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2018年4月の夜空

2018-03-19 14:54:26 | 天文・事象
2018年4月の夜空
  2018年  4月

  4月になれば春の大曲線が東の空から昇って来ます。春の大曲線は北斗七星の柄の部分からアルクトゥルスを経てスピカに至る曲線ですが、夜も9時を過ぎますと東南東の空から木星が昇って来ますので、更に賑やかな夜空になるでしょう。その前にも、夕方の西の空で輝く金星が、ひときわ目を引くでしょう。
★ 8日の夜中、2時頃、南東の空で下弦の月(月齢21.6)と火星(0.2等)土星(0.4等)が接近します。少し離れて南の空で木星(-2.4等)が輝いています。
★ 18日、夕方の西の空で金星(-3.9等)と上弦の月(月齢2.0)が接近します。
★ 19日、20時頃の西の空で上弦の月(月齢3.0)とアルデバラン(0.8等)が接近します。
★ 23日午前3時頃、こと座流星群が極大になります。東の空、こと座のベガ(0.0等)付近が輻射点です。月明かりも無く条件は良好です。
★ 30日、水星が西方最大離角となります。明け方5時頃の東の空低く、見付けにくいかもしれません。東の空の開けている場所が必要です。双眼鏡が必要かも。
★ 30日、21時頃から南東の空で満月(月齢14.0)と木星(-2.5等)が接近します。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
  ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 4月の月、下弦の月は8日、新月●は16日、上弦の月は23日、満月○は30日です。満月の月の出は18時53分です。
★ 4月1日の大阪の日の出は5時46分、日の入りは18時19分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2018/03/19)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
  参考ブログ
  天文事象 2018年 年間の概況


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