変態小説集

アニメの同人小説を書いています。

おお振り(市原&大地)

2007-12-31 15:03:32 | おお振り
おお振り  埼玉・(市原豊&佐倉大地)


今日も野球。明日も野球。俺の人生には野球と言う文字が刻まれている。
そんな野球しかしない俺だったけど、あれがきっかけで、俺の人生が少し動いた。


「ふぁー・・・。今日は部活休みなのかー。つまんねー。」と言いながら両手をあげて伸びをする大地。
「ピロピロー・・・・」と その時、こんな朝っぱらから携帯の着信が鳴った。
「ん?誰だろ・・・・。」寝起きのままでまだ声も寝起きバリバリのまま大地は携帯に手をやる。
「もしもし・・・。」「おい!大地ー!」「!!?市原先輩!?」「んー。おはよう。」
「お、おはよーございまぁーーっす!」大地は市原の声を聞いて目が覚めた。大きな声でそう叫んだ。
「うっせーお前~ 携帯でそんなでけー声出すなよな~聞いてるこっちが疲れるぜ?」
市原は電話の向こうで、頭をかきながら呆れた感じで言った。
「あ・・・すぁーーせん。」大地は携帯で顔なんて見えないのに、ベットの上で頭を下げた。
「いや、いいけどさ、 大地今さ、暇?」いきなりのお誘いで大地も少しテンパった。
 大地はスッと立ち上がって自分の机にあるカレンダーをチラッと見た。
・・・・。カレンダーには何も書いてはなかった。
「大丈夫っす!何んもないっすよー!」「そか、んじゃさ今日俺に付き合えよ。」
「・・・・・!!!!付き合うんすか?!俺たち・・・!!?」大地は顔を赤らめた。意味が分からなかった。市原先輩が、そんな趣味だったのか?!と少し疑問に重いながら聞いた。
「ちげーーーよ馬鹿っ!お前本当に馬鹿だな・・・・。」携帯の向こう側で市原も顔を赤らめた。『なんでそーなんだよ』みたいに思ったであろう。
「そーじゃなくて、今日さ俺も見たい映画があるんだよ!んだけどよー1人で行くのも、なんか・・・・えっとー・・・と、とにかく!10時に○○駅で待ってるからさ、来いよな。」
まぁ要するに「寂しい」って事なんでしょうね。
市原は言いたいことを言ったらさっさと携帯を切った。
「んで、そーなんだよ・・・。ってかなんで俺、あんとき顔赤くなったんだよ・・・わけわかんね。」 携帯をいきなり切られた大地も同じ事を思ったであろう。

「あ、支度しなきゃ・・・。」大地は急いで着替えた。
今の時間は9:30であった。

「すぁーーーっせん!先輩!遅れましたーーーー!!!やっぱーちょ、朝食は、抜けないっすーーーー!!!」大地は市原の所へ走りながら遅れた訳を言う。
「・・・・。」市原の前に息を凄く切らしている大地が現れた。
「お前さ、普通に俺ん所についてから訳言えよ・・・。」 市原はまた呆れた様に言う。
「はっ!すぁーせん!はぁはぁ・・・・そ、の方が聞き取りやすいっすよね!?」
確かにそうである。
「あーいいや。もう行こうぜ?こんな所でグダグダ言ってても、切りがねー。」
「そ、そすね。」2人は駅の中に入っていった。 駅の中は人で沢山であった。
「これじゃ~はぐれても無理ないな・・・。大地?はぐれてないよなー?!」
市原は、少し焦った感じで大地に聞く。大地は普通に市原の後ろにいた。
「・・・・先輩?俺ここにいますよー。」大地は大きく手を挙げた。
もちろん、市原の後ろに大地がいるので、市原は大地が手を挙げているのに気付かない。
「・・・・!!?大地?!・・・・・おーい大地!手貸せ手!」市原は大地に手を出せと頼んだ。
「は、!?はい・・・」大地は市原の横に手を出した。
「お、お前がはぐれない様に俺がお前の手、握っててやるよ。」
市原は無理な嘘を付いた。そりゃそうだ。普通に考えれば。市原の方がはぐれそうだ。
大地は183㌢ある。普通に人を見下ろせるが、市原は171㌢しかないから、逆に市原が、はぐれそうな勢いである。
「せ、せ、先輩!?こ、これは?!」大地は不思議そうに握られた手を見る。
「るせっ!お前は黙って俺について来い。分かったな?」
「は、はい!」大地はその市原の行動を素直に受け止めた。
市原先輩の手はとっても冷たかった。顔はあんなに赤いのに・・・。大地は自分の心臓の音が良く聞こえるのに、気付いた。

気付いたらもう電車の中・・・・。

2人は電車のイスに座った。 窓からの景色が綺麗である。市原はその景色をジッと眺ている。
「ふお~・・・先輩、いつもあんなに駅って人多いんすか?」
「ん?  いや、わかんね。俺さあんま駅とか電車とか乗んねーんだよね面倒だから。」
さすが市原先輩。めちゃくちゃ面倒くさがりだな。
「・・・先輩?」大地がまた質問をする。
「ん?」市原はやる気の無さそーに返事をする。
「景色綺麗っすか?」しょうもない質問だ。「んー綺麗だな。」やる気なく答えた。
「・・・先輩!」またまた大地が質問をする。
「んだよお前っどんだけ聞きゃ~気が済むんだよっ」市原は振り向いて大地の顔を見る。
「いつまで繋いでたらいいですかねっ?」「!?」
大地は市原が繋ぎっぱなしの手を市原の目の前に出した。
全然気付いてなかった。たぶん市原は繋ぎっぱなしの手にもう、違和感が無かったのだろう。それか、大地の手が温かかったから。いつまでも繋いでいたかったのか・・・・。 もしれない。
「!!!お前!それ先に言えよ馬鹿っ!」市原は繋いであった手を勢いよく大地の手から離した。大地は、あっけらかーんをしていた。まぁ無理もない。

「先輩~どんな映画見に行くんすかー!?」「んー?いや、そんな凄いんじゃねーけど、なんか、友達がオススメだって言うから。『大事な奴』と見に行けって・・・いったからよ。お前誘ったんだよ。」市原は、鈍感だ。どうしてそんな恥ずかしいセリフをすんなり言うんだろう。
「え?俺って先輩に『大事な奴』って思われてるんすか!?」大地はビックリした。それと恥ずかしさで胸がいっぱいだった。少し顔を赤らめる。
「・・・・・え?」まだ気付いてない市原。
「お前っ何そんなに、赤くなってんの?ここ暑いんか?」市原は大地のでこを触った。
大地はその瞬間なにか、胸の奥でなったのが聞こえた。【ドキドキ・・・・。】
「いっいや!だだだだーいじょうぶっす!ちょっと朝熱いもん食ってきたんすよ!あはは、あははははー。」大地は市原の手を優しく手でどかした。
「本当かー?お前朝っぱらからよくそんな熱いもん食えるなー・・・・。」
「あ、あははーいやいや~ちょっと最近汗かいてなかったんでっ」

[○○駅○○駅。出口は右側です。]

「あ、降りるぞ。」市原はスクッと立ち上がった。
続いて大地も立った。 そして電車から降りて。2人は街を歩く・・・。
「うはー!さすが街!人沢山っすねー。」「おうよー。」大地はキョロキョロと街の景色を見渡す。市原は結構下まで下ているズボンのポケットに手を入れて歩いている。
市原は何かに気付いた。「ん。あったあった。あそこだ。」市原が立ち止まる。
どうやら映画館が駅に近かったらしい。「おおお!でかいっすねー!」「んー。じゃ、入るか。」2人は、映画館に入っていった。映画館のホールは東京ドームの3分の1ぐらいの広さで、かなり広い。肝心な映画を見る部屋もかなり広い。どうやら地下にあるらしい。
2人は地下へと、下っていった。地下も豪華な所で、ピカピカ綺麗である。周りの人もすべてが綺麗に見えてしまいそうだ。
「えっとー・・・。305番。」「俺は、306番っす。」2人は、席の番号紙を、店の受付の人に貰って。指定された場所(席)へ行く。

「んぉー・・・ここなんか、隣誰もいねー。くつろげるなーいいね~。」市原は回りに全然人がいないのを確認して、荷物やらを空いてる席に置く。
大地の周りにも誰もいないので、荷物やらを置いた。
「結構時間ピッタぐらいかな・・・。トイレとかお前平気か?」市原が大地に聞く。
「平気っす。」

【ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー】
【○△×での携帯電話の私用はご遠慮下さい。なおー・・・・・・・・・・・・・】
館の電機が段々と消えて真っ暗になった。
「あ、始まるなぁ。」この映画を見に来た客は俺等を合わせて、15人ぐらいしかいなかった。
「・・・・・先輩。これホラーとかじゃないっすよね?」大地が怖々と言う。
「・・・いや、もう俺どうだっていいや~」市原は、またやる気のなさそーに答えた。
「見にきたのにどうだっていいんすかっ!つぉ~先輩っ!その気持ち!何となく分かりますっ!!」大地は隣にいる先輩に、親指をグッと立てた。
「・・・お、おまっ分かるのかよっってかなんだその手は・・・ 」思わず市原はクスッと笑った。

それから、1時間 ・・・・
そんなどうでもいい話しをしている間に映画はドンドン始まってドンドン話しの内容は進んで言った。大地は真剣にに見ていた。自分から誘った市原は、大地の隣でグースカ寝ていた。
【いかないでっ!純也!!もう・・・あなたと離れたくない。】
【紀子っでも、俺はもういかなくてはいけないんだっ!】
【っなんでそんな冷たい事を言うのよっ!馬鹿馬鹿馬鹿っ!・・・・あなたを嫌いになりたいわ・・・。】
【・・・紀子・・・。】

「・・・・純也って最低っすね~先輩っ」と大地が市原の方を見たら・・・。
寝ていた。しかも、天使の様な寝顔であった。

大地はなんだかしらないけど市原の顔が目から離れなくなった。なんだろう。また始まった。このドキドキこれはいったいなんなんだろう。とっても、じっとはしていられない。

ふと、あの電車の中での言葉を思い出した。『大事な奴』・・・・。

大地の手が市原の寝ている顎をキュッと押さえた。
そのまま、大地はゆっくり、市原の唇に・・・・。大地の唇を重ねた。 その重ねたまま、大地は、こんなやった事もない技を、知らずに体が動いた。

大地の舌が、市原の口へと入って行く。大地は、市原の口の中で、市原の舌を探した。
 探すときの音が何ともいやらしい音であった。
水が跳ねる音・・いや違うもっと、ネバつく様な音だ。

その時、市原は息が出来なくなったので起きた。
口の中が・・・なんか、温暖かい。しかも、なにげないけど、力が出ない。
違う。なにげなくない。大地のキスのせいで、体が動かなくなってしまった。
腰にくる様なキスを椅子に座りながらしてしまったもんだから、よっぴどである。

市原が起きたのに、大地は夢中になりすぎて、気付かない。
「ん・・・・っんぷ・・ぁ。」大地の手が、市原のシャツの中に入って来た。
「んぁ・・・はぁふっ・・・・・。」言葉が喋れない。大地の激しいキスが邪魔をしている。
「んっ!んんっ!」市原がビクッと動いた。
大地はキスをしたまま市原のシャツの中に手を突っ込んで、市原の胸をさすり始めたから
である。
市原は、胸の辺りが弱いのか、息がものすごく荒くなってきている。
大地は変わらず、市原のリズムを崩し始める。

「はぁうっ・・・・。ん、んんぁ・・・・。」市原が、限界だと大地の胸を叩いてしらせる。
大地は慌てて口を離す。その時、大地のだ液と市原のだ液で、沢山になり、それを、大地は飲んだ。口からは、糸が引いた。

「・・・・はぁはぁ・・・んぁ・・・・」呼吸のリズムが狂った市原。
「せ、せんぱい?あの、あ・・・あの!すいません!」他の客は2人の行動に全然気付いていない。それはそうだ、2人のいる席は誰にも見えない様な感じの場所になっている。
「はぁーはぁー・・・おま、ぁ・・・ぇ。い、ぃきなり・・・どうしたんだよっ・・・。」市原はまだ自分の呼吸が定まっていないけど無理に訳を聞こうとする。

「えっと・・・。なんていったらいんだろ。先輩のあの言葉を聞いてから俺の何かが、狂い始めたんすよ。」正直に大地は言った。
「ぉ、俺のせいかー・・・。」市原の口から、大きく息が出た。
「そんなつもりでじゃないんすけど・・・。お、俺が悪いんすよ。」大地はシュンと悲しそうに顔を下げた。
「・・・。大地、言っておくがな。俺はお前の事・・・好きだぜ?好きだけど・・・。んぁー!面倒くせー!やるならとことんやれよっ!野球みてーにさっ!」恥ずかしそうに、また大胆な事を市原が言い出した。
「!!?先輩!?でも俺が野球みたいに先輩にしちゃったら、先輩たぶん、壊れますよ?」
翌々考えればそうだな。大地は野球に関してはものすげー天才馬鹿だからな。
その力をこれに使ってしまったら、とんでもない事になるであろう。
「・・・。じゃー・・・どうすんだよ。俺、今、たぶん勃ってる・・・。」「・・・。」「まじすか・・・?」
「まじ。って!オメーの責だかんなー!!!!!???」市原は叫ぶ。
もちろん映画館の中なので、小さな声で大きな感じの声である。

「シクシク・・・そうっすよね。じゃぁ・・・・・・ッ」 大地は椅子のススーと降りて市原の座っている椅子の前にしゃがみ込んだ。これなら、他の客には見えない。(もともと見えないけど。)
「・・・大地?大地くーん・・・何をするのかな?」市原がニコニコしながら嫌な予感がする・・・事を感づきながら聞く。
「何って、ここで入れるのはまずいんで、先輩のを、フェラします。」
「・・・って!お前っ!!下もかよっ!てっきり上だけで済ますんかと思ってたよっ!」
市原がつっこむ様に手を横にビッとやる。無論誰もいないけど。
市原がふざけた一人漫才をやっているうちに大地の方は着々を進んでいった。
「チーッ」っと市原のズボンのチャックを開ける。
「うお・・・ヤバイ。この時点で俺感じてる・・・・大地、やっぱ、やめね?」
市原が顔を上にググッとやって言う。
「先輩~もう遅いっすよー。俺の方が準備万端なんすからー。逃げないで下さいよ?」
上目遣いで市原をズハッと落とす。「・・・・ッに、逃げネーよ。」
「先輩の大きいっすね~。」市原のパンツの上から、大地は優しく市原のあれをさすった。
「ちょっおまっ・・・・ぇ。そりゃなしなしなしっ中途半端なの俺駄目だわっ」
我慢が出来ないぐらいヤバイよ俺。大きな声で感じたい。そう市原は思っていた。
「っ先輩、中途半端なのが駄目なんすか、んじゃ~。」嫌がらせなのか?大地はものすごく中途半端に市原のあれをなでた。人差し指でツーッとあれに縦線を描く様に触る。
「んぁ・・・・大地お前・・・殺すぅ・・・ぞ?」市原の顔は真っ赤である。
「先輩。めちゃくちゃ可愛いっす。」大地は何度もそれを繰り返す。
「んあほっ、」「先輩のこれ、もの凄く敏感なんすね~。」大地は、ゆっくりパンツを脱がせた。市原のあれは、もうトロトロでネバネバなものが出ていた。
「わっ!すげぇ・・・・。」あまりの衝撃に大地は言葉に焦った。
「あんま見んなあほっ・・・・恥ずかしいんだよ・・・。」市原は顔を横にプイッとやった。
なんとも可愛いしぐさだ。

「ぁはんぐっ」大地は大きく口を開けて市原のあれを銜えた。
「んっ・・・。」大地が市原に一つ一つ感じる事をすると市原はちゃんと、それに答えてくれる(感じてくれる)
大地は銜えたまま、舌で市原のあれの先っぽの部分をチロチロと舐める。
「ぁあ!あぁぅん・・・・だ、だ、いち。ヤバイって。こ、れ、あぁ!」
この攻撃はものすごく市原には効くらしい。
大地は市原の感じる姿を見ているだけで十分だ。大地のあそこもムクムクと大きくなってくる。
今度は、また銜えたまま前後に動かしてみた。銜えたり出したりの繰り返しである。
大地の口からは、大量のだ液と市原の精液が出てきた。

「はぁあああ!あぁ・・・あはっう・・・・・。お、おかしくなりそ、・・・う。」
市原はものすごく感じているらしい。
何回かそれを 繰り返して。

大地は口から出した。市原のあれからは、白くて甘じょっぱい液が出てくる。
「はぁーはぁー・・・。大地。もう、少しでイきそう俺。」
市原が弱々しい声で言う。

「先輩?だ、大丈夫っすか?」大地が心配そうに効く。
「大丈夫だと思う、今の所はぁあ!・・・・。」疲れ切った顔で、市原が答えた。と同時に大地が市原の穴に、手を入れた。
「あぁあああああ・・・・あふぁぁ・・・。お前・・・話しの途中でかよ・・・。」
指を器用に使って、市原の穴の中をまさぐる。
「先輩、気持ちいいっすか?こことか・・・・こことか・・・。」大地は完全に遊んでいる。
「聞くなよあほっ!ぉああっんぁああああ!あ、あぁんっ・・・・」

左手で、市原の穴をまさぐって、何もしていない方の右手で、市原のあれの先をクニクニし始めた。

「おまっ2つ一遍にそんな事し・・・・たら、あぁあああ!(ビクビク)あぁはっあぁあああ」
市原の腰がなんとなく浮いた。それと、今更だが、目からは涙がこぼれている。

「先輩痛かったっすか!?」「ちげっ・・・・ぁああ・・・・んっ・・・き、もぉひぃい・・・だ、けだ。」

「・・・・クック(笑)せ、先輩呂律が回らないほど、ヤバイんすか?」にやけた顔で、大地は市原の顔を見る。
「おまっお前ふざけんなよ・・・・んぁっ・・・・。あ・・・・や、ヤバイ、イく俺、も、うぅ・・・・あぁあああああ!!!!!!!」市原の精子は勢いよく飛んだ。急いで大地が口で受け止めた。
「あ・・・・あ、はぁはぁ・・・・・。」ガクンと力だ抜けて。市原はさっさか、パンツやらズボンやらを、履いた。
「!!?先輩、まだ、精子ついてたのにっ」「るせぇー!さっさと履かねーと映画終わった時にや、ヤバイだろ?」
市原は恥ずかしさのあまりに、大地の顔も見ようとしない。大地は、自分の席に戻った。

「先輩?後悔してないっすよね・・・?」心配そうに大地が恐る恐る聞く。
「後悔して何になるんだ?んったく。・・・・。映画。」
「へ?」
「映画見れなかったじゃねーか。」ふざけた様に市原が言った。
「あぁ!そうっすね。ってか!先輩寝てたじゃないっすかーー!!!」
「・・・るせーな~!!まだ、今やってんだから静かにしろよっ」顔をまたフイと横に向ける。
「なんすかそれ~先輩たっら。」大地は市原の頬をツンを突く。
「ちょっ!おまっ」避けれなかった。もろプニッと頬を触られた。
「映画終わったら。覚えとけよ~・・・。その時、戦争が起きるからな~・・・。」
怖がらせるように言っているつもりなんだろうと思うけど、全然インパクトがなくて、怖くない。逆に小さくて可愛いと大地は思った。
「ははっ先輩はいつになってもお小ちゃまっすね~」呆れた様大地が言う。
「馬鹿なお前に一番言われたかねー。よっ!」

そんな頼もしい会話をしているうちに映画のオチも終わってしまった。

二人は映画館を出て賑やかな街を歩き始めた。人混みが凄かったので
はぐれないように、手を握ったまま。帰っていった。

おお振り(阿部&三橋)

2007-12-30 19:22:34 | おお振り
おお振り№2
阿部&三橋編

今日は休部、みんなと一緒に野球の試合を見に行く事になった。

「おい、水谷ー。」泉が呼んだ。
「ん?何!」嬉しそうな顔で水谷がそう言うと泉は
「・・・なんでそんなにお前、朝っぱらから元気なわけ?」不思議そうに聞いた。
「え?元気そうに見える?」「うん。見える、気持ち悪いぐらい。」がーん。
「酷いよ~泉ー!」 水谷は泉の服の袖を引っ張る。
「ってかみんな来てなくね?どしたん。」「おいおい、無視かよっ」
少し拗ねる水谷に泉が言った。「お前子供かよ。」眉間にシワを寄せた泉。
その顔をじっと眺める水谷。 なんと言う2ショットだ。なんか可愛い。

「て、おいおいつっこまないのかよ」泉がズリッと言うように足を滑らす。
「え・・・どうつっこんだらいいのか、わかんなくて」「馬鹿か。」

・・・ツンデレめっ

「あ?」泉が何か聞こえた様に聞こえた。水谷に聞き返す。
「いやいや、なんでもないって」

そんな漫才の様な会話をしているとみんながやってきた。
「おっす。遅れてごめん。」阿部が走りながら言う。「あ・・あの、ご、ごめん」三橋も息を切らしながらやって来た。
「あれ、田島と花井は?」泉が訪ねる。水谷も不思議そうな顔をした。
「ん?あぁ、遅れてくるらしいよ。」阿部が冷静に答えた。
「そか、んじゃ先行ってようぜー。」と泉が行ってから皆動き始めた。

行き帰りはバスで行く。バスの時間まで少し時間はあったけど、4人で話しているとあっという間に時間はすぎて、バスが早く来た様に感じた。
  朝だから、車の通りも多くて少し道路は込んでいた。
「車多いな~」水谷がバスの窓から外を除く。
その光景を見た泉は「お前落ちるぞ。」とても水谷には意地悪である。
「えええ!こっから落ちんのかよっ!この窓確かに多きけどこっから落ちるのかよっ」
そう言って水谷は体を震わせながら、窓から離れた。
「単純な奴だなー・・・。普通に落ちね~っつーの。」クスッと笑う泉。
そのやりとりを見ている阿部と三橋・・・・。
「・・・・・。」「・・・あ、あ、阿部君!」
「!!!!」ななな!?なんだ三橋から話しかけてくるなて、てか、このタイミングでかよ・・・。
「あの、さ・・・。ほ、本当に、あの、あの、あの窓から、おち 落ちるの!?」
ちょーーー!!!三橋・・・お前は小学生か?いや、普通に考えて落ちないって泉言ったしね。
それ、聞いてなかったのか?それともなんだ、俺にも確認をしてるのか?
なんなんだ、意味が分からない・・・・。
「えっと・・・。三橋、怒らないから聞け。」「!!!!!」(ビクビク)もうすでにビクついている。)
「っつ・・・」呆れる阿部を見て、三橋はもっとビクつく。
「あのなー!お前、泉の話し聞いてたか!?」
「・・・・(コクコク)」首を上下に振る。聞いていたと言うことだ。
「聞いててなんで俺に聞くんだよ・・・。」まっいいけど・・・・。
「2人共、仲悪いな~・・・」そこに空気の読めない水谷参上。
「おいおい」泉も呆れた様に加わる。
「そんな俺の事で、三橋を怒れないでよ~阿部ぇ~」ヤレヤレと言った感じで水谷が阿部に言った。
阿部は、なんだこの言い方と雰囲気。まるで『俺の為に三橋を怒らないでおくれ』みたいな感じに言いやがって、だからこいつはいつになってもクソレなんだ。(!?

まぁそれは関係ないけど・・・とにかく、三橋の好感度をUPさせたつもりか?水谷。
だがな。三橋は俺の物だお前になんてやらんぞ?

と言う目つきで水谷を阿部は何も言わずに睨む。

「す、すんませ~ん」水谷がそれを察知した。

そんなくだらない三橋争奪戦の様な事をしているとバスは例の場所についた。
「大きいな~・・・。」グラウンドを見渡す泉。「ひ、広い・・・・。」三橋もあまりの大きさに声を出す。

「じゃ~中に入るかっ」水谷はさっさか場所取りへ行く。
「あいつ本当に子供だな~・・・。」と、言いながら泉も水谷の後を追って行く。

2人っきりになってしまった。

「・・・・・。」なにを話すのか?別に話す事なんかないさ。
「三橋、行くぞ。」「うっ!うんっ」2人も水谷達の後を追って会場へと入っていった。

カキン・・・・ もう練習は始まっていた。

「モモカンとか居ないよね~・・・・。」水谷が怖々と言った。
「なんで怖がんの?」不思議そうに泉が訪ねる。
「!!」「・・・あ、頭が・・・」泉が思い出した。頭を抱えて唸る、もちろん、おふざけであるが。

「おし、場所取りは完了した。」 阿部が荷物をイスの上に置く。
「あぁ、俺トイレ行ってくる~。」水谷がそう言うと、泉も、「俺もトイレ行くわー」と言って行った。

また2人か・・・。

どうしてあいつ等は一緒なんだ・・・。三橋、三橋?あれ?三橋がいない。

「三橋!」・・・・・・迷子だ、まぁ無理もない、人だって沢山いるんだ、迷子になる。
「畜生。」阿部は、さっき通ってきた道を、逆送する。

会場は広い、三橋が、テンパってどこかにフラフラしてなければいいけど・・・。
「あぁー俺は馬鹿だ。なんで三橋から目を離したんだ。」いや、普通に考えて、お前(阿部)は悪くないぞ。ずっと三橋を見ている方が怪しくて馬鹿だ。

だが、今はそんな心の中との漫才をやっている場合ではない。
三橋の事だ、誰かに話しかけられて、オドオドしている三橋を見て、相手はむかついて・・・・・。『こいつムカつくなー。ヤっちまおうぜ?』とかなんとかなっていそうだ。
無論。阿部の妄想の中だけだ。

・・・・あ、いた。

三橋は人通りの少ない場所にいた。グラウンドの裏側の様だ。
大きな建物が日陰になってて、人がない。
居るのは三橋と猫。

おいおい何してんだよ・・・。

「三橋・・・。」
「!!!あ、阿部君!!」驚く様に三橋が名前を呼ぶ。
「三橋、なんでこんな所にいるんだ。」あぁ駄目だ。なんでこう、いつもムカついてしまうんだ。三橋・・・・。
「えぇっと・・・あの、その・・・ご、ごめん!」三橋が深々とお辞儀をする。
それを見た阿部が近づいて「謝んなくていいから・・・。」
三橋はオドオドと顔を上げる。
そこに立っていたのは、心配で今にも泣きそうな阿部がいた。
「・・・・あ、阿部く、ん?」三橋が名前を聞く。
「な、なんだよ・・・。ちょっと、目にゴミが入ってだな・・・・。」なんてベタなごまかし方なんだ。

「あ、あいつ等に連絡しなきゃ。何も話してなかった。」阿部はポケットから携帯を出して、メールをした。 宛先は泉にだ。

『三橋が迷子になった。けど今見つかったから。ちょっと、時間かかるけど、そっち行くから、試合始まったら見てて。俺等の事は心配すんな。』ピッ。送信した。

「・・・・猫を、み、見つけて・・・、そのまま、こ、ここに、あの・・・き、ちゃった。」
三橋が迷子になった訳を言い始めた。
「そし、た、ら、みんな、い、なくなってて・・・。」「そりゃぁ~な・・・。」「う、うん」
阿部は訳を聞いて、安心した。悪い奴等に絡まれてないのか、良かった。

「三橋、ちょっと話しが・・・・。」阿部が少し恥ずかしそうに言うと、三橋は阿部が座り始めた所の隣に座った。
「あのさ・・・。」

どうしたのだろう、いつもの阿部君じゃない。

「な、なに・・・?」

「あの・・・・な、なんでもねーや、ごめん」顔を赤くして、その顔を三橋に見られないように、下を向きながら言う。

「ひっく・・・・。」「・・・・?」三橋がひゃっくりをした。
なんで?ん?三橋・・・・酒臭いぞ?
「あ、阿部君・・・なんか、目がま、まわ・・・る」とてつもなく大変だ。
いつ酒を飲んだのだ?どうしてなんだ。もしかして、俺とはぐれた間に、怪しい奴に飲まされたのか?!どうせ、三橋の事だから、言ったら心配するだろうと思って言わなかったんだな・・・。
「三橋っ!しっかりしろよ!!」
三橋は横に倒れた。
「フーフーー・・・」息が荒い。阿部は急いで三橋のシャツのボタンをはずした。

「畜生、みはっ・・・・・・・・・・。」
なんだ?この感触。柔らかい、酒?の味、三橋の唇・・・。
「んっ!?」三橋の方から、阿部にキスをしてきた。
なんと言うことだ・・・。普通に考えられない。
まてまて。おかしいだろ。
「んぁ・・・・」そのまま三橋の手が俺のあれを掴む。
なんだこれ。おかしい頭が熱い・・・・。三橋は完全に酔ってる。
 三橋はやっと唇をはなしてくれた。

「はっ・・・はーはー」阿部の息も荒くなって行った。
「あ、阿部君・・・俺、な、んか、おかしいん、だ・・・。」あぁ知ってるさ、もうこの時点でおかしいさ。俺がやろうと思っていた事を三橋の方からやるなんて・・・。
本当  おかしいよ。
そのまま、三橋は俺ズボンを脱がす。さすがに簡単には脱げない。
「・・・・阿部、く、ん・・・・。いい?」 いや 待てよお前・・・。いいけどさ、いいけど・・・。
 まじで頭ヤバイぞお前・・・。

三橋は阿部のあれをしゃぶり始めた。「んっ・・・・」阿部は完全に感じている。
 酒が入るとあまり、感じないけど、それでも感じる。
どういう神経してんだ・・・俺。

「み、・・・ふぁあ・・・・あ・・・・っ」駄目だ、三橋の名前を・・・呼べない。あまりにも感じすぎて
言葉に詰まる。いや、違うな。言えないんだ。気持ちいいよすぎて。
それでも、まだ続ける三橋に俺は、もう、イキそうになる。
なんか一生懸命してる、姿をみると、もっと感じてしまう。
これは「俺の為に」で、いいんだよな?
そうじゃないと困る。三橋、三橋・・・大好きだよ。だけど、、いつまでもこうしていたい気持ちは分かるが・・・いつもの三橋じゃないと俺の調子が狂う。
三橋は口から俺のあれを離す。
「あ、阿部く、ん・・・もういいかな・・・?」何がいいんだ?!オイオイ待てよ。俺がヤられるのか?冗談じゃない。
そう思っているうちに三橋は刻々と俺に身を近づける。
「ちょっ!まてまてまて!待てよ三橋!」俺は必死に三橋の肩を押す。
「阿部君?どう、し、たの?」どうしたのって・・・。・・・・。
「三橋、正気に戻れよ。俺は・・・その、う、嬉しいけどさ、三橋、今のお前は、お前じゃないんだ!酔ってんだよお前。」そう言われた三橋は首を左右に振った。
「酔ってないと言いたいのか・・・・。」明らかに違うだろ。おいおい。
「あ、べ君!お、俺、もう限界、だ。」「ちょっ!三橋っ何をっ!」

三橋は阿部の背後に回り、阿部のに入れた。

「つぁ・・・ッ・・・・・!」「んッ・・・・」 阿部も三橋も、同時に感じ合った。
「三橋・・・・・俺、おかしくなるぅっって、み、はし・・・・・」阿部は喘ぎ声を出す。
三橋は、まだ慣れていないせいか、少しまごつきながら、阿部の中をかき回す様に動かす。
「ふぁぁあああ・・・・あ、 だ、めだ。三橋っ・・・・俺、は・・・もう・・・・。」阿部は激しく揺れながら、三橋に言う。
三橋は反応をてくれない。どうしたのか・・・・。
「・・・・あ、あ、あぁ、阿部君・・・・・?」酔いが冷めたのか?
「・・・・・っつぅ・・・三橋・・・酔いが冷めたんか、そうか・・・なぁ三橋、お願いがある。」
この状況でか、三橋が阿部の背後について阿部のあそこに三橋のあれが刺さっている状態でか・・・・。「あ、阿部君、この体勢のままで、で、でき、るな、ら・・・・。」
三橋はそう言いながら自分が今、この酔いが冷めた状況を早く分かろうと必死である。
「あぁ、そのままで出来る・・・・。」
何を言うんだ?と三橋は赤面になりながらも訪ねる「どうした、ら・・・いい、か、な。」
阿部は、感じながらも、冷静に答えた。
「そのまま、お前の腰を動かせ。左右に動かしたら殺すからな・・・・。」
「!!そ、そしたら・・・・。俺は、えと、あ、阿部君・・・俺分からないよ・・・。」
なんでわかんねーんだよ。動かせって。
「は、早く。」阿部の声が段々弱弱しくなってきた。声が震えている。
その甘い声を聞いた三橋は、こりゃまずいと思ったのか、動かし始めた。
「・・・・・ッぁ」阿部が感じている。「ふぁ・・・あ、ああっ阿部、く、ぁん」無理に話そうとしている三橋、なぜそこまで話すんだ。
「こっか・・・ら、どう、す、れば・・・・いい、か、な・・・・。」なるほど、それが聞きたいのか。自分の判断からでは動けないもんな。
「っと・・・。とにかく動いてくれ・・・。」それしか言いようがないな。
 
普通に抜けば話しは早いけど、そりゃじゃ、俺が納得出来ない。
それしたぶん三橋もそう思っていると思う。素直に動いてくれている。たぶんもう少しで三橋もイきそうなんだと俺は思う。同じく俺ももう少しである。

「はぁはぁ・・・」俺のあそこはもう、白くて薄透明な精液で沢山である。
 三橋の様子がおかしくなってきたのがわかった。

「うぁ、あ、阿部く、ん・・・・・あぁ」もう少しである。
「三橋・・・・そ、のまま・・・・。」

「んぁあっ!あああ!」見事に出た。三橋の精液が俺のあそこからあふれ出た。
「あ、阿部君・・・・。」「みは、し・・・よくやった。」これでよかった。



「ピロリロリー ピロリロリー」俺の携帯が鳴った。

「泉達だ、」俺は携帯を取って出た。「・・・・も、もしもし・・・。」
「どうしたんだよー。三橋そうとう遠くに行ったんか?」泉の声が聞こえた。その横からは水谷の陽気な声が聞こえた気がした。
「あ、あぁちょっと、そのままコンビニよってってる・・・。ごめん」
「いや、いいけどさ、もう少しで終わりそうだぜー?」「まじかよ、すぐ行く」

阿部は携帯を切った。三橋をチラッと見て。こう言った
「さ、さっきのはお前の方からしてきたんだからな....。」
「!!お、俺ぇ!?」「当たり前だろっ!」俺が受けをするなんて考えられない。
「お前、はぐれた時、酒飲まなかったか?」「!!」何かを三橋が思い出した。
「そ、そういえば、喉が渇いたから自動販売機で飲み物を買った気が、す、る。」
なるほど、けど、自動販売機に酒は売ってないぞ・・・・。

「お前何買ったんだ?」「え、えと・・・・。コーラ・・・。」論外だ意味がわからん。

なんてベタな答えなんだ。「お前コーラで酔うと思うか?」「し、知らない!けど、俺はコーラを飲んでか、ら、ぼーっとしちゃ、って、て・・・・。」
あぁーそうかそうか、お前は、あれだ。どっかの、小さなお嬢様とでも言っておこう。

「まーその話しはいいや。この事は誰にも話すなよ?」「う、うん!ふ、二人だけの、秘密っ!」さすが三橋だ、可愛い事を言うな。俺の心をくすぐるんだ。

「よし、行くぞ。」「うん」



それから俺は、三橋と2人っきりになったりする時は、コーラを三橋に飲ませようかな~とか、思う時がある。だけど、他の奴と一緒にコーラを飲む時は、飲ませないぜ?三橋。
俺のときだけコーラを飲めばいいんだよ。

おお振り(田島&花井)

2007-12-28 22:01:19 | おお振り
おお振り№1
田島&花井編

部活帰り、田島と花井は一緒に今日は帰った。
「田島ー。今日はなんで三橋と一緒じゃないんだ?」
花井が不思議そうに、聞く。
「ん?いやーね。今日は、なんつーか厳密に三橋との距離を置こうと思って。」
「・・・。お前、「厳密」の意味わかってんのか?」
あきれた顔で、手を額に当てて訪ねた。
「!!お前ぇー!俺をなめるなよー!これでも体育は№1の成績なんだからなっ!」
自慢げに田島は腰に手をやった。
「はいはい、ちっとも関係ねーじゃん」
「そーゆう花井は意味知ってんのかよー俺に文句いいやがってー」
頬をふくらます。
「.....あぁ意味は「細かい点まで手落ちなく厳しく行うさま。」だろ?」
田島は、固まった。「そー言えばお前頭良かったもんな...。」
「お前と一緒にすんなよ~」 花井が鼻で笑いながらそう言った。
「んだとー!」 田島は顔を真っ赤にして怒った。
「ははは冗談だっつーの~ 本気にしたのか?」
笑いながら真剣な表情で言う。「・・・本気になんてしてねーよ」
(可愛いな~・・・。) 花井が、フフンと鼻でならした。

もう、日が沈んで、周りは結構なほど、真っ暗であった。
2人が歩いている両側は、コンクリートの壁で、家がちらほらあるが、
2人の姿は家からは見えないほどだった。
「なーもう暗くね?車で呼んだ方が....。」田島がオドオドしながら言う。
「田島、こーゆうの怖いんだ」 花井は、初めて聞いた様に言う。
本当は知っていた。
「こ、こ....こわかねーーーよ!!!」無理に言う田島の顔は青ざめている。
「ははっ田島ーおもれーよ」
「・・・花井、部活とは全然性格違うな~なんか、怖いよお前」
「え、」 花井がギクとする。
「・・・・。」

2人の息が白くなる。この嫌な空気の緊張のせいか息がなんとなく荒い。
「お、前だけだよ。」花井がつぶやく。
「・・・。花井?」

「お前だけだって!」大きな声で叫んだ花井。その大きな声で、近所の犬がほえた。
「ど、どうしたんだよ花井!?」田島がオドッとしながら言った。

「お前何もわかってねーな。なんつーか鈍感て言うか....。」
「ん!?何?はないっ..................。」
その瞬間、田島の頭が電灯に当たった。「痛っ」
同時に田島は右側のコンクリに押された。
「な、なな!なにすんだよ!」田島は電灯にぶつけた頭を抱えながら怒鳴った。
「別に、」花井が言った。真剣な眼差しであった。
その目を見た田島も真剣な顔付きになった。
花井は田島をギュッと抱きしめた。なんて強引なんだ・・・。
「・・・・は、花井?や、やめようぜ?こんなん。」息が荒い。
「どうして?俺さ今お前にムカついたから、お前に罰をしてんの。」
「はぁ!?花井おかしいよ!.....。謝るからさっ ごめん」
「遅いよ。俺は・・・・俺は今ここでやらなきゃ駄目な気がするんだ。」
「なにが駄目なんだよっ意味わかんねー!」

そうグダグダ言っているうちに花井の手が田島の服を引き裂くように、脱がす。
「ちょ!お前何を・・・・」
「お仕置きだって。(罰)」
「だ、か・・・・ら、・・・っごめんって、」
花井の舌が田島の首筋を通る。「つぁ・・・・」声を喘ぐ田島に、花井はドキッとした。
「はぁ・・・っつ・・・花井、歯が、イタいってば.....。」
もう田島は抵抗をする気を失った。この甘い雰囲気に飲み込まれた。
周りは普通の暗い道なのに、ここだけ、何かの壁ができているかの様に暖かく2人を包む。

田島は、力を失いズッと腰を地面に落とした。

「田島?へ、平気?」花井が心配そうに訪ねる
「・・・あぁ、平気。」恥ずかしながら答える。
花井の攻撃はまだ止まらない。
「んぁ・・・。は、ない 俺もう・・・・。」田島がねだる様に言う
「え?」少しまごついた、いったい田島はどうしたのだろう。
「花井、お願い、入れてくれよ。」

まだ花井は勃起をしていない。田島のあそこは、どうなってんだ?
もう、駄目なのかな。

そう考えつつ花井は、田島の色々な所をなめ回す。
「ふぁ....。花井ー俺死ぬっまじで、なんかどうにかなっちまいそう。」
「死ぬなよ 馬鹿。」
照れながら、ふざけて言う花井。

なんだか、楽しい・・・・・嫌違う。俺どうかしてるな、何田島を、犯してるんだよ。
いや、まだ犯してないか。

「は、ぅ・・・・はぁはぁ、花井っ聞いてんのか?」
「え?!あぁ・・き、聞いてるってば、ちょっとまて、俺まだ・・・」
「・・・?」
「俺まだドキドキしてない。」
照れながら顔を真っ赤にして花井が言う
「オイオイお前から襲ってきたのに、これかよ・・・。」
「るせー!」
田島の乳首をカリッと噛む。
「あっ!・・・・・」 なんださっきの声・・・
「つか痛てーって!何すんだよ」
「んぁ!?ムカついた。お仕置きって事でいいよな?」
「聞くなアホー!」
その後は、乳首の周りをレロレロと舐める。いや、吸い付く様にした。
「ちょっ・・・花井っ あぁ ふぁ・・・っん」
「お、俺マジで死にそう・・・・。はぁはぁ・・・・」
「お仕置きだから仕方ない。」冷静な答えだ。
「なっっ・・・お前、酷いな・・・・んっあ・・・」

こりゃもう、入れるしかない。田島のあれはもうデロデロだ。
「田島ぁ、俺大丈夫かも・・・。」
「そーじゃないと俺が困る・・・ッツ。」
そう言って田島のズボンを脱がす。もちろん花井の舌はまだ活発に動いている。
田島のお腹の辺りを舐める。
「まじでさ・・・・やんの?」 田島が聞く
「今ここでやめてもいいぜ?まぁ俺が無理だけど。」 意地悪に花井が答える。
「・・・・やめんな。俺も無理。」

ヤバイよ俺。今めちゃくちゃ気持ちいいよ。一人でやるより全然イイ。
田島がそう思う頃には、田島の下半身も上半身も裸であった。

「・・・花井、お前手つき良いな。脱がすのはえーよ。」

なんだろ。最初は、あんなに嫌がってた田島も、今では普通に話す。(感じながら)

「いい?」
「え?」
「だから、入れていいかって・・。」
「・・・・駄目だ、待て待て!」
花井の頭を手を押しやる田島。
「なんでだよー!」
「お前まだ、あれだろ・・・。 あの・・・。そのー・・・あんま感じてねーだろ!?」
その言葉を聞いた花井はドキッとした。そこまで田島は考えていたのか・・・。
さすが、一人でオナニーやってる奴は違うな・・・・って何俺考えてんだよ

「あのさ、花井のいい?」 上目づかいの田島は非常に可愛かった。
いや、いつも可愛いけどさ、なんつーか。犬?と言うか。あぁ、俺ドSだな・・・。

何を一人で考えてるんだよ俺。

「花井、何考えてんだよ。いいかって聞いてんだけどー・・・。」
「えぁ!あぁ・・・い、いいよ。」
「んじゃ、・・・・・」田島が一生懸命に花井のズボンのチャックやらボタンを取る。

「・・・・!」 その瞬間2人の顔が赤らめた。いや、こうなるとは思ってたけどさ。
予想以上と言うか。なんか、恥ずかしい。
「は、早く銜えろよ。は、恥ずかしいんだよ見られんの。」
花井は真っ赤な顔を手で隠す。(ヤバイ・・・・。緊張しすぎて、言葉が・・・)
そう言われた田島は焦りながら口に花井のあれを含む。
「・・・・・・・っ!」 確かに感じた。ビクッと体が動いた。
それに気付いた田島は嬉しそうに、口に銜えたあれをなめ回す。
「ふぁ・・・・ た、田島ぁ・・・」 ドキン ドキン。
2人共、心臓の音がとても大きい。
なめ回す音は何ともやらしい音をたてる。
「田島、俺・・・ヤバイって、あの・・・・さ」
「モゴ・・・・」田島が何かを喋ろうとした時。
「・・・・・・・・・・・っつぁああああ!!!」
花井のあれから、白くて透明の様な液体が出た。もちろん田島は銜えているので、田島の口からその液体があふれ出た。

それを、全部舐める田島を見て花井は、頬を真っ赤以上に赤らめる。
「田島、ご、ごめん」
「んにゃ?」液体を舐めながら田島が答えた。
「先にイっちゃった。」
「えへへ、俺の勝ちだな~花井っ」 田島が液体を拭き取った後に言った。
「え!?ちょっ、お前それが狙いでか?!」 花井が照れながら言う
「いやー本当は違うけど、花井を犯してみたかった。」
やられた。見事に田島に犯された花井。何も言い返す言葉がない。
「んじゃ!先にイった花井に明日俺がお仕置きをしようではないかー!」
「えええ!?そ、それは勘弁っ」花井は驚いた。いや、驚くのは当たり前だけど、最初嫌がってた田島からそんな言葉が来るなんて思ってなかったから。
「俺の攻撃は強いぞ~花井なんて、1分でイかしてやるよー」
無理だな。 そう思った花井であったが、田島の冗談には少し本気の面もあった。

「早く花井を気持ちよくしてやる。」 と、言う事であった。

電灯には田島の口からあふれ出た液体がこぼれたあとがついていて。
田島の感じた形跡も残っていた。
地面にも同じ跡が残っていた。

「今・・・何時?」服をちゃっちゃか着ながら田島が言う。
「え?・・・と、今(夜の)9時ぐらい?」花井も同じく服を着ながら言う。
「そっか、まだ平気だな。」
「え?」

その瞬間時が止まった。

初めてのキスだった。

背の高い花井に対して田島は、つま先を立てながら思いっきり花井の唇にキスをした。
「んっ・・・・・」長い。長すぎる。
息が続かない。「んっんー・・・・」花井は苦しいと、田島の胸の辺りを優しく叩く。
力が出ない。舌と舌を絡ませられて、もうなにがなんだか分からない。

「ぷはっ」2人同時にそう言った。

「お前俺を殺す気かー!」息を荒くした花井が言った。
「だって、花井俺とヤる時キスしてくれなかったんだもん。」
なんと言ういい訳だ。・・・いい訳じゃないのかもしれない、でもとにかく大事な事を忘れていた花井は、もう一度田島にキスをした。
きちんとしたキスで、舌を絡めるわけでもなく、とにかく、とても優しいキスであった。
唇を離した。
「・・・・・・・・」
「・・・・こ、これが本当のキスだ、覚えとけよ・・・・。」
「・・・・!は、はい!」 田島が元気よくそう言って、

2人は暗い道を手を繋ぎながら帰って行った・・・・・。