les Frere-Soleil

ハンドメイドの布小物を作っています

おひさしぶりです。

2011-03-25 08:59:24 | 日記

2週間前の東日本大震災で、被災され、今もなお大変な生活をしていらっしゃる方、
そのご家族の方に、謹んで心よりお見舞い申し上げます。

こんな簡単な言葉を言われても、何の意味もないことは、重々承知しているはずなのに、
言葉がみつからない私。。。  言葉ではなく、気持ちは通じると信じてブログ再開します。

長男くんの、高校受験が大詰めを迎え、私はハンドメイドに費やしていた時間を、
おやつ作り、夜食作りにあてていたもので、ブログがいつもにもまして
日にちが空くようになり、そして3月11日の震災後からは、人ごとではなく本当に心が痛み、
何もする気がなくなっていました。

16年前の阪神淡路大震災当日、長男くんは兵庫の自宅で5ケ月の胎児として、私のお腹で被災しました。
私が精神的に参ったり、瞬間的に記憶がとんだりして、かなり居心地の悪いお腹の中だったと思うのですが、
無事危機を乗り越え、生まれてきました。

何度もその当時の状況を聞いてきた彼は、高校受験を5日後に控え、動揺を隠しきれない様子でした。
私も涙がとまらない状況で、このままでは。。。と子どものいない時間にだけテレビを見るようにしました。

とりあえず、くいの残らないように、全力が出せるようにと、家族全員普段と変わらなく接し、もちろん
東北、関東の方たちに何かできることはないか? ということも、話あいました。

目の前で始まろうとしている自分の現実と、同じ日本で大変な思いをしている人への思いが、入り交じるなか
集中して長男くんがんばりました。

野球の監督と仲間、学校の先生に同級生、塾の先生、親戚の方々から、本人や家族に、励ましの言葉をたくさんいただきました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。  

昨日合格発表があり、本人が望んでいた公立高校に進学することができました。

ありがとうございました。

こんなに更新されなかったブログに、それでもたくさんの人が毎日訪れて下さって、
”更新されてないけど、どうしたの? 大丈夫?”と声をかけてもらったりして、
私は本当に幸せもので、ブログをやっていてよかったと実感しました。

大きくなったとはいえ、難しい年頃を持つ親で、これからも子育て優先は変わらない生活なので、
何でも器用にこなすタイプではない私、いつ何時 あれれ~  という事態になってしまうやもしれませんが、
どうぞ、気長におつきあい頂ければ、とってもうれしいです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今の神戸があるように

”負けないから 日本”