変態小説集

アニメの同人小説を書いています。

おお振り(織田&叶)

2008-01-18 18:04:57 | おお振り
【前半】



(後半)

「・・・織田??お前・・・どうしたんだよ。」
叶は抱かれた織田の腕を強く握ぎる。
「・・・っ」強く握られた腕は赤く跡がついた。
2人は「ハッ」と思うようにその場を離れた。
「きょ、今日の事は無しや、全部忘れろ!」
照れくさそうに、自分はなんて事をしてしまたんだろうと思う様に織田は下を向いた。
「は!? んだよそれっ!あんな事しておいてそれかよっ!」
叶がキレた。その目は、少し涙目で目の回りは赤かった。
「んでも、ないっちゅ~ねん。」小声で織田は言う、が。
「なんでもなくねーって!じゃあ・・・・・口止め料な。 叶は照れくさそうに織田の手を取る。

「何!?」 「口止め料ーーっつてんだろ!!俺と三橋との!!」叶は耳を真っ赤にいて怒鳴るが・・・。「あぁ?なんやったけ~?」さっきと立場が逆になった。
「・・・お前な~・・・まぁいいや。」と、そういって叶織田の手をグイッと自分の方に引き寄せた。引き寄せられた織田の体が前進した。

薄く、柔らかくて、暖かい叶のむくもり(唇)。

織田のファーストキスは、叶だ、。

「!!!!!!???!・・・・んっ!」びっくりして織田は腰が抜けた。地面にドタッと倒れた織田の体を小さな体で叶がのし掛かる。
「か、のう?・・・んっ」何がなんだかわからなくなった。
(ここ、外やで?ここでいいのか?これってこんな人様に見せる様なもんなのか?!)
「ちょっ!まてまて叶!ここじゃないとあかんのか?!」
焦って叶の肩を押して叶を止める。

それに気づいた叶がスッと立ち上がって・・・

「俺んち来いよ。ほらっ 」と言って目が点の織田に手を差し伸べる。

こうして織田と叶は、歩き出す。もう外が薄暗い。

2人で部活帰りでよく通る道も、コンビニもすべてが
 違う世界に見えた。どうしようもないこの時間。
たまに手がぶつかる時の「ドキッ」とする気持ち。

今はいつもと違った。これから俺等がする事で
すべてに意識してしまう。

叶の家についた時は心臓が飛び出そうな位ドキドキしていた。
「今日さ、親、旅行でいないんさ。」
「へ、へ~」ぎこちない会話が続く・・・・。

叶の家はごく普通な家である。
部屋の中もなかなか綺麗でよく整理されてる家庭である。

「まぁ適当にそこら辺座って?」近くのソファーに指を指して織田を座らせた。
そう言って叶は台所でと行ってしまった。
(なんで台所なんや?お飯事かっんなアホな・・・。あ、お茶入れてくれんかな~。)
織田は叶の帰りをじっと待っていた。

織田の目に飛び込んできたのはとんでもない光景であった。
『おかえりなさい。お主人様!!今日はお疲れでしょう?  
            食事にします?お風呂にします?それとも・・・オレ?』
(!!!!!!!!!!!!??????????!・・・・!な、なななな!?なんやこれ!?)
「え、あの、あの・・・か、のう。これは・・・?」あまりの予想外?と言うか絶対にあり得ない光景に織田は口で上手く喋れない。

「ぁ?これか?」と言ってひらひらの白いエプロンをピラピラさせながら叶はニシシと笑った。
「織田をびっくりさせようと思って・・・。びっくりしたろ?」
「いや、びっくりする前に、心臓が出てきて死にそうやわ・・・。」
叶は「ヤッタ」と言う様な表情で何かを勝ち誇った様にしている。
(・・・・何だ?)疑問に思った織田は首を傾げていた。

「あ、つかオレ風呂入る。」
なぜ風呂にするかと言うとそうじゃなきゃ叶と合わなくてすむからだ、食事なんてどうせ目の前で叶と一緒に食うんだと思うし、・・・。「オレ?」ってなんだお「オレ?」って。
そんなのはもー論外だ。何かわもうわかってる。
そうなると唯一、この興奮を抑えるためには「風呂」しかないと思ったからだ。

風呂の場所を教えてもらって服を脱いで。風呂場に入る。
広さは約二畳か三畳ぐらいの広さだ。まぁ普通だ。

湯船に使って心を落ち着かせる。「ふーこれで少しは楽になる・・・。」とその時。

ガラガラ。「!!!?」「叶なんで?!お前っ!」これも予想外だ。
驚いて織田は近くの桶で顔を隠す。
「・・・・なに、隠してんだよ~。」叶は腰にタオルを巻いてあとは裸だ。
「叶、どうして・・・・」桶から顔をひょこっと出して訪ねる。
「どうしてって・・・・。なんでだろ。三橋の事忘れたいって思った。」
(は?なんの話やっ!・・・ぇ?)
叶は真剣な顔で織田の顔を見つめている。
「三橋の事を・・・・忘れたらどーすん。何か良い事あるんかいな。」
薄々わかったけど叶の口から直接聞きたいと言う意志で口が意地悪である。
「・・・三橋の事忘れた、ら。織田の事だけ考えてればいいと思った・・・から。オレん家に着いた時になんか三橋の時とは違う気持ちがしたんだよ。」
(違う気持ち?そりゃ普通の友達って考えじゃないのか・・・。)
その考えを叶に悟られて
「さっきお前「友達じゃないのか?」って思っただろ。ちげーーよ!オレはっ・・・。織田の事を・・・・。これから考えて行きたい。織田の事で頭をいっぱいにしたい。」

「だから?」

「だから・・・。今ここでお前の事でオレの頭をいっぱいにしろよ。」
なんて強引な発言なんだ。でも叶が言うととても可愛らしくて嫌な気持ちにならない。
叶。オレはずっと前から・・・オレの頭の中はお前でいっぱいだったんだよ?
お前は知らないと思うけど。オレは・・・・・。

叶のすべてが欲しかったんだよ。

「いいよ?こっち来な。」手を差し伸べて、冷たく冷え切った叶の体をよいしょと湯船に浸からせた。
「・・・・。あったけ。」「オレが?」「ちげーよ。風呂が」いつもの2人の会話に戻ってそのまま叶はクルッと後ろを向いて織田と向かい合わせになった。
「こーすっと。織田の全部見えるんだよ」ニヤケた顔で意地悪く言う。
「!!!なっなんやそのニヤケはっやらし~なっオレだって、叶の全部見えるわっ!」
負けじと思い織田も意地悪く言う。
「・・・・!なっお前!見んなよっ!」
見たくなくても(見たいけど)見えるからしょうがない。
「んじゃ、もっと見せてや」よっ と身を寄せて叶に近づいて叶の首辺をレロッと舐める。
「・・・ッ!」顔を真っ赤にした。首から耳へ。耳の中まで織田は舌を器用に使って舐め回す。
「はぅっ・・・!」叶は耳の中を舐めたら、いやらしい声をあげた。
「気持ちよかったんか?」「馬鹿ち、ちげーよ」
(照れ屋さんだな~・・・。)と思いながら次は耳から口元へ行った。
「・・・ぁ、はぁはぁ。」「んっー・・・・」叶の舌を絡め合わせて。ピチャ ピチャと音を立てながら激しく舌を動かす。そのうち織田の手が叶の胸へ行き。
叶の乳首を優しくなでるように優しく触る。「んふっ・・・・んっ」息が出来ない。あまりの興奮で呼吸をどうやってするのかも忘れてしまいそうだ。
苦しくなった叶は織田の舌を歯で噛んだ。
「!!!!いっー・・・・つ!」そりゃ痛い。
「な、なにするんや!いい感じだったんにーー」織田はすねる様に叶に言う。
「馬鹿か、殺す気かよっこっちゃ~苦しいんだよっ」
「なんで苦しい方が燃えるやんか」
「アホ」
「・・・・・ドケチ。」

と言って今度はその噛まれた舌で叶の乳首へと。
叶の体をお湯に完全に浸からせて。織田も風呂のお湯を飲んでしまいそうなくらい舐める。舐める。とにかく吸ったり舐めたりを繰り返した。
「うあっ・・・・!お、かしくなりそっ・・・ッ。」
「・・・・おかしく・・なれや。」
二人の息が荒くなった頃。

織田はそろそろ・・・と言う感じで叶の穴に人差し指を突っ込んだ。
「んひゃっ!」「あ、あ~・・・・あかんかった?ちょい早かったか?」オドオドとしているけど手は動かしたまま。
「ひっひゃぁあ・・・んっ   へ、いきだっつーの、こんくれ~・・・・。」
強がりである。 織田は指を抜いて・・・・
「そか、ならっ・・・・。」と言って織田は叶を持ち上げて叶の穴目掛けて射れた。
「!!!!!!!!!!!いっっつっ!」びくんと反応して叶は激しく風呂の中で上下に動いた。2人の動作で風呂のお湯が下へと流れる。
「お、だ!お湯、お湯入ったってばぁ・・・!」
「え?まじか」
叶の穴にお湯が入ったらしい。たぶん塗るま暖かいものがドクドクと入って来ていると思う。
「はっはぁ・・・お、だぁ、いてぇ・・・。ぁ」
涙を垂らしながら叶は言う。
「・・・・ッ叶力抜けって・・・・ッ」腰を上下に動かしながら水が跳ねる。
「無理だってばー・・・。」泣きながら手を織田の首の後ろに回してギュっと抱いた。
「大丈夫だって、ほら、だんだん叶のほぐれてきてるから。」
「ほ、んとか・・・・・?」確かに叶の堅かった体が順々に落ち着いてきて柔らかくなってきた。
「・・・あ、ぅん・・・・ひ、ひもちい・・・っ」
「・・・・んっ・・・オレそろそろ・・・。」織田は叶が気持ち良くなった所でそろそろ出るらしい。
「ぇっまじかよ、でもオレも、もうだ、め・・・。」

「・・・・・・・・ッ」織田の体がビクビクと震えて叶の穴からは白い液が出てきた。
透明で綺麗なお湯が白く濁る。
「あはっうはああ、ああっあ・・・・・ッ」
ガクッと肩を落として織田の胸に叶がグタリと身を寄せる。
「だ、大丈夫か?」
「つかれた。神経的にも疲れた。このまま寝させろ。」
と言って叶は織田の胸の中で織田の体温とお湯の温度に浸かりながら胸の中で寝た。


「まじで寝たんかよっ。あ!おまっよだれ垂らすなよ~!!?」
そのまま2人は風呂の中で1夜を過ごした。

次の日、2人とも風邪を引いた。
「お前のせいだかんなー」「なんやと?叶があのまま寝たからやろっ」

二人の口喧嘩は長く続きそうだ。