風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

『死ニ方用意』

2006年01月11日 | Weblog(ぼやき)
久しぶりに映画館に行ったよ  下町男です。


男たちの大和を見てきました。
戦争映画だったからなのか、平日の昼間だったからなのか
年齢層はかなり高かった。


久しぶりに行った有楽町
駅前にあったレストランが消えていたよ。
煉瓦造り風で、趣のある店だったのにな…。



…それはさておき



男たちの大和ですが…
内容は…これから見る人も居ると思うので、詳しくは書かないけれど
60年前の日本の若者の純粋さ、ひたむきさ、規律や礼儀の正しさや、
60年前も今も、変わらぬ親が子を思う気持ち。
そう云う心の動きが随所に描かれていて、思わず涙しました。


『死ニ方用意』と云う言葉は、生きるにしても、死ぬにしても
覚悟を決めることだと…。

そして生きる(残る)と云う事の意味、生き残った者の役目の意味を
投げかけてきたと思う。

その生きると云う事は、何となく毎日を過ごすのではなくて
何の為に生きているのか、考えながら生きて行かなくてはならないんだな。


太平洋戦争で生き残った人達を『死に損ない』と罵る言葉もあるのだろうが
その『死に損ない』である人達が生きて、後世に伝えるからこそ
戦争の悲惨さ等を、俺らが知る事が出来るんだな。

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2 コメント

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お久しぶりです (み~さん)
2006-01-11 23:57:35
あ・・

明けましておめでとうございます。

ですね。



ちょっと遅かったけど。



日本にもし、徴兵制度があったらどうでしたでしょう・・



もっともっと「命」のこと考えることができる人がそだったかもしれません。





でも・・・人が人の命を奪うことはやはり許されることではないような気がします。



娘の立場から母になって・・命の尊さを実感しました。



きっと下町男さんも「父」になったとき、「命」の見え方が変わるとおもいますよ。



今年も楽しみにしてます。

よろしくお願いします。
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明けましておめでとうございます (下町男)
2006-01-12 00:20:24
今年も思いついたまま綴っていきますので

宜しくお願いします。



戦争に行く時の国を守る、愛する人を守る

そういう(純粋と云うべきか?)気持ちが、

一度殺し合いが始まると憎しみ、悲しみといった

負の気持ちになっていく。



その憎しみは永遠に消える事はなくなる。







戦争って一体、何の為にやって居るんですかね…。



命の見え方早いところ変えてみたいですね。

とはいえ、その重さに耐えられるか判りませんが…。

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