福島民報新聞社 の 記事

北限から富士山を撮影　保原高の教諭

保原高教諭の千葉茂樹さん（福島市）は４日、二本松市の羽山（麓山、８９７メートル）山頂付近から富士山（３７７６メートル）の写真撮影に成功した。 　撮影したのは午前７時すぎ。放射冷却現象で冷え込み、雪も積もっていた。空気が澄み、光の状態も良好で約３００キロ離れた富士山が双眼鏡で確認でき、夢中でカメラのシャッターを押した。 　地図や各種データを基に富士山と確認。画像のコントラストを強くすると、富士山のひだまではっきり浮かび上がった。千葉教諭は「うれしくて生徒たちや同僚に見せた」と笑顔。写真をコピーして校内に飾っているという。 　羽山は二本松市などにまたがる日山（１０５７メートル）とともに、それぞれ富士山が見える北限、北端などとされている。 【写真】千葉教諭が羽山山頂から撮影した富士山（四角部分を拡大したのが上の写真）＝４日午前７時すぎ

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