ブログの更新がしばらく滞ってご心配おかけしました。
10/28に10余年住んだアパートから引っ越しました
私の就職と同時期に大学生になった弟と住み始め、その後弟が就職して転勤になりそこにTH(夫)が引っ越してきたという私の青春時代(?)を過ごした思い出深い場所です。
近くには錦鯉の泳ぐ六郷用水や福山雅治の歌で一躍有名になった桜坂もあり、緑も多くのんびり静かで住みやすい所でした。
春は満開の桜、その他の季節は緑が生い茂る桜坂を自転車で上り下りするのは気分爽快で、私のブログの冒頭「食材求めて自転車こいでる瞬間にシアワセを感じる私のブログへようこそ。」はここから生まれました。
大家さんご夫妻も今時珍しいくらいに良心的で心優しい素晴らしい方達で、お二人のお陰でどれほど安心して気持ち良く暮らさせていただいたか分かりません。
「部屋はまだ決まっていませんが、近々引越しを予定しています。でもなかなかいい部屋が見つからなくて・・・」とTH(夫)と2人でご挨拶に伺った際、大家さんの奥さんの顔を見た途端寂しくなってあろうことか号泣してしまい、隣にいたTH(夫)(多分大家さんの奥さんも)を仰天させてしまった程。。
奥さんは「こういうものは縁や波があるので、どうぞ焦らずに自分が納得するお家を探して下さいね。うちの方は決まるまでいつまでいていただいても構いませんから。お体だけは気をつけてね」と優しく言われ、またまた涙
私達が帰った後、大家さんの奥さんが心配して実家の母に電話を下さり「‘見つかるまでいて下さいね’と言ってしまったけれど、お嬢さんは気を悪くされてないかしら。でもここに住んでいた人達は皆さん次の場所でも幸せに暮らしていらっしゃるので、是非そういう所を見つけられることを祈っています」と言って下さったそうです。何といい大家さんなのでしょう。
さて、肝心の引越し準備ですが、引越し先の部屋の契約をしたのが引越し10日前。それから引越し業者さん4社に見積もりを取り、段ボールが届いたのが1週間前。
大型家電製品の回収(TV、エアコン2台、洗濯機)と粗大ゴミの回収(食器棚、靴箱、ワゴンなど10数種類)が引越し2日前だったので、それらを運び出す場所も開けておかねばならず、そうなると狭い部屋に段ボールをたくさん重ねておくわけにはいかず、2日前の時点で段ボール75箱中詰め終わっていたのはたったの15箱でした。
「とりあえず不要品は徐々に捨てているし、梱包に時間のかかりそうなガラスや陶器の飾りや食器類を先に詰めていれば後は本や靴、洋服とか大きなものなので何とかなるよね」と(半ば自分達に言い聞かせるように)楽観的に考え、TH(夫)と2人で3日前までお気楽に普段通りの生活を続けていました。
ようやく大型家電や粗大ゴミも出し終わったのでいよいよ本格的に箱詰めしてみると、当初の予定では大きなものはさっさと詰め終わるはずが、大きなものの間から小さな壊れやすそうなものが出てきたり、本や洋服もただ詰め込むだけにはいかず予想外に時間がかかり、2日前の夜までに終わったのが2人がかりで40箱でした。
引越し前日の朝「後は任せといて」とTH(夫)を会社に送り出しましたが、ガスレンジ台やシンクの下を掃除したり、お風呂グッズや冷蔵庫のこまごました調味料類の梱包に手間取り、思ったほど作業は進まず。
残業でご飯も食べずに夜12時過ぎに帰ってきたTH(夫)が見たものは「一応これでも頑張ったつもりなんだけど」と言って洋服の山に埋もれている私の姿だったのでした。
TH(夫)のはあっと肩を落とし(←多分心の中ではな気持ちだったはず)黙々と電化製品のケーブル類をはずして箱詰めしていく姿を今でも思い出します。本当にごめんよTH(夫)。
箱詰めをし始めた頃はどうでもいいようなものも丁寧に梱包していたのですが、引越し時間が迫ってくると、腕時計やカメラやHDDやライトや貴重品類などしっかり梱包しないといけないものも「とりあえずどんどん入れてしまおう。もし壊れても仕方ない」と、最後の方は一番大事なものにも関わらずそれこそバッサバッサとゾンザイに箱詰めしていったのでした。
何とか夜中の3時半頃には目途がついたので段ボールに囲まれたまま横になり、5時半起床で最後の準備をしました。2人とも体は筋肉痛で頭はぼさぼさ目は充血してよれよれでした。
引越し業者さん到着までに何とか箱詰めも終わりギリギリセーフ。
引越し業者さんは、1箱でも「これは重いだろう、大丈夫かな?」という箱を2箱いっしょにだとか、3段に服がびっしり詰まった押入れの衣装ケースも1人で運んだり(しかもすごいスピードで)と、プロはすごいとTH(夫)と2人で感心してしまいました。
ついでにこんな大変な引越しを何度もする人もすごいと思いました。
引越し業者さんのスピーディーな作業のお陰で荷物の運び出しから新居への搬入まで4時間少々で終わりました。
直前になって引越し作業をしながら「何でもっと早くから準備したり掃除したりしてなかったんだろう。引越しというものを完全になめてたよ。私が甘くてアホだったーー」と後悔と反省の嵐でした。
この反省を忘れず心を入れ替えて、新居では物を増やさず普段からきれいに掃除して暮らすぞー。
その他この度の引越しに関わるもろもろです。
・「引越し業者さんは少なくとも3社以上見積もりを取って、作業はマスクと手袋をしてやった方がいいよ~」と少し前に引越しされたばかりの先輩MMさんからアドバイスをいただいていたのですが、確かにその通りでした。因みに私は、「入力1分!で80社以上の引越し会社に一括して見積もり依頼できる」という「引越し価格ガイド。」のHPを利用しましたが、当日中に6社から連絡があり最初の4社に訪問見積もりをお願いしました。
・大型家電製品(TV、エアコンのとりはずし2台、洗濯機)の回収は、「無料回収ドットコム」というリサイクルの会社にお願いしました。WBSでも取材放送されたことがあるそうで、電話で問い合わせた時点で「出張費は○○円、TVは1台○○円・・・」と明朗会計でした。その前に「不用品回収します」とチラシが入っていた2社に電話しましたが、「お宅に行ってみないとはっきりした価格はお答えできません」と言われたのでやめました。無料回収ドットコムからは1人で作業に来られたので、重いものを運ぶ時は少し手伝いましたが作業も手早く終えていただけて良かったです。
・最後の1週間は冷蔵庫に残っている食材・調味料の使い切り料理ばかりでしたが、その中でのヒットはこちらの2つ。普段レシピを見て作ることが多いのですが、あるもので考えて作るのもなかなか楽しかったです。
サルサを使って餃子の皮でパリパリメキシカンピザ
テフロンフライパンの上に餃子の皮をなるべく隙間なく並べ、その上にキャベツの千切り・ハムやベーコンの細切りをのせ、サルサ・ケチャップ・マヨネーズを適量混ぜ合わせたものを好きなだけかけ、上からとろけるチーズをのせて、蓋をかぶせて中火で蒸し焼きにし最後に蓋を開けて皮をパリッとさせて完成。
→サルサがない場合はチリソースでも、またはケチャップとマヨネーズだけでもOK。切り分けなくても餃子の皮の形に簡単に分かれます。
豚肉と小松菜の柚子胡椒と出し醤油炒め
フライパンに油を少量入れ、豚肉と小松菜を炒め、最後に出し醤油に柚子胡椒、(あれば)料理酒を適量混ぜたものをまわしかけて完成。
→野菜やお肉は別のものでもいいと思います。
・しばらく買い物に行ったり作ったりするのが大変でしょうと、お姑さんからはすぐ食べられるサムゲタンやユッケジャンやタッカルビの素やお野菜など、実家の母からは1週間はいけそうなおかず類の差し入れをいただきました。この時期の食料支援とても有難かったです。両母に大感謝
↑父お手製の牛肉の佃煮も美味しかったです。
・大阪の伯母からも、引っ越し祝いに大阪で有名な『石窯パンの店 ゴッホ』のパンと、ティファールの取っ手の取れる鍋・フライパンのセットを送っていただきました。パンはふんわり柔らかですごく美味しかったし、鍋も使いやすいです。おばちゃん、有難うー!!
さてさて、引越してからまる1週間が経ち少しずつですが落ち着きつつあります。
植物と自家製酵母(梅・さくらんぼ・レーズン)も何とか元気な状態で持って来られたし、段ボールも残るは15箱。
今年中には住み心地のいい部屋になればよいなと思います。ぼちぼちやります。
新しい場所でも平穏な暮らしと良き出会いに恵まれますように
最後まで読んで下さって有難うございました♪
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ありがとうございます!!
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ヤガモコさんもギリギリにしかできない派でしたか。お仲間だわ~。
今度引っ越す時は今回の教訓を生かして早めにやろうと今は思っていますが、性格はそう変わるものではないので、やっぱりギリギリになっちゃうのかも。。
私はひっこし過去2回ほどしましたが、もう二度としたくないかも(笑)
でもやっぱりギリギリにしかできないですよね!!
うちも毎回前日は徹夜で眼は充血なので大丈夫♪♪
叔母様、桜坂の近所にお住まいでしたか。
駅は多少地味ですが、住むにはとてもいい環境ですよね。
桜坂もそうですが、ジャスコ・オオゼキ・安信屋の私のゴールデンお買い物ルートが恋しいです。
引越しの記事、長々と書いてしまいましたが、私達のようにギリギリに作業される方は少ないと思いますが、「早めに準備しないとこんなに大変」とか、引越しされる方の何かのご参考になれば幸いです。
これからも宜しくお願いいたします
お疲れさまでした。
桜坂の近所に叔母が住んでいるのでお写真を懐かしく拝見しました。
引越しに関わるもろもろのこと、これから引越しを
される方にとってとても参考になるのではないでしょうか。
お忙しいなかでも美味しそうなお料理をご紹介いただき、さすがはtakapyonaさんだと思いました。
これからも素敵なブログを楽しみにしています♪
高校の同窓生にブログを見てもらって嬉しいような恥ずかしいような気持ちです。
minamiさんも食べ物大好きなんですね♪
お互いに高校時代から食べ物の話をしてたのかな~?
帰省しても東広島ネタがほとんどですが、これからもよろしくお願いします
この夏にあった高校の同窓会で、ブログの話を聞いて読ませてもらっています。
私も食べ物大好きこれからも楽しみにしています。
「段ボール今日は○個あけたどー!!」みたいな感じで頑張って空けてましたが、私も使わない箱はそのまま置いておくことにしま~す。
十数回も引越しされてるなんてスゴイわ~。
引越し業者さんに間違えられるくらいだなんて、よほどプロ並みの働きをされてるんでしょうね。
a-syanさんに手伝って欲しかった・・・。
ところで私も引っ越して一番最初に探したのが「パンのこね板」でした。
あんじぇさんは働きながらの引越しよくやられたなあと思ってましたが、その裏には引越しシスターズのご活躍があったのですね。
そういえば、海鮮ひつまぶしは引越しシスターズネタの時に出てきて知ったような。
我が家は、次の引っ越しがしやすいように?一年前に引っ越した時に段ボールにつめたままのものが8個ありますが
お疲れ様でしたー。
引越しのお話し、読んでて2度ふきだして笑っちゃったわー。
takapyonaさんがあんまりにも可愛くて。
ちなみに・・・結婚いらい十数回の引越しをしている私はに怒りながら、時には泣いて訴え、そして当日は引越し業者に間違えられるくらいテキパキ働いてまっす。
私はいつも引越シスターズと名づけた母と伯母に全てやってもらってもらっているもので・・・。
私も引っ越してみて初めて桜坂があることを知りました。
本門寺と言えばくず餅が美味しかったなあ。
最後までどたばたしながらも何とか無事越してこられました。
渋谷でランチをした時に伺った富士さんの「住」に対する考え方、今の部屋を決める上でもとても参考になりました。
引越しでこれまでいかに物(特に食料品のストック)が多かったか見直すいい機会にもなりました。
私も今のうちにあるものを書き出してみます。
落ち着いたらまたお会いしたいです。