変態小説集

アニメの同人小説を書いています。

おお振り(市原&大地)

2007-12-31 15:03:32 | おお振り
おお振り  埼玉・(市原豊&佐倉大地)


今日も野球。明日も野球。俺の人生には野球と言う文字が刻まれている。
そんな野球しかしない俺だったけど、あれがきっかけで、俺の人生が少し動いた。


「ふぁー・・・。今日は部活休みなのかー。つまんねー。」と言いながら両手をあげて伸びをする大地。
「ピロピロー・・・・」と その時、こんな朝っぱらから携帯の着信が鳴った。
「ん?誰だろ・・・・。」寝起きのままでまだ声も寝起きバリバリのまま大地は携帯に手をやる。
「もしもし・・・。」「おい!大地ー!」「!!?市原先輩!?」「んー。おはよう。」
「お、おはよーございまぁーーっす!」大地は市原の声を聞いて目が覚めた。大きな声でそう叫んだ。
「うっせーお前~ 携帯でそんなでけー声出すなよな~聞いてるこっちが疲れるぜ?」
市原は電話の向こうで、頭をかきながら呆れた感じで言った。
「あ・・・すぁーーせん。」大地は携帯で顔なんて見えないのに、ベットの上で頭を下げた。
「いや、いいけどさ、 大地今さ、暇?」いきなりのお誘いで大地も少しテンパった。
 大地はスッと立ち上がって自分の机にあるカレンダーをチラッと見た。
・・・・。カレンダーには何も書いてはなかった。
「大丈夫っす!何んもないっすよー!」「そか、んじゃさ今日俺に付き合えよ。」
「・・・・・!!!!付き合うんすか?!俺たち・・・!!?」大地は顔を赤らめた。意味が分からなかった。市原先輩が、そんな趣味だったのか?!と少し疑問に重いながら聞いた。
「ちげーーーよ馬鹿っ!お前本当に馬鹿だな・・・・。」携帯の向こう側で市原も顔を赤らめた。『なんでそーなんだよ』みたいに思ったであろう。
「そーじゃなくて、今日さ俺も見たい映画があるんだよ!んだけどよー1人で行くのも、なんか・・・・えっとー・・・と、とにかく!10時に○○駅で待ってるからさ、来いよな。」
まぁ要するに「寂しい」って事なんでしょうね。
市原は言いたいことを言ったらさっさと携帯を切った。
「んで、そーなんだよ・・・。ってかなんで俺、あんとき顔赤くなったんだよ・・・わけわかんね。」 携帯をいきなり切られた大地も同じ事を思ったであろう。

「あ、支度しなきゃ・・・。」大地は急いで着替えた。
今の時間は9:30であった。

「すぁーーーっせん!先輩!遅れましたーーーー!!!やっぱーちょ、朝食は、抜けないっすーーーー!!!」大地は市原の所へ走りながら遅れた訳を言う。
「・・・・。」市原の前に息を凄く切らしている大地が現れた。
「お前さ、普通に俺ん所についてから訳言えよ・・・。」 市原はまた呆れた様に言う。
「はっ!すぁーせん!はぁはぁ・・・・そ、の方が聞き取りやすいっすよね!?」
確かにそうである。
「あーいいや。もう行こうぜ?こんな所でグダグダ言ってても、切りがねー。」
「そ、そすね。」2人は駅の中に入っていった。 駅の中は人で沢山であった。
「これじゃ~はぐれても無理ないな・・・。大地?はぐれてないよなー?!」
市原は、少し焦った感じで大地に聞く。大地は普通に市原の後ろにいた。
「・・・・先輩?俺ここにいますよー。」大地は大きく手を挙げた。
もちろん、市原の後ろに大地がいるので、市原は大地が手を挙げているのに気付かない。
「・・・・!!?大地?!・・・・・おーい大地!手貸せ手!」市原は大地に手を出せと頼んだ。
「は、!?はい・・・」大地は市原の横に手を出した。
「お、お前がはぐれない様に俺がお前の手、握っててやるよ。」
市原は無理な嘘を付いた。そりゃそうだ。普通に考えれば。市原の方がはぐれそうだ。
大地は183㌢ある。普通に人を見下ろせるが、市原は171㌢しかないから、逆に市原が、はぐれそうな勢いである。
「せ、せ、先輩!?こ、これは?!」大地は不思議そうに握られた手を見る。
「るせっ!お前は黙って俺について来い。分かったな?」
「は、はい!」大地はその市原の行動を素直に受け止めた。
市原先輩の手はとっても冷たかった。顔はあんなに赤いのに・・・。大地は自分の心臓の音が良く聞こえるのに、気付いた。

気付いたらもう電車の中・・・・。

2人は電車のイスに座った。 窓からの景色が綺麗である。市原はその景色をジッと眺ている。
「ふお~・・・先輩、いつもあんなに駅って人多いんすか?」
「ん?  いや、わかんね。俺さあんま駅とか電車とか乗んねーんだよね面倒だから。」
さすが市原先輩。めちゃくちゃ面倒くさがりだな。
「・・・先輩?」大地がまた質問をする。
「ん?」市原はやる気の無さそーに返事をする。
「景色綺麗っすか?」しょうもない質問だ。「んー綺麗だな。」やる気なく答えた。
「・・・先輩!」またまた大地が質問をする。
「んだよお前っどんだけ聞きゃ~気が済むんだよっ」市原は振り向いて大地の顔を見る。
「いつまで繋いでたらいいですかねっ?」「!?」
大地は市原が繋ぎっぱなしの手を市原の目の前に出した。
全然気付いてなかった。たぶん市原は繋ぎっぱなしの手にもう、違和感が無かったのだろう。それか、大地の手が温かかったから。いつまでも繋いでいたかったのか・・・・。 もしれない。
「!!!お前!それ先に言えよ馬鹿っ!」市原は繋いであった手を勢いよく大地の手から離した。大地は、あっけらかーんをしていた。まぁ無理もない。

「先輩~どんな映画見に行くんすかー!?」「んー?いや、そんな凄いんじゃねーけど、なんか、友達がオススメだって言うから。『大事な奴』と見に行けって・・・いったからよ。お前誘ったんだよ。」市原は、鈍感だ。どうしてそんな恥ずかしいセリフをすんなり言うんだろう。
「え?俺って先輩に『大事な奴』って思われてるんすか!?」大地はビックリした。それと恥ずかしさで胸がいっぱいだった。少し顔を赤らめる。
「・・・・・え?」まだ気付いてない市原。
「お前っ何そんなに、赤くなってんの?ここ暑いんか?」市原は大地のでこを触った。
大地はその瞬間なにか、胸の奥でなったのが聞こえた。【ドキドキ・・・・。】
「いっいや!だだだだーいじょうぶっす!ちょっと朝熱いもん食ってきたんすよ!あはは、あははははー。」大地は市原の手を優しく手でどかした。
「本当かー?お前朝っぱらからよくそんな熱いもん食えるなー・・・・。」
「あ、あははーいやいや~ちょっと最近汗かいてなかったんでっ」

[○○駅○○駅。出口は右側です。]

「あ、降りるぞ。」市原はスクッと立ち上がった。
続いて大地も立った。 そして電車から降りて。2人は街を歩く・・・。
「うはー!さすが街!人沢山っすねー。」「おうよー。」大地はキョロキョロと街の景色を見渡す。市原は結構下まで下ているズボンのポケットに手を入れて歩いている。
市原は何かに気付いた。「ん。あったあった。あそこだ。」市原が立ち止まる。
どうやら映画館が駅に近かったらしい。「おおお!でかいっすねー!」「んー。じゃ、入るか。」2人は、映画館に入っていった。映画館のホールは東京ドームの3分の1ぐらいの広さで、かなり広い。肝心な映画を見る部屋もかなり広い。どうやら地下にあるらしい。
2人は地下へと、下っていった。地下も豪華な所で、ピカピカ綺麗である。周りの人もすべてが綺麗に見えてしまいそうだ。
「えっとー・・・。305番。」「俺は、306番っす。」2人は、席の番号紙を、店の受付の人に貰って。指定された場所(席)へ行く。

「んぉー・・・ここなんか、隣誰もいねー。くつろげるなーいいね~。」市原は回りに全然人がいないのを確認して、荷物やらを空いてる席に置く。
大地の周りにも誰もいないので、荷物やらを置いた。
「結構時間ピッタぐらいかな・・・。トイレとかお前平気か?」市原が大地に聞く。
「平気っす。」

【ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー】
【○△×での携帯電話の私用はご遠慮下さい。なおー・・・・・・・・・・・・・】
館の電機が段々と消えて真っ暗になった。
「あ、始まるなぁ。」この映画を見に来た客は俺等を合わせて、15人ぐらいしかいなかった。
「・・・・・先輩。これホラーとかじゃないっすよね?」大地が怖々と言う。
「・・・いや、もう俺どうだっていいや~」市原は、またやる気のなさそーに答えた。
「見にきたのにどうだっていいんすかっ!つぉ~先輩っ!その気持ち!何となく分かりますっ!!」大地は隣にいる先輩に、親指をグッと立てた。
「・・・お、おまっ分かるのかよっってかなんだその手は・・・ 」思わず市原はクスッと笑った。

それから、1時間 ・・・・
そんなどうでもいい話しをしている間に映画はドンドン始まってドンドン話しの内容は進んで言った。大地は真剣にに見ていた。自分から誘った市原は、大地の隣でグースカ寝ていた。
【いかないでっ!純也!!もう・・・あなたと離れたくない。】
【紀子っでも、俺はもういかなくてはいけないんだっ!】
【っなんでそんな冷たい事を言うのよっ!馬鹿馬鹿馬鹿っ!・・・・あなたを嫌いになりたいわ・・・。】
【・・・紀子・・・。】

「・・・・純也って最低っすね~先輩っ」と大地が市原の方を見たら・・・。
寝ていた。しかも、天使の様な寝顔であった。

大地はなんだかしらないけど市原の顔が目から離れなくなった。なんだろう。また始まった。このドキドキこれはいったいなんなんだろう。とっても、じっとはしていられない。

ふと、あの電車の中での言葉を思い出した。『大事な奴』・・・・。

大地の手が市原の寝ている顎をキュッと押さえた。
そのまま、大地はゆっくり、市原の唇に・・・・。大地の唇を重ねた。 その重ねたまま、大地は、こんなやった事もない技を、知らずに体が動いた。

大地の舌が、市原の口へと入って行く。大地は、市原の口の中で、市原の舌を探した。
 探すときの音が何ともいやらしい音であった。
水が跳ねる音・・いや違うもっと、ネバつく様な音だ。

その時、市原は息が出来なくなったので起きた。
口の中が・・・なんか、温暖かい。しかも、なにげないけど、力が出ない。
違う。なにげなくない。大地のキスのせいで、体が動かなくなってしまった。
腰にくる様なキスを椅子に座りながらしてしまったもんだから、よっぴどである。

市原が起きたのに、大地は夢中になりすぎて、気付かない。
「ん・・・・っんぷ・・ぁ。」大地の手が、市原のシャツの中に入って来た。
「んぁ・・・はぁふっ・・・・・。」言葉が喋れない。大地の激しいキスが邪魔をしている。
「んっ!んんっ!」市原がビクッと動いた。
大地はキスをしたまま市原のシャツの中に手を突っ込んで、市原の胸をさすり始めたから
である。
市原は、胸の辺りが弱いのか、息がものすごく荒くなってきている。
大地は変わらず、市原のリズムを崩し始める。

「はぁうっ・・・・。ん、んんぁ・・・・。」市原が、限界だと大地の胸を叩いてしらせる。
大地は慌てて口を離す。その時、大地のだ液と市原のだ液で、沢山になり、それを、大地は飲んだ。口からは、糸が引いた。

「・・・・はぁはぁ・・・んぁ・・・・」呼吸のリズムが狂った市原。
「せ、せんぱい?あの、あ・・・あの!すいません!」他の客は2人の行動に全然気付いていない。それはそうだ、2人のいる席は誰にも見えない様な感じの場所になっている。
「はぁーはぁー・・・おま、ぁ・・・ぇ。い、ぃきなり・・・どうしたんだよっ・・・。」市原はまだ自分の呼吸が定まっていないけど無理に訳を聞こうとする。

「えっと・・・。なんていったらいんだろ。先輩のあの言葉を聞いてから俺の何かが、狂い始めたんすよ。」正直に大地は言った。
「ぉ、俺のせいかー・・・。」市原の口から、大きく息が出た。
「そんなつもりでじゃないんすけど・・・。お、俺が悪いんすよ。」大地はシュンと悲しそうに顔を下げた。
「・・・。大地、言っておくがな。俺はお前の事・・・好きだぜ?好きだけど・・・。んぁー!面倒くせー!やるならとことんやれよっ!野球みてーにさっ!」恥ずかしそうに、また大胆な事を市原が言い出した。
「!!?先輩!?でも俺が野球みたいに先輩にしちゃったら、先輩たぶん、壊れますよ?」
翌々考えればそうだな。大地は野球に関してはものすげー天才馬鹿だからな。
その力をこれに使ってしまったら、とんでもない事になるであろう。
「・・・。じゃー・・・どうすんだよ。俺、今、たぶん勃ってる・・・。」「・・・。」「まじすか・・・?」
「まじ。って!オメーの責だかんなー!!!!!???」市原は叫ぶ。
もちろん映画館の中なので、小さな声で大きな感じの声である。

「シクシク・・・そうっすよね。じゃぁ・・・・・・ッ」 大地は椅子のススーと降りて市原の座っている椅子の前にしゃがみ込んだ。これなら、他の客には見えない。(もともと見えないけど。)
「・・・大地?大地くーん・・・何をするのかな?」市原がニコニコしながら嫌な予感がする・・・事を感づきながら聞く。
「何って、ここで入れるのはまずいんで、先輩のを、フェラします。」
「・・・って!お前っ!!下もかよっ!てっきり上だけで済ますんかと思ってたよっ!」
市原がつっこむ様に手を横にビッとやる。無論誰もいないけど。
市原がふざけた一人漫才をやっているうちに大地の方は着々を進んでいった。
「チーッ」っと市原のズボンのチャックを開ける。
「うお・・・ヤバイ。この時点で俺感じてる・・・・大地、やっぱ、やめね?」
市原が顔を上にググッとやって言う。
「先輩~もう遅いっすよー。俺の方が準備万端なんすからー。逃げないで下さいよ?」
上目遣いで市原をズハッと落とす。「・・・・ッに、逃げネーよ。」
「先輩の大きいっすね~。」市原のパンツの上から、大地は優しく市原のあれをさすった。
「ちょっおまっ・・・・ぇ。そりゃなしなしなしっ中途半端なの俺駄目だわっ」
我慢が出来ないぐらいヤバイよ俺。大きな声で感じたい。そう市原は思っていた。
「っ先輩、中途半端なのが駄目なんすか、んじゃ~。」嫌がらせなのか?大地はものすごく中途半端に市原のあれをなでた。人差し指でツーッとあれに縦線を描く様に触る。
「んぁ・・・・大地お前・・・殺すぅ・・・ぞ?」市原の顔は真っ赤である。
「先輩。めちゃくちゃ可愛いっす。」大地は何度もそれを繰り返す。
「んあほっ、」「先輩のこれ、もの凄く敏感なんすね~。」大地は、ゆっくりパンツを脱がせた。市原のあれは、もうトロトロでネバネバなものが出ていた。
「わっ!すげぇ・・・・。」あまりの衝撃に大地は言葉に焦った。
「あんま見んなあほっ・・・・恥ずかしいんだよ・・・。」市原は顔を横にプイッとやった。
なんとも可愛いしぐさだ。

「ぁはんぐっ」大地は大きく口を開けて市原のあれを銜えた。
「んっ・・・。」大地が市原に一つ一つ感じる事をすると市原はちゃんと、それに答えてくれる(感じてくれる)
大地は銜えたまま、舌で市原のあれの先っぽの部分をチロチロと舐める。
「ぁあ!あぁぅん・・・・だ、だ、いち。ヤバイって。こ、れ、あぁ!」
この攻撃はものすごく市原には効くらしい。
大地は市原の感じる姿を見ているだけで十分だ。大地のあそこもムクムクと大きくなってくる。
今度は、また銜えたまま前後に動かしてみた。銜えたり出したりの繰り返しである。
大地の口からは、大量のだ液と市原の精液が出てきた。

「はぁあああ!あぁ・・・あはっう・・・・・。お、おかしくなりそ、・・・う。」
市原はものすごく感じているらしい。
何回かそれを 繰り返して。

大地は口から出した。市原のあれからは、白くて甘じょっぱい液が出てくる。
「はぁーはぁー・・・。大地。もう、少しでイきそう俺。」
市原が弱々しい声で言う。

「先輩?だ、大丈夫っすか?」大地が心配そうに効く。
「大丈夫だと思う、今の所はぁあ!・・・・。」疲れ切った顔で、市原が答えた。と同時に大地が市原の穴に、手を入れた。
「あぁあああああ・・・・あふぁぁ・・・。お前・・・話しの途中でかよ・・・。」
指を器用に使って、市原の穴の中をまさぐる。
「先輩、気持ちいいっすか?こことか・・・・こことか・・・。」大地は完全に遊んでいる。
「聞くなよあほっ!ぉああっんぁああああ!あ、あぁんっ・・・・」

左手で、市原の穴をまさぐって、何もしていない方の右手で、市原のあれの先をクニクニし始めた。

「おまっ2つ一遍にそんな事し・・・・たら、あぁあああ!(ビクビク)あぁはっあぁあああ」
市原の腰がなんとなく浮いた。それと、今更だが、目からは涙がこぼれている。

「先輩痛かったっすか!?」「ちげっ・・・・ぁああ・・・・んっ・・・き、もぉひぃい・・・だ、けだ。」

「・・・・クック(笑)せ、先輩呂律が回らないほど、ヤバイんすか?」にやけた顔で、大地は市原の顔を見る。
「おまっお前ふざけんなよ・・・・んぁっ・・・・。あ・・・・や、ヤバイ、イく俺、も、うぅ・・・・あぁあああああ!!!!!!!」市原の精子は勢いよく飛んだ。急いで大地が口で受け止めた。
「あ・・・・あ、はぁはぁ・・・・・。」ガクンと力だ抜けて。市原はさっさか、パンツやらズボンやらを、履いた。
「!!?先輩、まだ、精子ついてたのにっ」「るせぇー!さっさと履かねーと映画終わった時にや、ヤバイだろ?」
市原は恥ずかしさのあまりに、大地の顔も見ようとしない。大地は、自分の席に戻った。

「先輩?後悔してないっすよね・・・?」心配そうに大地が恐る恐る聞く。
「後悔して何になるんだ?んったく。・・・・。映画。」
「へ?」
「映画見れなかったじゃねーか。」ふざけた様に市原が言った。
「あぁ!そうっすね。ってか!先輩寝てたじゃないっすかーー!!!」
「・・・るせーな~!!まだ、今やってんだから静かにしろよっ」顔をまたフイと横に向ける。
「なんすかそれ~先輩たっら。」大地は市原の頬をツンを突く。
「ちょっ!おまっ」避けれなかった。もろプニッと頬を触られた。
「映画終わったら。覚えとけよ~・・・。その時、戦争が起きるからな~・・・。」
怖がらせるように言っているつもりなんだろうと思うけど、全然インパクトがなくて、怖くない。逆に小さくて可愛いと大地は思った。
「ははっ先輩はいつになってもお小ちゃまっすね~」呆れた様大地が言う。
「馬鹿なお前に一番言われたかねー。よっ!」

そんな頼もしい会話をしているうちに映画のオチも終わってしまった。

二人は映画館を出て賑やかな街を歩き始めた。人混みが凄かったので
はぐれないように、手を握ったまま。帰っていった。