えーあらい

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黒いシャツ

2017-07-13 16:16:39 | 暮らし
黒いシャツ
  今日は暑いですね、只今部屋の温度は33℃、梅雨は何処かへ行ったみたい、もう明けているのでは? と思いながら今朝も歩いて居ると、この暑いのに黒いシャツを着ている人とすれ違った。数年前からおかしいなと思って居たがファッションなんでしょうかね。日傘で黒い傘が流行りだして、これは理にかなっているなと思って居ましたが、なんで黒いシャツも流行りだしたのかしら。
  黒い日傘は太陽の光を全て吸収してくれるから傘の下は涼しい。しかし黒いシャツは太陽の光を全て吸収し、そのシャツの下に皮膚があるのだから暑いでしょうに。夏は白いシャツが正しい、白は太陽の光を全て反射するから白い色に見える。太陽の光の特別な光を吸収したり反射したりするから、その度合いによって色々な色に見える。太陽の光を全て吸収してしまうから黒い色に見える。これは学校で習ったとおりでしょう。
  我が家では、この原理を利用しておもての日当たりに水を入れたやかんを置き、黒い布をかぶせます。黒い布をかぶせない時と比較して、黒い布の方が断然水の温まり方が早く、短時間で沸騰するので、お湯を沸かすガス代の節約になります。
  この様な違いが分かっているのに、なぜに黒いシャツが流行るのか、わけが分かりません。広島で原爆が落ちた時、被災者が着ていた服で、白いシャツや服の部分はヤケドがゆるく、他はケロイド状になったと報告されているそうですから、太陽光線や原子爆弾の光線にも白色は有効なのですね。当時には黒い日傘など無かったから、黒い日傘の有効性は判りませんが、数十年前の夏は、この様に暑い事は無かったですからね。


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