解禁『四月の雪』・・Ⅲ・・感想

四月の雪・・映画を観て。

ホ・ジノ監督が、静かで大人な映画を作りました。

“泣き所”“笑いどころ”を教えるような映画ではなく。
其々のシンクロ場面、セリフ、感情・・・・個人にゆだねられます。
それは、観客それぞれの歴史がちがく経験もちがく、
その違いがそれぞれの感動を生んでいくように思えるからです。

この映画を味わえる自分に、大人になったのかなぁ・・と実感。

そして、ソン・イェジンさん。
彼女が秀逸だったと、個人的に思います。
昭和美人な美しさや素朴さが、この映画に色をつけています。

あの感情を撮影中ずっと維持していくのは
精神的にも肉体的にもきつかったはず。

そして、ペ・ヨンジュン＝インス。
インスのセリフがどこまでも少なく、吐き出す感情が痛いほど。

成功だと思います。
この作品に決めた事を。

ホ・ジノ監督。
こんな切ない映画撮り続けて、罪ですね。

最後に、ヨンジュンssiファンらしく。
めがねを取った瞬間、良いです。
そして、インカム姿。ナイスです。