ヒロシのぶらっとぶらぶら

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鬼ノ城(総社市)その3

2008-09-11 00:41:01 | 岡山のドライブ(備中)
鬼ノ城は、<謎の城>と言われます。

それは、まだ発見されて、あまり時間が経っていなくて、記録もないためです。


センター職員さんの説明によりますと・・

始まりは、30年ほど前。
(私が、ハイキングに来たのは15年ほど前で、
 当時は、遊歩道にその<看板>だけで、素通り・・でした!)


この山は民間の個人所有でした。

ある時、マツタケ狩りのおり、気になる<石(岩)>を、いくつか見つけました。
そして、その事を<お上>に報告しました。
<礎石群>でした。

そして県が買取り、本格的な調査が始まったのであります。

その後、発掘作業により、少しずつ解明されているところ・・
が、現状です。


科学的な分析などにより、
築城された年代がしぼられ、歴史背景などから、

600年代、東アジアの戦国時代に、
朝鮮半島に進出していた大和政権は、663年の<白村江の戦い>に大敗し、
国内の守りを固めるため、<百済人>の指導のもと、
西日本の各地に<城>をつくりました。
そのひとつと言われています。(記録なし)(パンフレットより)

城壁は、山の、八~九合目にかけて
長さ2,8Km(面積30,6ha:桃太郎スタジアム15個分)あります。

東・西・南・北門があり、
貯水池(現在は湿地)、排水門6ヶ所、角楼などが確認され、
いずれも、強固な造りで、保存状態もいいようです。

城内には、倉庫、水汲み場、のろし場なども発見され、
今回、倉庫と考えられる<礎石建物群跡>の発掘調査の現場を見学させていただきました。


日本の古代山城としては、大規模な史跡整備だそうです。
(国が半分お金を出してくれているんです・・だそうです)


     つづく・・・







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