フリーツアーで行く2泊3日のソウル旅行【後編】《 ソウル in 韓国 》

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フリーツアーで行く2泊3日のソウル旅行【後編】です。

○なかなか計画通りには行かないもので・・・
伯母・母・私と3人の行きたい所をなるべく多く周れるように、事前に予定表を作って行きました。伯母の希望は「南大門」「東大門」「汝矣島の桜」のどれか1つと、お宮のどこか1つに行きたい、母の希望は「参鶏湯（サムゲタン）」「石焼ビビンバ」「宮廷料理」を食べたい、私の希望は「ロッテマート」に行くのと「海鮮鍋」を食べたい、でした。
派遣先で知り合ったＨＴさんやTH（夫）の会社の元同僚ユジンさん（母は最初’チェ・ジウさん’と思い込んでいた・・・）に色々アドバイスを頂いたり、ガイドブックを何冊も読み比べ、ネットでお店の評判を見たりしつつ、ほぼ1週間近くかかって予定表を作りました。これなら皆の行きたい場所も網羅し、レストランも評判のいいお店でバラエティーに富んでるし、ルーティング的にも問題なく移動できそうだし、バッチリではないかと（根拠のない）自信を持っていました。
しかし現地に到着してみると、なかなか思い通りにいかないもので、1日目から予定していた計画は全滅、2日目も予定の半分をクリアしただけでした。
あまりに一所懸命計画をたてすぎていたため、1日目から全く計画通りに進まなかった事に対し、かなりヘコんでしまいました。日本にいるTH（夫）に電話した所、「まあそんなもんだよ。自分のどうしても行きたい所だけ確保しておけばストレスがないし、後は時間にあわせてどんどん削っていけばいいよ。」と言われ、母にも「そりゃそうよ。こんなツアーに来たら思い通りには絶対いかないよ。お母さん達は別にどこに行っても行かなくてもいいから、無理して全部行く必要はないよ。」と言われ、もっと臨機応変にして気楽に考えよう、と気持ちを切り替えました。それで、2日目は予定を半分に減らし、世界遺産も見学し、食べたい物も食べ、ショッピングも満喫して、余裕を持って楽しむことが出来ました。
今回の事で、自分は「計画通りに物事が進まないと気がすまない性格」だということを改めて実感したのですが、父からもらったお誕生日メールに「これからは、決めたことをキッチリやるのも大事ですが、少し融通を利かすことも覚えると人生が楽に過ごせるようになります。今年のテーマとして考えてみたら如何ですか。」と書いてあり、ナルホドと思ったので、今年はそれを実行してみたいと思います！（おっと、これまた真面目人間的な発言になってしまいました）

旅行と関係ないことで長くなりましたが、せっかくなので私の自信作の予定表をご紹介しま～す。予定と実際はほとんど違うのであまり役にたちませんでしたが、まぁ、現実はこんなものなのですね。

（予定）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（実際）
＜4/14（土）＞
・12：45仁川空港→免税店2-3軒→15：00頃(?)ホテル着：（×）ホテル到着は17：30
・15：15ホテル発→『古宮』で全州と石焼ビビンバ・チヂミの昼食：（×）昼食は抜き
・16：30～19：00明洞・南大門・ロッテマートでショッピング：（×）時間なくて何もできず
・20：00～『明洞餃子』『明洞滅興麺屋』『ウリジョン』『ノリャンジン水産市場』のどこかで夕食：（×）添乗員さんオススメの高い焼肉店で夕食

＜4/15（日）＞
・7：30 ホテル→『薬泉』でお粥の朝食→ホテル：（○）予定通り
・9：00 ホテル→9：15 昌徳宮→9：30-11：00 世界遺産 昌徳宮見学：（○）予定通り
・11：30『土俗村参鶏湯』で参鶏湯の昼食：（○）予定通り
・12：45仁寺洞で雑貨屋巡り・ユジンさんオススメ『仁寺洞』で伝統茶→東大門で衣料品の買物：（×）時間がないので、全部キャンセル。代わりに、南大門→ロッテマート→ロッテ百貨店で買物。
・19：15ホテル→19：45汝矣島の夜桜見物→20：30イ・ビョンホンの「甘い人生」に出た宮廷料理『雲山』で夕食：（×）時間がないのでキャンセル、夕食はホテルに近い『ウリジョン』で海鮮鍋

＜4/16（月）＞
・『神仙ソルロンタン』でソルロンタンの朝食：（×）ホテルを6：00出発なので朝食は空港のロッテリアで「プルコギバーガーセット」

○フリーツアーの空港－ホテル間の送迎について
今回のツアーには、空港－ホテル間の送迎が付いていました。大きな荷物を自分で運ばなくていいのは楽なのですが、途中で何軒かお店に寄らなくてはいけません。これが予想以上に時間を取られるのでびっくりしました。

【往路】
「お店に寄ると言っても、せいぜい2時間だろう。」と甘く見ていたのですが、今回は土産物屋１軒・免税店2軒に連れて行かれ、空港からホテルまで4時間かかりました。

こちらは、漢江（ハンガン）と橋です。

汝矣島（ヨイド）です。てっぺんがドーム型の建物は国会議事堂、手前が桜です。2日目の夜は、ここに夜桜見物に行って、宮廷料理を食べて、という予定でしたが、添乗員さんが「今は桜祭りがやっていてすごく混んでいますよ。ここまで来るのにも車が渋滞していて時間がかかります。」と教えてくれたので、キャンセルしました。
桜は車中から見ることが出来て、3人ともそれで満足しました。

こちらは、汝矣島にある韓国のＴＶ局、ＫＢＳです。

こちらは、24時間営業の『鷲梁津(ノリャンジン)水産市場』です。個人もここで魚を買って、中にある食堂で買ったばかりの新鮮な魚（お刺身や鍋）を食べることが出来ます。ここで私は食事をしてみたかったのですが、添乗員さんには「観光客は魚を安く買うのは難しい。かえって高くつく。」と言われ、ユジンさんの彼（汝矣島出身）も「鷲梁津(ノリャンジン)水産市場にはあまり面白い見物はないかも・・・。」と言われていたので、行くのはやめました。

汝矣島にあるソウル一の高さを誇る63ビルです。60階にある『Sky Park（スカイ・パーク）』というBarは、江南や漢江が一望できるユジンさんイチオシのスポットだそうです。ここも時間がなくて今回行けなかったので次回のお楽しみです。

 

この後、土産物屋に1軒寄って、30分いました。バスの中で添乗員さんに「あ～、お腹すいた。’キムパップ（韓国風海苔巻き）’って美味しいの？どんなもの？」としつこく聞いていたら、「それなら買ってきますよ。」と、私達が土産物屋で時間をつぶしている間に添乗員さんが買って来て下さいました。具が何種類入っているかによって値段が違うそうで、「お店にある一番豪華で高い物を買ってきました。」と2本買って来て下さいました。ご飯は雑穀米も入っているのか部分によって色が違い、具はシーチキン・サラダ菜・人参・玉子焼き・漬物他、味付けはマヨネーズの豪華版で、1本3000W（≒396円、1ｗ≒0.132円）でした。一緒にバスに乗っている他の方にも1本おすすめしましたが、「外でたくさん食べますから。」と誰も食べられなかったので、私達3人で2本食べました。海苔巻きを見ると中のご飯は酢飯かと口に入れる時に条件反射的に思ってしまいますが、中は普通のご飯、海苔は韓国海苔です。

車の渋滞はすごかったです。

ワールドカップ時にこの広場前で「テーハンミングッ」とすごい盛り上がりを見せていたという市庁です。

この近くの東和免税店で、1時間ショッピングの時間がありました。私達は途中でそこを抜け出し、周辺を少し散策することにしました。
道幅が広いので（この場所は８車線あるそう）、横断歩道を渡るのも一苦労です。

 

すぐ近くの観光案内所で「近場で有名な所はありますか？」と聞いたら、ソウル一の大型書店『教保文庫光化門店』を教えてもらい、そこへ行きました。あまりに広くて奥まで行くと迷いそうだったので、入口近くをちょっと見て終わりました。

 

最後は、ロッテ免税店に行って終了です。
ロッテ百貨店・免税店に至るまでの道に、ヨン様の写真がずらり。
等身大のヨン様の写真が免税店にあると聞いたことがある気がするのですが、それは残念ながら見つけられませんでした。

ロッテ免税店は激混みでした。観光客よりも海外旅行する韓国人のお客さんが多いそうです。韓国から海外に行く場合、市内のどの免税店で買っても免税扱いになるからだとか。

長かった空港～ホテル間の送迎もこれにて終了です。この日の夜は、ガイドさんオススメの焼肉屋に行ってちょっと買物して終わりました。

【往路】
帰国便は10：00でしたが、朝6：00にホテルを出て、キムチがメインの土産物屋さんで50分いなくてはいけませんでした。キムチを色々味見をさせてもらって、なかなか美味しかったのですが（でも高い）、前日に大量に買っていたのでここでは買いませんでした。帰りにキムチラーメンをお土産に頂いてここを後にしました。
空港に着いたのは、8：30前で、チェックインの場所は長蛇の列でした。月曜の朝だからなのか、日本に出張に行く韓国人ビジネスマンが多かったです。ガイドさんも「こんなに混んでいるのは初めて。」と言われていました。もうちょっと早めに土産物屋を出て欲しかったですが、土産物屋にいる時間は大体あんなものなのだそうです。

次回からは、韓国で食べたお店の紹介です。

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