゴールをこじ開けるには至らず。

桐光学園は66分に13西牧に替えて11佐々木ムライヨセフを投入。
佐々木も横須賀・城北ファイターズの出身で三浦学苑とは殆どご近所な関係であったりする。
その佐々木は68分に右からのスローインから得たボールをボレーシュートで合わせるが
惜しくもポストに直撃しゴールならず。


桐光学園3点目

三浦学苑も1点が欲しいと前掛かりになっていったが、その前掛かりの攻撃に隙が生まれてしまう。
72分、三浦学苑のスローインからの連続攻撃をクリアしたロングボールを桐光学園10西川が
猛ダッシュから奪うと、マークしていた三浦学苑4今野をターンで振り切りドリブルで加速。
三浦学苑DFラインの裏へ長い距離を走り込んでいた9阿部にギリギリのタイミングでスルーパス。
DFとGKの間に出たボールを阿部は間髪入れずにゴール左へ流し込みカバーに入る三浦学苑13川島も
身体を投げ出すが間に合わずダメ押しの3点目として決まってしまった。


試合終了

三浦学苑はATにPA外のFKのチャンスがあったがこれを枠外に飛ばしてしまい
チャンスはここまで。ATに選手交代させ時間を使った桐光学園がゲームを閉じさせ
試合終了。
 
両校応援席へ挨拶

この結果、桐光学園が2年ぶり11度目の選手権本大会の切符を掴むこととなり
三浦学苑の選手権初出場の夢はまたしてもお預けとなってしまった。
残念な結果となってしまったが、この試合のみの感想で言えば相手の桐光学園の方が
「選手権慣れ」している試合運びといえる内容だったと思う。
今年の三浦学苑もインハイ神奈川決勝戦で桐光学園を下し本大会ベスト8の成績を残しているが
この決勝戦に関しては夏場の勢いが物を言う部分もある35分ハーフのインハイと
秋に向かう中での40分ハーフの選手権との経験値の差が両者の間で出てしまったのかも知れない。
桐光学園は10西川のスピードと個人技が印象的であるが、この決勝戦での堅守速攻を
生かし神奈川の代表として本大会での活躍を祈りたい。

なお、三浦学苑の所属する神奈川県U-18サッカーリーグK1は12月1日の第18節まで
あと3試合続いて行く。現3年生のメンバーがこの選手権で引退なのかK1第18節までプレー
するのか定かではないけれど、最後まで悔いのないサッカー部の活動を送って欲しいですね。



(選手名敬称略)

⚽桐光学園×三浦学苑(ダイジェスト)[第97回全国高校選手権・神奈川県予選=決勝/2018.11.11@ニッパツ三ツ沢]


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